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会社の数字を分析するだけのコーポレート部門はいらない。「組織の力量」が会社の将来を左右する、そのために意識していること

株式会社リブに入る前

民間銀行、政府系銀行、ソーシャルゲーム会社の米国法人立ち上げ、総合商社、スタートアップの創業役員と、これまで幅広く金融・財務・経営の仕事に携わってきました。

このようなキャリア選択をするに至った自分のベースは、新卒で入った三井住友銀行で作られました。「経営って面白そう」「社長と直接会える仕事がしたい」という理由で、就職活動では中小企業向け営業が最も強い三井住友銀行だけを受け、そのまま入社しました。

最初の3年間は希望通り中小企業の現場で、日々取引先の社長や経営者に厳しくも暖かい指導を受けながら、人として社会人としての基礎を叩き込まれたと思っています。 社会人3年目でリーマンショックが起こり、当時担当していた企業も業績が急激に落ち込んで、他の銀行から融資を断られる状況に陥ったことがありました。お世話になっていた取引先の社長と一緒に業績再建計画を立て、なんとか融資を決めることができ、社長から感謝されたことは自分の大きな財産となっています。

その後の20代でのキャリアは「経営のできる人間になりたい」という思いで色々と挑戦の場を広げてきましたが、銀行時代に会っていた経営者から事業を伸ばす難しさや経営の奥深さを教えてもらえたことが、今の自分のエネルギーの源になっています。

現在

思いの強いメンバーと大きなビジョンにチャレンジできそうだと感じて、2015年6月にリブに加わりました。現在はCFOという立場で、財務、経理、人事、採用、法務、総務等のコーポレート業務全般を数名のチームメンバーと見ています。

現在は、自分自身やチームの役割を「事業創りの中心にいる」ことと置いています。部署名もいわゆる「経営管理」「コーポレート」などではなく、「経営ディビジョン」としているのもそのためです。会社の数字を見て分析、批評する立場ではなく、事業を伸ばすためにどのような採用を行うか、メンバーがやりがいをもてる制度はどのようなものかなど、経営をしながら生まれる幅広い課題を経営陣やチームメンバーと一緒に考えて、実行まで確実に行うことにこだわっています。

これまで仕事で多くの会社の数字を扱ってきた中で、「組織」の力量が会社の将来の数字を左右すると実感してます。現在は会社の数字面だけでなく、それを支えているメンバーや組織についても考える機会が多く、如何にリブメンバーが気持ちよく全力を出せるか、というポイントで様々な施策を打てることが大きなやりがいのひとつになっています。 チームメンバーも「人」が好きで、経営マインドが強いメンバーが揃っているため、議論していると自分になかった視点や気づきももらえることが多く、自分自身とても楽しく仕事をしています。

株式会社リブについて

「ロマンとソロバン」のバランスが優れた組織だと思います。

私もその一人ですが、ただ「社会を良くする事業がやりたい(ロマン)」だけでなく、ただ「稼ぎたい(ソロバン)」だけでもない、この2つを高い次元で両立できる事業を創りたいという思いでリブに来たメンバーが多いです。そのため、営業やエンジニアといった職種に関わらず、ビジネス感覚がとても強いメンバーが多いと思います。

多様な経験・スキルを持ったメンバーと、一つのビジョンを追いかけながら、事業について真剣に議論して試行錯誤できる今の環境は、自分にとっても日々色々な学びが得られ、刺激的な環境だと思っています。

今後どういうことをしていきたいか

これまで大企業からスタートアップ、民間企業から政府系機関、国内から海外と、色々な場所で働いた中で感じるのは、選択肢を自分で狭めてしまっているがために、人生を楽しめていない人が日本には多いように感じてます。

リブの事業を通して、意思を持ちながら選択肢の持ちづらかった人が多様な選択肢を選べるようになり、それによってポジティブになれる人を増やしたいというのがリブで成し遂げたいことです。

また、いずれは海外にも出ていきたいと思っていて、リブのサービスを使ってもらうことで日本自体がリスペクトされるような、そんな日本を代表する会社をメンバーと一緒に創っていきたいと思ってます。

株式会社リブでは一緒に働く仲間を募集しています
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