「入社後印象に残っている『よかったこと』…しんどかったことしかないな(笑)。」6人目のメンバーとして、Reluxと共に歩んだ7年間。

今回インタビューしたのは、営業2部部長の新村崇。まさにReluxの立ち上げ期に入社した彼はなぜLoco Partnersを選び、いまに至るまで何を思って働いているのか、お話を聞きました。

<目次>
・30歳を目前に、現場を知らずにコンサルをすることの限界を感じた。
・東日本大震災が、地域への想いを強くさせた。
・知ったきっかけは、剣道部時代の先輩。
・もんじゃ焼き屋で熱く語られた、会社の未来。
・不思議なポテンシャルを持つ、小さなチームに魅せられて。
・入社後なかなか事業は伸びず、家族には「もう頑張らなくていいんじゃない?」と言われた。
・入社初日、教えてくれる人は誰もいない。
・ポスターの写真撮影から事業提携、研修作りまでなんでもやった。
・ビジョン一点張りの営業スタイル。
・覚悟を持って、チャレンジしたいという人と一緒に働きたい。

30歳を目前に、現場を知らずにコンサルをすることの限界を感じた。

(現九州リーダーの巣山、天空の森さまの社長と)

-前職から転職を考え始めたきっかけを教えてください。

もともと大学時代に教育の勉強をしていたことがきっかけで組織に興味を持ち、新卒では組織人事のコンサルティング会社に入社しました。そこで8年ほど組織コンサルを行う中でもちろんやりがいは多くありつつも、もっと自分が当事者として事業や組織に責任を持つということを経験したいなと思い始めたんです。

コンサルというのはどうしても外部の人間なので、「これをやりましょう」「あれを変えましょう」と言って動いてもらうことしかできなくて。30歳を超えてコンサルとしてキャリアを築いていくにしても、自分が0から事業や組織を作りマネジメントする、という経験を積まないと、このままでは成長の限界が来るのではないかと危機感のようなものがありました。

東日本大震災が、地域への想いを強くさせた。

(初期のころの写真 屋久島で)

そんな中で2011年、東日本大震災が発生。

僕自身もともと九州の熊本県出身なので、地域というものへの課題意識はなんとなく持っていたと思います。ただ、東日本大震災のときに東北へ赴いて現地の人と触れ合い、またその地域から人がいなくなっていく状況を目の当たりにする中で大きなショックを受け、日本の地域を元気にするために何かしら自分が役に立ちたい、間接的にでもなにかできないかという想いが強まりました。

知ったきっかけは、剣道部時代の先輩。

(塩川と剣道をしている時の様子)

-そんな中で、Loco Partnersへ入社するに至った経緯を教えてください。

もともと塩川(取締役 兼 営業部執行役員)は、大学時代の剣道部の先輩だったんです。それで大学卒業後も、「塩川さん剣道しましょうよ!」なんて誘ってときどき剣道をしていました。ある日彼が「Loco Partners」っていう聞いたこともない、なんだか可愛らしい名前の会社の話をしていて(笑)、なんだそれはっていうのが会社との最初の出会いでしたね。

当時はまだReluxの構想もない時期だったのですが、何度か会って話すうちに実は僕が地方活性に興味があるという話になり、それであればうちのビジョンとも合っていそうだからぜひ一度仕事の話をしようということになりました。

もんじゃ焼き屋で熱く語られた、会社の未来。

(昨年4月の、19新卒メンバー9名の入社式の様子)

いつも通り剣道をしたあと、もんじゃ焼きを食べながら構想段階のReluxの企画書を見せられました。それを見て、サービス自体ももちろん面白そうだなと思ったのですが、なによりも塩川が熱く未来を描いてくれたことが大きかった。「今はまだ、営業は僕と新村の2人しかいないかもしれない。でもいつかサービスと組織はこんなに大きくなる。」と語られ、ワクワクしてしまったのです。

事業や組織を0から作りたい、地域活性に携わりたいという自分の希望とも合致している上に、大学時代は同じ釜の飯を食った大学の先輩。もちろん事業が成功するのかといった心配はありましたが、失敗しても死ぬわけではないと思い、これにかけてみてもいいかなと思い始めました。

不思議なポテンシャルを持つ、小さなチームに魅せられて。

(2014年の合宿の様子)

入社の決め手となったのは、完全に人ですね。塩川に連れられて一度オフィスに遊びにいったのですが、代表の篠塚や塩川はもちろん、坊主頭でひたすら愚直にコードを書いているよっしー(技術推進部 大須賀)や、新卒ながら一生懸命PCに向かっているしんちゃん(技術推進部 北山)、あともんちゃん(現グローバル執行役員 兼 上海子会社社長)は当時まだ学生だったけど、クライアントを「弊社」って連呼しながらもすごく頑張っていて(笑)。

それをみたときに、すごくポテンシャルがあるというか、不思議だけどものすごくいいチームだなと思った。目的に対するエネルギーや集中力、スピード感、チームワークがとにかくすごくて、ここにいたら面白いことが起きると確信しました。

入社後なかなか事業は伸びず、家族には「もう頑張らなくていいんじゃない?」と言われた。

(2015年の花見の様子)

-入社してみて、印象に残っていることはありますか?

入社してしばらくは、とにかくしんどかったなあ。結婚や出産など家族ができると、どうしても新しいチャレンジってしにくくなるなと思ったので、実は結婚直前に転職を決めたんです。なので結婚直後は奥さんには「騙された!」って言われました。(笑)

入社して半年後ぐらいにちょうど子供も生まれて、ただ会社はまさに事業立ち上げのタイミング。月曜から金曜は日本全国を営業していて家にも帰れず、土日も家では仕事ばかりで全然家族と向き合えていませんでした。生まれたばかりの子供は奥さんに任せっきりで、赤ちゃんは泣いている、奥さんも泣いている、僕は家にいない。それなのに、予約は全然入らない。

(2014年の合宿の様子)

当時は1日に1件入るか入らないか、入っても半分以上はキャンセルになるような状況でした。仕事が終わって、今日も予約1件だったな〜とか思いながら家に帰るわけです。毎日必死に働いてるけど成果は一向に見えない。2014年、入って半年~1年ぐらいのタイミングだったと思いますが、あの時代は結構辛かったですね。

そこから徐々に予約は増えては行くものの、事業として順調かと言われると全くそんなことはない。自分の将来への不安もあったし、家族にこれ以上迷惑をかけられないなという気持ちも少しありました。奥さんからも「もう頑張らなくていいんじゃない?」と言われ、結構悩みましたね。

ただ、やはり新たなマーケットで実を結んで成果を出すってどうしても時間がかかるものだとも思っていましたし、会社としては成長軌道に乗せようとみんな本当に必死で。みんな毎日おそくまで働いて、1つ1つの予約でもみんなで喜んで励ましあって、だれも諦めてなかったっていうのが一番大きかったかな。宿の方からの期待も含めいろんな思いがあって、結局もう少し頑張りたいと家族を説得しました。

もう少しといっても、3年たっても状況はそんなに変わってなかったんですけど(笑)。

入社初日、教えてくれる人は誰もいない。

(初期メンバーで富士登山。「山を登った先の景色を見る」練習として。)

-入社してからは具体的に何をしていたんですか?

基本的には営業として入社したんだけど、とにかくなんでもやっていました。

僕はもともと営業の経験も観光業界の知見もないので、さすがに初めは塩川から「営業とは」みたいなものを教わるのかと思っていたのですが、入社初日から塩川がいない。

彼は営業で全国を飛び回っていたので、基本的にオフィスにはいないんですよね。なので僕は1人でマイパソコンを持って行って、塩川から「とりあえずアポとっといて!」と送られてきたリストをもとに、粛々とアポをとっていました。

実はこの件については、さすがの塩川もあとで篠塚に怒られたらしいのですが(笑)、そんな感じで僕の暗中模索の日々がスタートしたわけです。

ポスターの写真撮影から事業提携、研修作りまでなんでもやった。

(2016年の締め会の様子)

また当時はReluxだけでは当然売り上げが立たないので、受託事業をやっていました。ホテルの認知拡大のためのプロモーション活動やSNSのキャンペーンはもちろんのこと、ホテルのポスターを作るためにモデルの起用をしたり、撮影のディレクションを朝5時から晴海で行なったこともあります。

入社してすぐの頃にWebディレクションの案件があって、僕自身プロジェクトマネジメントはわかってもWebについてはさっぱりだったので、ブックオフで4冊ぐらい本を買ってきて必死に勉強して間に合わせて、なんとかディレクションしたりしてました。

とある地方自治体の、観光サイトの改善コンサルティングの依頼があった時も、これはコンペ形式だったのですが、またブックオフで「HPの作り方」みたいな本を4冊ぐらい買ってきてなんとか提案。するとまさかの案が通って、数ヶ月後にホームページが提案通りに変わっていたなんてこともありました。

それに加えて提携事業やコンシェルジュ、社内の研修作りなどなんでもしていたので、もはや営業をできる時間がとても貴重に感じていましたね。

ビジョン一点張りの営業スタイル。

(実績のない頃から、パートナーとして接してくださった九州エリアの方々)

営業をする中で当時のReluxは実績というのがほぼ全くなく、しかも手数料は業界で最も高いので、とにかくビジョン一点張り。そこに共感いただくという営業スタイルでした。その中での施設様やカスタマーとのひとつひとつの出会いが、自分の中の大きな原点になっています。

観光業界への知見も足りない中、うちの宿に泊まって勉強していきなよと言ってくださった宿もたくさんありました。とある宿に泊まらせていただいた翌朝に個室でひとり朝食を食べていたりすると、母娘かなと思うのですが、となりにいたお客様が「幸せ〜」と言っているのが聞こえたりするんですよね。

小さな出来事かもしれないのですが、「宿ってなんて素敵な仕事なんだろう」と心から思いました。またそういった満足度の高い体験を、自分たちの事業を通じてもっともっと増やしていきたいと身を引き締める出来事でもあり、今でもすごく覚えています。

(創業期の経営合宿の様子)

ザ・リッツ・カールトン大阪さまは、本当にまだ実績がほぼない頃に参画してくださった施設の1つなのですが、正直な話、営業に行った時はさすがに断られるかなという気持ちがどこかにありました。あとから聞いた話ですが、先方の担当の方も断ろうと思って商談に臨んでいたとのこと。

それでもどうにかと自分たちの想いやビジョンを一通りプレゼンしたところ「すごいやん、めっちゃええやん。」と言ってくださって。コンセプトにめちゃくちゃ共感していただいたところから社内調整をすごく頑張ってくださって、なんとそのまま掲載となりました。

オフィスに戻って塩川に報告したところ、「いやそんなに簡単にいくわけないだろ」と言われましたね(笑)。「いやいや、信じないかもしれないけど本当にすごく共感してくれたんです!」「ええ、ほんまかいな。いつごろ掲載準備になりそうなの?」「いや、もう進めてくださってます。」「ええ!?ほんまかいな!?」と。

当時のビジョンやコンセプトしか武器がない営業って、一見すごく大変で無謀にも思えるんですけど、実は営業にとってはすごく幸せなことだなとも思うんです。自分の商品についての想いとか愛情を自由に語って、共感いただくことがミッションなわけですから。

今でこそ多少実績もできてきて、状況は少し変わっているかもしれないけれど、今後Reluxはこういう姿を目指しているんですというのをしっかり伝えることで、相手の心を動かすことはできるのかなと。それを僕たちはずっとやってきて、こんなに多くの宿に応援していただいているわけですから。

そして宿の方々に対して「一緒にこんな未来をつくりませんか」と散々言っているのに、やっぱり途中で諦めるなんてできない。宿の方々との約束を守りたい、期待していただいただけのものをお返ししたいというのが今は一番大きいです。

覚悟を持って、チャレンジしたいという人と一緒に働きたい。

(2019年4月入社の新卒メンバーと)

外から見たLoco Partnersは毎年順調に成長し、Reluxでは無駄のない綺麗なサービス画面をつくっている、大人な会社に見えているでしょうか。そう見えていてほしいものです(笑)。

ただ一方で社内から見ると、いつも何かしらの課題にぶつかり、順調な瞬間なんてほとんどなく、それをみんなで泥臭く乗り越えてなんとかここまでやってきました。規模は変われど、最初に僕が魅せられたあのたった5人の小さなチームがもつ不思議なポテンシャルを、今のLoco Partnersは全く失っていないどころかますますパワーアップしています。

満足度の高い幸せな旅行を、日本や世界にもっともっと増やしたい。その共通の目的に向かって覚悟を決め、共に高い壁にチャレンジしてくれる人と、ぜひ一緒に働きたいです。

ぜひ気軽にオフィスに遊びに来て、その一端を感じてみてください!

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