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地元のまちづくりにどう関わるか?①

くらじか(倉島事業開発)の三輪です。社内では、オペレーションとイベントを担当しています。

くらじかが今後、現在商業施設を利用される方々や、近隣のまちとどう向き合えば良いのか?という観点から、近隣住民の方々と近隣企業の担当者と現在「まちづくり」を行い、所在する川中島平を活性化しようと近々にNPO法人を設立を目指しています。

地元の子供たちの自立性と創造性を磨くお手伝いをし、「地元の歴史や特色を語れる」環境づくりを目指すNPO法人になればと頑張っています。MHOKと聞いて「エムホックって何なの?」と思われる方が大多数だと思われます。
その生い立ちからお話しします。
入社して「地域に寄り添う青木島ショッピングパーク(以後ASPと表示)とは?」と考え、何か地域還元型の、「地元のお客様と一緒に何かできる事はないだろうか?」と思っている時でした。
埼玉の上里町(本庄市のとなり)に「ウニクス上里」という大型のショッピングセンター(以下SCと表示)の視察に伺わせて頂く機会があり、支配人の佐々木様にお話を聞く事が出来ました。
支配人のお話によると、ウニクスオープン時、最初に地域の目玉は何か?と思案していたところ、本庄・上里地区は昔から、吹奏楽はじめ音楽関係で表彰される優秀な演奏者やアクターを輩出していることが分かったと聞きこれがヒントとなって、支配人は、「地元には、元演奏者だった方がきっと多いはずだ!」と考えた。ミュージシャンのOBはじめ、地元でバンドをやって演奏したい方々を集め、「おやじジャズバンド」の演奏者の公募をしました。それと並行して、空き店舗のスペースにライブハウスを作り、地元のバンドマンたちの集まる話題作りも行いました。さらに、月1回行われるファーマーズマーケットにステージを設け、民間バンドの演奏の場を設けると、あっという間にライブハウスの利用者の予約が埋まり、月1度のマーケットの時ライブ出演も予約が現在半年~1年待ちとなりました。
おやじジャズバンドの初回コンサートにたどり着くまではたくさんの様々な問題がありましたが、なんとかコンサートに漕ぎつけられました。その「おやじジャズバンド」のコンサートまでの物語を、地元の出身者で、よく刑事ドラマに警察署長役等で出演される俳優清水省吾さんや井上順さんに出演を依頼したところ、快諾して下さいました。そうこうしていると、地元の行政も協力を申し出て下さり、、なんと出来た映画がDVDレンタルショップに「JAZZ爺MEN」とネーミングし、全国に並ぶに至りました。そうなると行政の関係も増々良くなり、この活動を「特定非営利法人彩の国地域活性化協会」と称しNPO設立に至りました。現在は地元の特産品の開発やまちづくりまでに活動が増え、埼玉県のホームページにリンクするに至りましたとの事。
このお話をお聞きしているときに私は胸の中が熱くなり、「これが今後弊社の目指す、SCの未来への方向性だ!」と確信しました。

【次号につづきます。】

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