※2018年11月9日に広報ブログ(http://blog.loco-partners.com/)で投稿された記事です。
こんにちは!組織デザイン部の鷲尾です!
先日、Loco Partners初となるサマーインターンシップ『ABOVE』を開催しました。
そして、優勝を勝ち取ったチームへの優勝商品として、3泊4日の上海ツアーを実施したので、今回はそのツアーのハイライトをお伝えしたいと思います!
ツアー実施の背景と目的
成長著しい中国のIT産業。最先端の技術を駆使したサービスが次々と生まれ、人々の生活や体験がものすごいスピードで変化しています。Loco Partnersも2017年からそんな中国・上海にオフィスを構え事業を推進しています。
https://blog.loco-partners.com/2017/05/30/165904
私自身、Loco Partnersに入社し、中国のイマを詳細に聞くまでは「中国は遅れている」「日本の方が進んでいる」というステレオタイプを持っていました。
しかし、現実はそうではなく、むしろ逆なのではないかと気づかされました。
中国において実際に様々なサービスを利用、体験することは今や「世界の最先端に触れること」になりつつあります。
日本の将来を担う優秀な学生のみなさんにぜひ世界の最先端を見て、体験し、今後のキャリアを考える上での一助となればという思いから、今回のツアーを実施いたしました。
DAY1
現地時間16:00ごろに上海・浦東(プドン)国際空港にて集合。
ABOVE以来、約1ヶ月ぶりの再会となりました。
1日目は旅の疲れを癒すため早めの夕食。
おいしい湖南料理をいただき、翌日からのツアーへの英気を養いました。
DAY2
今回のツアーのアテンド役である中国子会社社長・門奈と合流をするためLoco Partners中国支社へ。
ここから世界の最先端に触れる旅が本格的にスタートします。
アリババが出資する生鮮スーパー"盒马鮮生"
まずはアリババが出資する生鮮スーパーである"盒马鮮生"へ。
こちらのスーパー、特徴はなんといってもその配送サービス。
専用のアプリから注文をすると半径3kmであればどんなものでも30分以内に注文者のいる場所まで配送を行っているのです。
店内の天井にはレールのようなものが張り巡らされており、
アプリから注文が入ると店員さんたちが店内から注文の品をピックアップ。
次々と商品を専用の袋に入れ、品物が揃ったら、その袋を天井のレールへ。
こうして次々に商品が店外の配送係の元に運ばれ、注文者へ配送される。というシステムのようでした。
これは便利・・。現地に住む友人曰く「スーパーに実際買い物に行くことがほとんどなくなった」そう。OnlineとOfflineが密接に関わりあう中国の生活の一端を垣間見たような気がしました。
QRコード決済
中国といえばキャッスレスが進んでいることで有名ですが、その浸透度は想像以上のものでした。
例えば、街中にある露店でもほぼ100%電子決済で買い物をすることができます。(日本で言うと屋台のラーメンが現金・クレジットカード以外で購入できるようなものでしょうか)
特によく目にしたのがQRコードによる決済。店頭にQRコードがあり、それをスキャンすることで決済を行います。
もちろん日本でも普及しつつある「キャッシュレス」。ツアー参加者一同ももちろん利用したことはありましたが、中国における浸透度を目の当たりにし驚きを隠せない様子でした。
中国のEVメーカー NIO のショールーム見学
続いて訪れたのは中国のEVメーカー「NIO」のショールームです。
中国では環境問題への関心の高まりもあり、EVが急速に普及しているそうです。
その中でも、こちらの「NIO」は中国国内においてはあのテスラを凌ぐ勢いで販売台数を伸ばしています。
またこちらは世界初のAIを搭載したモデルとなっており、音声認識システムを介して様々な情報をやりとりすることができ、まるで車と会話をしているような感覚に一同驚愕!
まさに車の未来に触れる体験でした。
DAY3
Ctrip社訪問
3日目は中国最大のOTA(Online Travel Agent)であるCtrip社へ。
まず驚かされるのが社屋の規模・・!
写真に写っているのはほんの一部で、広大な敷地内にこのような棟が何棟もありました。1つの会社というより、1つの町を訪れた感覚・・・。
luckin coffee体験
次に紹介するのは「luckin coffee」です。
こちらのコーヒーショップ、2018年の年始に1店舗目をオープンしたばかりにも関わらず、なんとすでに中国国内に1000店舗もあるのだとか・・。
来年には中国における店舗数でスタバを超える可能性すらあると言われている、今最注目のスタートアップなのです。
その特徴としては何と言っても購入方法ではないでしょうか。
通常、こういったコーヒーショップでは「来店→店頭で注文→受け取り」という購入方法ですが、luckin coffeeでは「アプリで注文→来店→受け取り」となります。
そもそも店頭では(アプリをダウンロードしていなければ)注文ができないというシステムには驚きました。(よって、店頭にはメニューすらありません)
※店頭での受け取りor配送を選択することができ、このデリバリーシステムも大いに好評を博しているそうです。
シェアサイクル体験
中国の道を歩いていて印象に残ったのは「シェアサイクルの普及」です。
街中の至る所にシェアサイクルが溢れていて、多くの人が利用していました。
アプリ1つで自転車を解錠することができ、どこからでも乗ることができます。使用後は一部の禁止区域を除くほとんど全てのエリアで乗り捨てることが可能。
実際にアプリをダウンロードし、実際に使ってみるとその便利さがとてもよくわかります。ストレスなく利用することができ、ちょっとした移動にはうってつけで、とても重宝しました。
DAY4
楽しかったツアーもこの日で終了。
たくさんの学びと、たくさんの思い出と、たくさんのお土産と共に帰国の途につきました。
終わりに
今回ご紹介させていただいたのは、ツアーのほんの一部です。
本当に様々な体験、様々な発見に溢れた4日間でした。
参加してくれた学生がここで得た学びをアウトプットしてくれたので、ご紹介いたします。
※Facebookに遷移いたします。
参加学生によるアウトプット①
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=2178630862458410&id=100009345514835
参加学生によるアウトプット②
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=2275061012727265&id=100006701641831
参加学生によるアウトプット③
https://www.facebook.com/permalink.php?story_fbid=356871881724367&id=100022046754325
参加してくれた学生にとっても学びのあるツアーとなったようで、とても安心したと共に、このツアーを実施してよかったと感じました。
能動的に学び、発信をしてくれた参加者のみなさん、本当にありがとうございました!
みなさんもぜひ、中国で世界の最先端に触れてみてはいかがでしょうか。
ウィンターインターンも開催予定でございます!
興味を持っていただけた方はぜひ、お越しください。
▼ウィンターインターンのエントリーはこちらから!
出典:(https://blog.loco-partners.com/2018/11/09/105615)
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