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【Meet the team】エンジニアとしての飽くなき知的好奇心を追求して

こんにちは、KyashでServerside Engineerをしている竹澤です。

Kyashには2017年7月に入社したのでもうすぐ半年経つ頃なのですが、前職のスタートアップでCTOをやっていたせいもあるのか「何故転職を?」「何故Kyashに?」と聞かれることが多いような気がするので、改めて文章にしてみようと思います。ついでにエンジニアとしての人生も振り返ってみました。

-人生を決めた、高校時代の感動

随分遡るのですが、ぼくのエンジニアとしての原点は、高校時代の部活動にあります。

資格の勉強やプログラミングをする、理科部無線班というところに所属していて、ある学校行事の舞台演出関係のプログラミングで、一番大変な役回りを担当することになりました。それがもう圧倒的に大変としか言いようがなくて、辛くて辛くて本気で嫌だったんですが、本番までなんとかやり抜くことが出来た。

そうしたら、やっている時はあんなに辛かったのにやり遂げたらもう楽しくて、その時「ぼくはプログラミングで生きていこう」と決めました。

- 開発に勤しみ、経験を積んだ大学〜DeNA新卒時代

高校時代に生きる道を決めたので、大学は情報系の学部に行き、プログラミングのアルバイトやACM-ICPCというプログラミングコンテストに勤しんでいました。

松尾先生に教わりたくて東大の研究室に入り、縁があってREADYFORというクラウドファンディングサービスの立ち上げに携わりました。修論を書いては開発し、開発しては修論を書く日々で、卒業ギリギリのタイミングまでREADYFORを作っていました。

Webサービスにおいては大規模でないと学べないことがあると考え、新卒では大規模サービスと新規事業いずれも盛んだったDeNAに入社。既に開発経験を積んでいたこともあり、入社して3ヶ月後にリードエンジニアになりました。ゲームのサーバサイド開発からインフラ、プラットフォーム開発、アプリ開発など、希望して色々な仕事をさせてもらいました。

その後、学生時代に立ち上げたREADYFORにCTOとして戻ることになり、執行役員になりました。

- フリーランスには向いていない性格

READYFORを辞めた経緯を文章で書くのは難しそうなのでここでは詳しく書かないのですが、退職してからはフリーランスになるつもりでした。会社に頼らなくても生きていける自信が欲しいと思ってたので。でもいざ始めてみると、フリーランスとして生きていけることは割とすぐに確認できてしまった。

そしてすぐに、フリーランスとして自分が出来ることの限界のようなものも見えました。

会社に所属していると未経験や苦手分野に挑戦する機会も作れたりするものですが、フリーだと基本的には自分の得意な技術を売っていくことになるので、未経験分野へのチャレンジは難しい。それがぼくの性格とあまり合っていないと感じました。

また、ぼくは昔から技術志向でもあるんですが、チーム貢献欲求が強い性格でした。

会社や人に貢献するのが好きで、コミットしていく体質。なので、契約と割り切って仕事をするのは、ぜんぜん向いていなかったwそこで改めて、貢献したいと思える職場を探し始めました。

- 飽くなき知的好奇心を満たせる環境

そんな頃にKyashに出会ったのですが、まずKyashは、サービスの仕組みが素晴らしいと感動しました。自分もフリーランス時代にこの領域のことは色々と調べていたこともあり、参入障壁が超高く普通の人が気軽に取り組める事業ではない、ということはよく分かっていました。簡単に誰かが真似出来ないところで事業を成長させていくことの面白みを感じたんです。

また自分の技術面でも、折角ならまだ未経験なこと、まだ出来ないことをやりたいと思っていたので、決済まわりの特殊なところに携われることに魅力を感じました。KyashのサーバサイドではVISAと直結で電文のやりとりをしているんですが、これはスタートアップでは非常にレア。また、詳しくは言えないですが入社後から携わっているプロジェクトも、日本初と言えるものです。決済関連でここまで特殊な経験はそうそう他で積むことは出来ないと思っています。

自分でいうのもなんですがぼくは知的好奇心の塊なので、知らないことが沢山あって勉強しないといけないという今のKyashの環境はとても幸せです。

− エンジニアにとって「成長し続けられる環境」が何より重要

入社後は、やりたいと手を挙げたことを任せてもらえて、手を挙げすぎてちょっと大変なんですが、自分の成長を感じています。決済周りのネットワークの仕組み、非接触決済関連の開発、自分でフレームワークを作り上げていくところ等など…やりたいところがやれていて幸せなので、これからも手を挙げていくつもりです。

ぼくはエンジニアにとって重要なのは、「成長し続けられる環境」だと思っています。単に福利厚生が充実していて働きやすいとかそういうことじゃなくて、「成長し続けられるからここにずっとい続けたい」と皆がそう思えるような環境。そういうのって、外から見てもわかると思うし。

Kyashに入社してから、思っていたより更に皆優秀だなと思いました。だからこそ、更に皆で成長し続けられる環境づくりが出来たら良いなと思っています。

− 技術力を磨いて、その先に目指すもの

最後に。エンジニアとしての欲求は色々持っているつもりなのですが、ぼくがこれまでもこれからも目指すのは、頼られるエンジニア。

自分が有名になりたいとかそういうことより、出来ることを増やして貢献したい。頼られたい。そういうシンプルな気持ちでやっています。やっぱり高校時代のあの部活でも、苦労して苦労して、出来ることを増やして貢献出来たことが、本当に楽しかったから。そういう気持ちは、今も、高校時代と同じかもしれないです。

そんなわけで、ぼくの原点からKyashでの今に至るまでを書いてみました。読んでくれてありがとうございました。読み返すのはちょっと恥ずかしいので、ぼくはもう読まないと思います。

Kyashはサーバサイド開発が普通のWebサービスよりも難易度が高くて、チームでやり遂げる実感もあるし技術志向の人にとっても面白いと思うので、興味がある人は話を聞きに来て下さい。あとエンジニアの人はやっぱり技術の記事を多く読むと思うので、次は技術系の記事を書こうかと思います。

Tomohiro Takezawa Profile:東京大学大学院情報理工学系研究科修了。学生時からウェブ系複数社で開発に従事し、READYFORなどのウェブサービスを新規開発する。 2011年DeNA入社後はゲーム、アプリ、プラットフォーム、インフラの部門にて開発、運用、リードエンジニアを担当。 2014年よりREADYFOR株式会社に参画し執行役員CTOに就任。2017年Kyashに参画。


バックエンド、サーバーサイド
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私たちは「新しいお金の文化を創る」というビジョンのもとデジタルウォレットアプリ「Kyash」を展開する、Fintechスタートアップ企業です。 この度KyashはシリーズDラウンドにおいて49億円の資金調達を実施し、累積資金調達額は128億円となりました。 Kyashは日本におけるFintechのパイオニアとして、決済部分を内製開発し、リアルタイム通知やカードロック、上限金額設定といったユーザビリティの高い機能を実装してきました。 また、Kyash Cardのリリースや資金移動ライセンスの取得、3Dセキュア対応など創業以来様々なチャレンジに挑み続けています。 2021年にはより身近なサービスとしてKyashをご利用いただくため、共有口座機能やイマすぐ入金、ギグワーカーの方が報酬や売上金を迅速に受け取ることができる法人送金サービスの提供など、機能の充実化にフォーカスしてきました。 Kyashが目指すのは「新しいお金の文化を創る」ことです。 決済サービスの領域にとどまらず、より多くの人々のフィナンシャルサクセスの発展に貢献しながら、さらなる事業成長をしていきます。 私たちと日本の新しい金融サービスの形を一緒に作っていただける方、お待ちしております!
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