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【CTOインタビュー】CTOから見たランチェスターの魅力とは? 顧客の成功にコミットするプロダクトの“成長の余白”を語る

成長を続けるモバイルアプリ市場に比例して、マーケティングにアプリを利用する企業が年々増えています。しかし、実店舗やECサイトとの連携が上手くいかず、アプリを上手く活用できない企業も少なくありません。

ランチェスターは、オンラインとオフラインを繋ぎながら、モバイルアプリの開発から運用マーケティング活動まで一貫してサポートしています。受託開発事業で培った豊富な知見を活かし、確かな顧客ニーズをアプリマーケティングプラットフォーム『MGRe(メグリ)』に反映。認知〜購入〜再購入の好循環を生み出し、アパレル、百貨店、書店、楽器店など幅広い業界で導入が加速しています。

今回は、各領域のプロフェッショナルたちを束ねるCTOの大久保和彦に『MGRe』が提供する価値や、ランチェスターの働きやすさについて話を聞いてみました。

大久保 和彦
CTO(最高技術責任者)
東京工業大学大学院 制御工学専攻修了。IDCロボットコンテスト大学国際交流大会日本代表。学生時代より株式会社ファクトリアルにCTOとして参画。2015年株式会社CTOを設立。ランチェスターが提供する企業のアプリ化を支援するモバイルアプリプラットフォーム『EAP』の立ち上げ時より外部顧問として参画。2020年1月ランチェスター入社。

          エンジニアにとって「フェアな会社」

ー ランチェスターに参画するまでの経歴を聞かせてください。

今から20年ほど前、学生時代の仲間と一緒にスタートアップを起業したのがキャリアの始まりです。プログラミングが得意だったので、それを生かしながらCTOとして色々な事業にチャレンジしていましたね。最終的には受託開発をメイン事業にして、Web開発に取り組んでいました。私自身が経営陣でエンジニアだったので、他の企業からアドバイスを求められることも多く、CTOでありながら10社ほどの社外取締役を兼任していました。

ー ランチェスターのCTOに就任した経緯は?

ランチェスターとは前職の頃から繋がりがあったんです。というのも、弊社の代表(田代健太郎)の奥さんと私の妻が高校の同級生だったので、同じ受託開発事業ということで色々と話すようになり、プライベートで会う機会も増えていきました。その後、リソースが足りない時にはお互いの会社を手伝うようになり、『MGRe』の前身となるモバイルアプリプラットフォーム『EAP』の開発事業が始まった時にも開発に携わっています。入社のオファーをいただいたのは、2020年にランチェスターが資金調達をしたタイミングです。

参画の決め手になったのは、プロダクトを通して社会貢献しようとする代表の視座の高さです。受託開発事業から自社サービスによる事業会社に転換し、これからさらに大きく成長していこうとするビジョンに共感しました。「この人と一緒に仕事ができたら面白そう」と感じましたね。

ー 入社時にランチェスターはどんな会社だと感じましたか?

一言でいうと、とても「民主的な会社」だと感じました。様々な会社を見てきましたが、エンジニアが少なかったり、経営陣にエンジニアリングを理解できる人が少ないと感じることもあって。経営陣と開発部の方向性が噛み合わず、エンジニアの負担が大きくなっているケースに出くわすこともありました。

ランチェスターの場合、元エンジニアの代表を含め、開発についての素養、バックグラウンドがあるメンバーが経営陣にたくさんいます。エンジニアが伸び伸びと働けるフェアな環境が整っていると感じました。2006年の創業時から「エンジニアが自由に働ける会社にしたい」という想いがあり、それがカルチャーとして根付いているのだと思います。

ー CTOとしてどんな業務に取り組んできましたか?

エンジニアリングチームの組成やプロダクト開発のマネジメントに取り組んできました。経営陣として戦略会議に出席し、エンジニアリングの視点から色々と説明することもあります。組織構成としては「プロダクトチーム」といわれる『MGRe』を作り込むチームと、お客様のご要望を叶えながらサービスを立ち上げていく「カスタマーサクセスチーム」に分かれています。両者のどちらにもエンジニアが在籍しているようなかたちです。

最初はプロダクトチームとそれ以外のメンバーが完全に分かれていたので、技術的な交流や情報交換がしにくい状況でした。そこに対して、一旦全エンジニアでプロダクトを育てていく意識を持つように新たな取り組みを進めていきました。具体的には、ソースコードにアクセスできる権利を全員に付与したり、プロダクトに関わる時間を十分確保するため各プロジェクトへのアサインメンバーを調整したり。個々のエンジニアの目線を合わせ、目標に向かっていけるようにしました。

ー 組織づくりで注力しているのはどんなことですか?

各メンバーが言われたことをやるのではなく、自分で意思決定できる環境を心がけています。ランチェスターに元々備わっていることですが、それを出来るだけ大事にしていきたいなと。技術環境においても、より良い技術をエンジニアが自ら選定できるように環境整備しています。マネジメント面では出来るだけ介入しすぎないようにしており、各メンバーが自分たちの手で会社を動かしていくような、風通しの良い組織体制を常に意識しています。

       「顧客の成功」が企業成長につながるプロダクト

ー モバイルアプリプラットフォーム『MGRe』が誕生した経緯を聞かせてください。

ランチェスターは2007年の創業当時から、Webサイトやアプリの受託開発事業を続けていたのですが、2017年に転機となる某大手小売企業のアプリ開発がありました。ショッピングに使用できるクーポンを発行することで、店舗への客足を伸ばすことに貢献できたのです。それまでのアプリ上での購入促進ではなく、「店舗の販売促進」につながるアプリを開発したことが、ランチェスターとして大きなブレイクスルーになりました。

その後、店舗型のビジネスを展開する複数の企業から同様の依頼を受けたことで確かなニーズを感じ、モバイルアプリプラットフォーム『EAP』を2017年にリリースしています。『EAP』の機能とデザインを大幅にアップグレードし、名称変更したものが現在提供している『MGRe』です。

ー 『MGRe』の競合優位性はどんなところにありますか?

お客様から評価をいただいているのは、アプリの開発、運用、さらにはマーケティング支援まで総合的にサポートしていることです。企画提案の部分から携わり、アプリのローンチ後にもカスタマーサクセスのため伴走していきます。「お客様の成功が我々の成功に直結している」と考えているので、料金モデルでもMAU※数に応じてお支払いいただくかたちにしています。DXの第一歩として『MGRe』を導入したお客様も、しっかりと支援していきたいと考えています。
※「Monthly Active Users」の略で、月あたりのアクティブユーザー数を示す

機能面では、店舗のレジ周りにおける利用で高い評価をいただいています。通常の起動時にはホーム画面が表示されるのですが、店内でアプリを起動すると自動的に会員証が表示されます(店内モード)。これは位置情報を活用した機能なのですが、ソリューションの構想部分からお客様と一緒に作り上げてきたところがあります。受託開発事業で培った経験とノウハウを生かしながら、現場のレベルやニーズにフィットしたプロダクトを提供できることが大きな強みだと思います。

ー ユーザビリティの面ではどんなことに配慮していますか?

各社でカスタマイズできる領域をデフォルトで用意しており、各社のニーズに合わせて使いやすくアップデートできる仕様になっています。基本となる機能やデザインは最初から備わっていますが、企業ごとに導入しているCRMやECに合わせてポイントシステムや会員システムに繋ぎ込むことも可能です。各社の状況に合わせて柔軟にカスタマイズしており、お客様から評価をいただくことも多いですね。SaaSとしてプロダクトを作り込みながらも、あえて余白と自由度を持たせたプロダクトを構築しています。

ー アプリ市場において、ランチェスターはどんな価値を提供できると感じていますか?

アプリ市場が大きく伸びていく中で、私たちは「すべてのデータをよろこびの体験に」をコンセプトに『MGRe』を提供しています。アプリマーケティングに向けて最初の一歩を踏み出せない企業も多いと思うので、使いやすい基本機能とカスタマイズ可能な領域を設けて、やりたいことを実現できるようにしています。

ビジネスの仕組みの中にアプリを組み込んで顧客をしっかり捉えたい、デジタル戦略の一つとしてアプリを開発したい、それらのニーズを叶えるためには既存システムとの連携が重要になってきます。顧客管理システム、マーケティングオートメーションツール、ポイントシステムとのシステム連携も『MGRe』で実現できます。

     「成長の余白」を感じながら、長期的にエンジニアが活躍

ー 社内にはどんな得意分野を持ったエンジニアが在籍していますか?

アプリマーケティングに必要なエンジニアは、各領域で満遍なくそろっています。iOS、Androidなどのアプリ関係はもちろんのこと、Web、インフラ、データ分析などの分野において確かな技術を持つスペシャリストたちが在籍しています。多種多様なバックグラウンドを持ったメンバーが一つのプロダクト、サービスを作り上げていくため、刺激を受けながら自分の得意領域を広げられると思います。

ー ランチェスターには視座の高いエンジニアが多い印象ですが、どんなところに理由があると感じていますか?

会社やプロダクトに「成長の余白」が大きいことが、魅力になっているのだと思います。エンジニアから見て、挑戦できる領域が広く、成長できる環境だと感じられるのではないでしょうか。一般的にスタートアップは人の入れ替わりが激しいですが、弊社では創業当時から十数年にわたって活躍しているエンジニアがたくさんいます。

2020年に入社した私の目から見ても、ランチェスターは人と事業に対して「誠実」な会社だと感じています。例えば、各メンバーから意見や疑問があった場合は、それを取り入れてより良く改善していくので、エンジニアに対する姿勢は非常にフェアだと思いますね。働く上での心理的安全性が担保されているので、発言や行動の自由度が高まり、働きやすいのではないでしょうか。

ー エンジニアの評価はどのように行っていますか?

現状の評価システムでは、半期ごとにチーム目標と個人目標を設定して、それをどれくらい達成できるのか見ていきます。目標は1on1で話し合いながら、最適な内容を決めるようなかたちですね。定量的な数字を個人目標にするのは難しいので、試行錯誤しながら目標を毎期アップデートしてもらっています。

もう一つの観点として、「ベースのスキルを持っているか」という点も評価の対象になります。スキルに関してマネジメント層が評価するかたちにしていますが、今後はエンジニアの技量を、各メンバーがお互いに評価できるようにしていきたいと考えています。「あの人はこの部分で優れている」など、出来るだけ全方位で一人ひとりの特性を把握できるようにしたいと思います。

         仲間意識が高まる「助太刀」のカルチャー

ー 社内ではどのようにメンバー同士が連携していますか?

各プロジェクトに個別のチャンネルがあるのはもちろんですが、一人ひとりが自分のタイムラインのチャンネルを持っています。取り組んでいる仕事で困っていることを呟くと、他のメンバーがすぐにアドバイスのコメントを送ってくれますね。困っている場面でのヘルプは「助太刀」と社内で呼んでおり、助けてもらった時には感謝の意味を込めた「助太刀マーク」を付けるようにしています。

この助け合いはカルチャーとして根付いており、評価指標にも組み込まれています。プロダクトに限らずエンジニアには、そういった素養があってほしいなと。他人のことは我関せずではなく、同じチームの「仲間」として自分のできることはすぐにサポートすることを大切にしています。仕事でわからないことがあっても、お互いに相談しやすい雰囲気が醸成されていると思います。

ー 知見やノウハウを社内で共有するため、どんなことを行っていますか?

コロナ禍で最近はできていませんが、以前は社外の方も招いて勉強会を開催していました。例えば、オープンソースコミュニティの方々に集まってもらったり。自社のメンバーが講師になり、毎回テーマを設けて実施していました。

社内の情報共有では、各部署を横断するかたちで全社のアプリエンジニアを集め、同じ専門技術領域の中で週1回のミーティングを行っています。そこでは、仕事内容の共有とは別に、技術情報を共有する勉強会を開催しています。雑談も交えた参加しやすい会なので、アプリ領域やサーバーサイド、技術系のカンファレンスで出された内容を掘り下げることもありますね。その他にも、日々の仕事で難しかったこと、ぜひ共有したいことがあれば、その知見を話してもらっています。

ー 今後はCTOとして、どんなことに挑戦していきたいですか?

MGReを通じて社会に提供できる価値を、全方位的に大きくしていきたいと考えています。アプリだけではなくデータ分析のプロダクトも作り込んでおり、そういったところでも、新たな価値を提供できるように進めていきたいと思います。マーケットがどんどん拡大しているので、国内のみならず海外にも挑戦していきたいなと。ビジネスサイズやチームの規模が年々拡大しており、エンジニアがまだまだ足りない状況なので、採用にも注力していこうと思います。

ー どんな方がランチェスターに合っていると思いますか?

やはり挑戦する気持ちを強く持っている方が合っていると思います。新しいことをやってみたい、ランチェスターでこんなことをやったら面白いのではないか、と考えている方が活躍できるのではないかと。例えば、現在大きな組織やレガシーな会社に所属していて「自分ならこんな風に変えられるのに」という想いを抱いている方にとってランチェスターは最適な環境ではないかと思います。

今までの知見やノウハウを活かしながら、組織作りやプロダクト開発において色々なことにチャレンジできます。ランチェスターの「成長の余白」は大きいので、スキルや経験を活かして存分に活躍できると思います。長期にわたって共に成長できたら嬉しいですが、それが難しくても3〜5年のスパンで活躍してくださるなら大歓迎です。

マネジメントに携わらなくても、技術領域のスペシャリストとして『MGRe』の成長にコミットしていただける方であれば、ぜひご一緒したいですね。

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