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黒猫夜の仕事について①厨房とホール全て経験する理由

黒猫夜では厨房からホール全てを経験して頂きます。調理経験がなくとも接客経験がなくとも。店舗によりますが、週ごとにポジションが変わっていくローテーション制を取っています。

中華包丁は普通の包丁よりも面の部分が広く、通常扱う機会があまりないため、不慣れな人はまずそこに慣れることから始まるでしょう。ずっと厨房で働いてきた人にとっては、いきなりお客さんの前に出て接客をする、そのことに戸惑う人もいます。

それでも、全てを経験する仕組みを作る理由。

それぞれの仕事を経験することで、厨房・ホールの垣根なくコミュニケーションが取れるようになる=お客さんにとってのベストを導きやすくなります。また、ホールに出て、その料理がどうやって作られているのかを知っているとお客さんへの説明はもちろん、会話も膨らみます。ホールを経験して厨房に入ることで、お客さんの顔をイメージできるようになる=料理を出すスピード、盛り付け、リクエストがあったときに快い対応ができる、など利点はたくさんあります。

とはいえ、やっぱり大変です。特に、未経験の人が厨房に入る場合。僕自身そうでしたが、覚えることが多く、かなり苦戦しました。嫌になったこともあります。経験のないことは言葉が暗号のようになってなかなか頭に入ってこず、先輩方には大変迷惑をかけました。それでも、繰り返しやっていくことで、できるようになっていきます。一緒にお酒を飲みに行ったり、息抜きもしました。相当(笑)。しんどいときは、先輩が手を差し伸べてくれます。

これまで採用方針が変わった時期があり、その時期に入ってきたメンバーでホール・厨房専任の人も数人います。しかし今後はまたローテーションを想定して採用していきます。

厨房からひょっこりお客さんに会いに行く。「あら、今日は中にいたの」なんて言われる風景は、黒猫夜では当たり前のことです。これからも、ずっと。

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