ボクが 30年後のみんなに残せる ”モノ” ? ②
時間が空いてしまいましたね。東京営業所の三枝です。
先日、上野の国立科学博物館で開催されていた「大英自然史博物館展」行ってまいりました。
http://www.kahaku.go.jp/exhibitions/ueno/special/2017/daiei/
ずっと興味があって、見てみたかったのです。
大英自然史博物館は、大英博物館の分館だったそうですが、スペースが足りずに「自然史」のみの博物館にしたとのことで、100年以上前の、昆虫記、植物スケッチ、剥製などなど見ることができ、いろいろと刺激をうけました。
2017年7月からは、深海の最新研究の特別展があるようなのでこれも楽しみです。
また行ってみます!!
…で、今日の話しなのですが、この博物館展とは全く関係ない話で、レタープレスの前身増田兄弟活版所の本についてです。(笑)
先日お話ししましたが、レタープレスでは会社の前身「増田兄弟活版所」で印刷した「本」を、ずっと集めています。
少しずつ集まってきたある時、聞かれたのですね。
「なんで集めているのですか??」って、
その理由がタイトルにもある、30年後に残せるものは何か?ということなのです。
私は、いつも、いつも、思っていることがあります。
今から「30年後」の社員に残せるモノって何だろうって???
―自分が今まで勉強したことなのか?-
―自分のノウハウを会社に残せるのか?-
と色々考えるのですが、今の世の中のスピード感だと、どれもこれも10年か20年がどんなに頑張っても限界だろうなぁって思っています。
そこで、自分が、30年後の会社の人に残せるもの。
その中のひとつとして、「増田兄弟活版所」の印刷物を残そうと思ったのです。
はっ??
分かりづらいですよね。
もっとわかりやすいシチュエーションでいうと、
僕が30年後に想像している未来では、
今の後輩が30年後、立派な先輩社員になって、そのときの新入社員にこの「本」を見せながら、
「この本は100年以上前の社員が作った本です。これから入社した皆さんは、これと同じように100年以上残るもの、残せるような仕事してくださいネ。」
と言ってもらいたい
これからレタープレスに入る皆さん、そしてこれから30年後入社する皆さんが、
「今の自分ことだけ」でなく、ずっと、ずっと、もっと先のことも考えてもらいたい。
こんな思いで、みんながいてくれれば良いな。
それが僕の願いです。
こんなことを考えられるのも、100年以上続いている会社だからですよね。
ではまたの機会でお伝えできれば。
三枝