栗原学園グループ情報システム部では、ベトナムとのオフショア開発を推進しています。
しかし私たちが取り組んでいるのは、単なる「開発リソースの確保」ではありません。
オフショア開発を通じて、エンジニア組織の在り方や教育事業に対する視座を進化させています。
1. 「もしベトナムで事業を行うとしたら?」という視点
ベトナムのエンジニアと日々協働する中で、私たちの視野は自然と広がりました。
開発のやり取りをする中で、
- 教育制度の違い
- 働き方の価値観の違い
- 市場の成熟度
- デジタル化の進み方
こうした話題に触れる機会が増えました。
その結果、単なる受発注の関係ではなく、
「もしベトナムで教育事業を展開するとしたら?」
「日本教育モデルは海外でどう通用するのか?」
といった、事業視点の問いを持つようになりました。
IT部門にいながら、グローバルな事業視点を持てるというのはまだまだ成長途中の教育法人だからこそできることです。
2. 場所を問わないエンジニア組織づくり(ラボ型チーム)
私たちはラボ型でベトナムメンバーをマネジメントしています。単発の外注ではなく継続的に開発にあたるアジャイルチームとして動いています。
- タスク管理システムでの透明性あるタスク管理
- Gitベースのコードレビュー文化
- 定例MTGによる認識合わせとタスク進捗確認
- 品質基準の明文化
- ドメイン駆動の開発
これらを通じて、
「どこにいても機能する組織」
を作るべく取り組んでいます。
- 仕様の構造化能力
- 非同期コミュニケーション設計
- 文化差を前提とした組織設計
といった、高度なエンジニアリングマネジメント力にチャレンジしていると言えます。
この経験は、将来的にCTOやVPoEを目指す方にとっても大きな武器になります。
3. 日本の教育ビジネスを“高い視点”から見ることができるようになった
海外メンバーと協働することで、日本の教育ビジネスの特性がより明確に見えてきました。
- きめ細かい保護者対応のニーズ
- 日本特有の現場のオペレーションの複雑さ
- 日本の法規制の独自性
- アナログ文化とデジタル化のギャップ
日本人だけで議論していると「当たり前」になってしまう部分を国際的なチームで業務にあたることで、第三者視点で問い直すことができます。
結果として、
「本当にその業務フローは最適か?」
「それは日本特有の慣習ではないか?」
といった、"当たり前"を問い直す議論ができるようになりました。
オフショア開発は、ビジネスモデルを客観視する装置にもなっています。
4. “日本人以外が開発する前提”でシステム設計を行う
最も大きな変化は、設計思想です。
- コメントは英語でも理解できるか
- 命名は文化依存していないか
- ドメイン知識を暗黙知にしていないか
- 仕様はテキストで再現可能か
これらを意識するようになりました。
これは結果として、ドキュメント品質の向上、仕様の明確化、属人性の排除、スケーラブルな開発体制などにつながっています。
オフショアを前提とした設計は組織の成熟度を一段引き上げてくれます。
教育×IT×グローバルで、組織を作りたい人へ
私たちは、
- Webシステムの要件定義
- AWSアーキテクチャ設計
- プロジェクトマネジメント
- チームビルディング
- データ基盤構築
これらをすべて事業と直結させながら進めています。そして今後はさらに、AI活用、データドリブン経営の高度化、グローバル展開の可能性にも挑戦していきます。
こんな方とお話ししたい
- オフショア開発を“戦略”として設計したい方
- 組織づくりに興味があるエンジニア
- 技術だけでなく事業視点を持ちたい方
- 将来CTO/VPoEを目指している方
- 教育という社会的意義のある領域で挑戦したい方
オフショア開発はコストの話ではありません。それは、
「どこにいても機能するエンジニア組織を作れるか?」
「日本教育を世界視点で再定義できるか?」
という挑戦です。
あなたの経験で教育の未来を、そして組織の未来を一緒に作りませんか?まずはカジュアルにお話ししましょう。