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京都大学大学院卒の私が大手企業、フリーターを経てココロ・ミルという教育系企業に決めたワケ!?


個別指導塾ココロ・ミルで講師をしている大森洋成です。

私は昨年の9月に入社し、社員・講師として働いています。

今回は、私がココロ・ミルの講師になるまでのストーリーをご紹介させてください。

教えることが好き

話は約10年前、大学生の頃にさかのぼる。

入学したての1年生の前期、大学生活に慣れてきたところで期末テストの時期がやってくる。

受験勉強と同様に大学のテスト勉強も1人でやろうとしていたところ、

学科の友人たちから勉強会に誘われた。


「友達と一緒に勉強ってどうなんだろう?」


とりあえず参加してみることにしたが、この勉強会に参加したことは自分の人生に大きな影響を与えた。

みんなでノートを見せ合って情報共有しながら授業の復習を進めていく。

大学の勉強は情報共有が大事で、こうして勉強をしているうちに重要なポイントがわかるようになり、

期末テストに出そうな問題を予測できるようになった。

いつの間にか自分が講師のようになって、友人たちに教える役割になっていた。


成績発表の日に、仲の良い友達から

「無事に単位取れてたよ!教えてくれてありがとう!」

と感謝されたりして、嬉しかった。


テスト期間が近づくたびに、

「一緒に勉強会やろう!」

と友達に頼られるようになって、それも嬉しかった。


学期を重ねるごとに自分の教え方がわかりやすいと評判になり、勉強会に参加する友達が増えていった。

今になってわかったことだが、これは個別指導塾の講師の仕事とほぼ一緒の流れだ。

自分にとって勉強会の成果は、わかりやすく伝える技術が身についたことだった。


そして、わかりやすく伝えるためには自分の理解度を最大限まで引き上げておかないといけない。

半年に一度の勉強会開催のおかげで成績が抜群に良かったことから、

親や友人からのすすめもあって京都大学大学院に進学した。


進学した大学院は京都大学大学院公共政策教育部という特殊なところで、

研究者ではなく中央省庁や都道府県庁など公共部門に就職することを目指すものが60%以上。

自分も当初は同様の道を考えていたが、いつの間にか興味を失って民間就職に切り替えた。


初めての挫折

ところが、24歳で大学院を修了してから、ココロ・ミルの社員講師になるまでの期間のほとんどを

フリーターとして過ごした。

というのも、新卒で入社した大企業では4月の研修中にいきなり適応障害を起こして

超スピード退職してしまったのだ。

学生の頃にやりたい仕事が全くわからず、なんとなく就職してしまったのも一因だと思う。


「今まで挫折したことはありますか?」

新卒就活でよく聞かれる質問だと思う。

正直、就職するまで自分は挫折したことがなかった。

初めて味わう挫折…半ば投げやりになっていた。


ファーストキャリアからつまずいた。

会社組織に全く適応できそうにない。

今後、やりたい仕事も思いつかない。

完全に心が折れ、3ヶ月ほど寝込んでしまった。


再生〜3人制バスケットボールとの出会い

3ヶ月寝込んで悩み抜いた末に出てきた結論

「好きなことをやる」

寝込んでいた状態から外へ出るきっかけになったのは、

子供の頃からずっと大好きなバスケットボールだった。


最初は崩していた体調を戻すきっかけにする程度の予定だったが、

あっと言う間に体調は回復し、すっかりバスケにのめり込んでしまった。


カフェやスポーツジムでアルバイトをしながら、地域の体育館や公園に行き、毎日練習に励んだ。

そんな生活を1年ほどしていると、3人制バスケットボールのプロテストに合格


ストリートバスケにルーツを持つ3人制バスケはまだまだマイナースポーツ。

プロといってもほとんどが別の仕事をしながらの兼業選手、セミプロだ。

周りの選手たちは社会人と両立しているのに、自分はまだフリーター。

「京大院卒、ストリートボーラー。意味がわからん!働け!笑」

先輩たちから、こうやってからかわれることも多かった。

「そろそろ仕事のことも真剣に考えなきゃいけないですね」


転職活動〜子供と関わる仕事

ある日、小学校の同窓会に行くとそこで再会した先生から、

「ミニバスクラブの後輩たちを鍛えてやってくれ」

そう誘われたので、母校の小学校でボランティアとしてコーチをしてみた。


毎週、バスケットボールを教えながら小学生たちとコミュニケーションができるこの時間は

とても楽しかった。

子供たちが想像以上のスピードで上達していく姿を見るのも嬉しかった。

「子供と関わることを仕事にすれば、今度は上手くいくかもしれない」


職業適性検査では、人と関わる仕事が向いているという結果だった。

確かに、カフェやスポーツジムでの接客の仕事は好き。

人と関わる仕事、その中でも子供に関われる教育・福祉系の仕事で間違いないと確信した。


ある会社から子供と関われる仕事を紹介してもらった。

ただ、塾業界の労働環境の悪さは学生時代の個別指導塾でのアルバイト経験で知ってしまっていたので、

塾講師になるつもりはあまりなかった。

発達障害の家族がいる影響もあり、児童福祉施設が有力な候補だった。

そこで出会ったのが株式会社おもいで、個別指導塾ココロ・ミルの求人だ。

塾の求人は多いが、その中でも平日の勤務時間が15:00-21:00の6時間。

完全週休2日制という労働条件を見て驚いた。

「教育系企業でこんなに良い職場があるのか!」

迷わず応募した。


山田塾長との面談を重ね、模擬授業も体験させてもらい、イメージとのギャップがないことを確認できた。

ありがたいことに28歳にして社会人経験がほとんどなかった自分を、新卒扱いとして採用していただいた。


現在は、3人制バスケットボール選手としての活動と両立させてもらっている。

このように、自分の望む働き方を選択できることも決め手の一つだった。

いずれは教育の仕事に専念しようと考えている。


あとがき〜働き始めてから8ヶ月

紆余曲折を経てココロ・ミルの講師となってから、早8ヶ月が経過した。

生徒ひとりひとりと対話を通じて向き合える個別指導の仕事は、自分にとても合っているように思う。

学生の頃から培ってきた、「わかりやすく伝える技術」は仕事にとても役にたっていると実感する。

1月〜2月の受験期も経験して、担当していた生徒たちが結果を出す喜びを知ることができた。

講師の仕事のゴールはこの瞬間。

そこまでの地道なプロセスを築いていく必要がある。

年度が変わってから、徐々に担当生徒も増えてきている。

様々な個性の子供たちを相手に仕事をしながら、「子供たちの心を掴むこと」、「子供たちを引っ張っていくこと」の難しさにぶつかりながら、より良い講師像を模索する日々である。

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