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“国”外に転職した蛙、水たまりを知る(前編)

こんにちは!
ついに最高気温が20℃を越してきました。
お花見の季節ですね。
さてさて、本日も若手社員に原稿を書いてもらいました。
大学は県外に出ていたのですが、Uターン就職した民の私には目からうろこというか面白い視点でした。
ちなみに広島県は「若者が他県に就職する率1位」なんです。
目指せ!他県から就職する率1位!!!


ということでどうぞ。。。
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学術大会事業部のコッコです。
数年前、23年住んだ自国を離れて広島のレタープレス株式会社に入社しました。

広島の人「海外からはるばる来ちゃったんじゃね!何語が話せるん?」
コッコ 「日本語はかなり流暢に話せる!」
広島の人「おお~、その特徴はもう日本人じゃなあ」

広島の人「地元にはどうやって帰るん?」
コッコ 「電車とフェリーを乗り継いで帰るよ~」
広島の人「フェリーって珍しいね。日本は海に囲まれた島国じゃけぇその選択肢もあるか」

広島の人「海外旅行するならどこがおすすめ?」
コッコ 「あ~、私そもそもパスポート持ってないんよなあ」
広島の人「ほなどやって広島来たんや?!」

私、国は国でも、四“国”・愛媛の生まれなんです。

愛媛ってすごくいいところです

私は愛媛に生まれて県内の大学に入り、県内の企業に就職しました。なんとなく「私はずっとずっと愛媛、“ずっヒメ”の人間なんやろな~」と思っていました。

愛媛ってすごくいいところです。気候は温暖でおだやか。造船や製紙に代表される第二次産業で栄える東予、四国最大の都市松山市(諸説あり)を擁し第三次産業が強い中予、柑橘や養殖等の第一次産業ならお任せの南予で構成されています。松山の中心部なんてもう最高のコンパクトシティで、自転車で行ける距離に学校や職場、スーパー、飲み屋街などが揃っています。オレンジ色の路面電車は便利で観光客にも人気。食べ物もとってもおいしくて、鯛めしが有名ですが、毎日食べたいくらい本当においしい。

こんなにいいところがある愛媛をなぜ離れたのか?

それは、レタープレスがとっても魅力的な求人を出していたからです。

学生時代に学会発表に挑戦した経験のある私は、学術大会の運営に関わることができるという触れ込みの求人を見て、居ても立っても居られず、応募。すぐに採用が決まり、自分でも驚くスピード感で23年間生まれ育った愛媛を離れることになりました。このあたりのお話も、またどこかで。

文明に感謝

私も母も、広島には片手で数えられる程度しか来たことがなかったので、引っ越しのために広島に来た際、「車線何本あるん?!」、「高い建物ばっかり」、「あんな山の上までびっちり住宅街がある!」、「ショッピングモールって3階まであるん?!」と、もうずっと驚きっぱなし。都会の人がこれを読めばあまりのいなかっぺ発言に笑っちゃうと思いますが、誇張無しに本当に開いた口が塞がりませんでした。

そんなこんなで、のどかな愛媛から(私にとって)大都会広島にやってきた私にいちばんおおきい衝撃を与えたのは、都市と都市を高速に繋ぐ新幹線でした。

愛媛ってすごくいいところなんです。でも、ちょっとアクセスが悪いんです。東京まで電車で行こうと思えば、特急列車と新幹線を乗り継いで6時間以上かかります。広島なら乗り換えなしに4時間以内で着くのに。(飛行機や夜行バスなら時間はほぼ変わらないみたいなんですが…)「四国新幹線やか要らんやろ」と笑っていたころの自分に新幹線の良さを語ってあげたい。新幹線があれば、旅行や出張、帰省のハードルがぐっと下がるよ、いい乗り物だよ、と。

幸福度も爆上がり?

新幹線はなんてすばらしい乗り物なんだ、と覚醒した私。愛媛に住んでいた23年間ではたったの4回しか乗ったことがなかったのに、広島に住み始めて2年半、既に25回以上乗っています。天を突くような急上昇のグラフが作れそう。

作りました。まだまだ伸びしろがあります。

簡単に都市に行けるということが分かった途端、私の中のアイドルオタクとしての一面が大きく花開きました。新幹線のおかげで応募する会場の選択肢が増えたことで、お茶の間ゆるオタクだったはずなのに、いつの間にか現場大好きオタクになっていました。ある時はペンライトを握りしめて歌とダンスに夢中になり、ある時は特典会に並んで推しのチェキを撮り……現場によって楽しみ方が異なるので、ついいろんなアイドルの現場に行きたくなってしまうのです。もしかしてこのグラフ、新幹線の累計乗車回数かつ私のオタク幸福度でもあるのでは?

……話が脱線。オチが行方不明になりました。オチの奴、東京行ったらしい。


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ということで、今回も前後編に分かれてお届けします!
なるほど、県外からはこう見えているのか!と学びです。
ちなみにこのコッコさんを採用する際、部門長のK兄さんと
「めちゃくちゃ仕事に興味を持ってくれてますけど、本当に来るんですかね?」
と二人でそわそわしていたのを思い出します。
それでは後編をお楽しみに!

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