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1度の指導を大切に

緊急事態宣言があけてから、はや1ヶ月が経ちました。

4月からは新生活を頑張るぞと意気込んだものの、予想もせず4~5月の間は多くの時間を1人で過ごすこととなってしまいました。

自分自身は家にいることが好きな人間なので、この自粛期間は自習をする貴重な期間として満喫していましたが、みなさんはどのように過ごしたでしょうか。

子どもたちにも勿論、ずっと家にいるのは嫌だったという子もいれば、家にいることが好き、まだいたいと話してくれる子もいました。これは特に大人子どもに関わらず、個人個人のストレスを感じる空間の違いがあるということなのでしょう。実際、自分も2ヶ月ずーっと外出して過ごすことを強いられたら、しんどいと思います・・・。

生活するだけでも場所によって、各個人のストレスの感じ方が違うわけですから、当然勉強においてもストレスの感じ方はまた違うものでしょう。自粛期間中に成績が下がってしまった子、変わらず取り組めた子、日々の生活の変化で学習習慣が変わってしまったことは子どもにとっては大きな変化になったはずです。

今年の受験生はコロナウイルスの広まり方次第で、定められた空間でひたすら自習をしなければいけない状態になることも十分考えられます。

過去にないほど、決められた1つの場所で学習をできるかが、重要になっているのかもしれません。 

現在ココロミルでは新入社員が児童の自習への課題として、集中して自習に取り組める環境、習慣、サポート方法などを模索しています。自習でやる範囲を指定してあげるだけで進む子がいる一方、勉強を1人ですることが習慣化されていない子がいるなど、一定の関わり方では難しいなあと日々感じています。そもそも集中するのが難しい子は10分や30分程度の短い時間でも、おそらく他の子の数倍のストレスを感じているはずで、それが数時間ともなれば1日勉強するだけでとんでもないストレスになってしまうのは想像できます。

自習ができるようになる方法にも指導方法と同様、1つの一定した答えがあるわけではないでしょう。しかし、日々答えがなくとも改善できる悩みに頭を使うのも、仕事の1つの醍醐味でしょう。人と一対一で関わるこの仕事では、このような答えのない中でも大切なことを1つ人つ考え、日々の指導を行っていくことが大事だとこの1ヶ月で痛感しました。

まだまだ未熟ではありますが、今後も1日1日、1回1回の指導を大切にしながら、子どもとのコミュニケーションや指導を楽しんでいきたいです。

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