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何歳になっても、教育を通じて人の可能性は広がる。DX事業部長が語る、ライフイズテック新規事業の魅力

「中高生ひとり一人の可能性を一人でも多く、最大限伸ばす」をミッションに掲げ、2010年の創業から次世代デジタル人材育成を手がけるEdTech企業、ライフイズテック。学校や塾、企業に向けてさまざまな教育サービスを届けています。今回は、法人向けDX人材育成研修を展開するDX事業で事業部長を務める関口 伸之さんに話を聞きました。

Profile
関口 伸之(Nobuyuki Sekiguchi) DX事業 事業部長

早稲田大学教育学部卒業後、株式会社リクルート(旧リクルートエージェント)に入社。HR領域で、人事、採用コンサルタント、事業企画マネージャーを歴任。その後、2022年にライフイズテック株式会社に入社。DX人材育成事業のマーケティング&セールスの責任者を経て、2023年7月より事業部長に就任。

成長実感を求めてキャリアを重ねた

ー まず、これまでのキャリアについて教えてください。

大学卒業後、新卒でリクルートエージェント(現リクルート)に入社し、15年間在籍しました。リクルートを選んだ理由は、切磋琢磨して成長できる環境に行きたかったからです。学生時代から働くことへのモチベーションが高く、個人経営の居酒屋でアルバイトしていたときは、自ら提案して集客や客単価アップの施策を実施し、利益の一部をインセンティブとしてもらっていました。当時から、自らの「成長実感」と、オーナーやお客様といった周囲の人からの感謝が得られる「貢献実感」を働くことに感じていたんです。

当時からリクルートは、飲食や結婚など多様なビジネスを展開していました。その中から人材領域を選んだ理由は、「人の可能性を広げる」という部分に共感したからです。転職や就職をきっかけにキャリアの可能性を広げる、という仕事に惹かれました。

入社後は、2年間の新卒採用担当を経て、転職事業で求職者向けキャリアアドバイザーを務めました。異動後1年ほどは成果が出せずに苦しみましたが、2年目以降は決定人数全社1位でMVPを受賞するなど、多くの表彰をいただけるようになりました。

しかし、そうなると今度は自身の成長が鈍化していると感じ始めたんです。私は常に「成長実感」と「貢献実感」のバランスを重視しています。貢献実感が上がると周囲には喜ばれますが、私としてはそのどちらも大事にしたいと考えています。そこで、異動から3年後、自ら社内異動希望を出しました。

異動したのは大手企業向けの採用コンサルティング部門です。各部署から法人営業のエキスパートが集う部署だったため、20代中盤かつ営業未経験で異動した際は大変でした。大規模採用をするお客様をプロジェクト型で支援し、採用充足に導くのがミッションだったため、採用プロセスデータや顧客・カスタマーの声から課題を特定し、具体的な施策に落とし込み、顧客と合意形成して施策を実行しました。結果的に、プレイヤーとして5年、マネージャーとして3年、自分の中で核になるような大きな経験をさせてもらいました。

中でも印象的だったプロジェクトは、当時社内で「一番厳しい」と言われていた役員とともに手掛けた、自社の大規模採用プロジェクトです。数百名の契約社員を短期間で採用充足させるという難易度が高いプロジェクトで、毎週の定例ミーティングで計画と現状のギャップ、その要因と打ち手について、報告と提案をし続けました。どんなに考え抜いても整合性が取れない場合があると、すべてを見透かしているかのように、その役員はまさにその部分だけを指摘するのです。この経験で、課題解決における思考の型ができた気がしており、大変でしたが感謝しています。「何が問題か?その要因は何か?最適な打ち手は何か?その打ち手で定量的にどの程度の改善が見込めるか?」を無限ノックのように繰り返す思考が身につきました。

なお、当時の顧客と、現在ライフイズテックで一緒に仕事をさせていただいている顧客には多くの共通点があります。まず、顧客に「エンタープライズ企業の人事」が多いこと。アプローチは採用と育成で少し異なりますが、組織変革や人材調達といった課題は大きく変わりません。また、半年から数年間、チームで伴走するという点も似ています。当時培った課題解決の思考の型と、それを解決できる施策を提案をするスキルは今も活きています。

「人の可能性を広げる」という軸に共感し、ライフイズテックへ

8年が経った後、新卒エージェント事業に異動し、事業企画マネージャーを務めました。年間の事業計画および中長期計画の策定から、集客戦略、営業戦略など幅広い企画業務を経験させてもらいました。

その後、1,000億円近い事業全体の10年後のミッションを役員陣と再定義するプロジェクトや、エージェント事業全体のインナーコミュニケーションなど新しい挑戦もさせてもらいましたが、マーケティング・セールス・プロダクト開発・組織作りまで一気通貫で担当できる手触り感がある事業で、更なる「成長実感」を得たいと思い、転職を決意しました。

ー 数ある選択肢からライフイズテックを選んだのはなぜでしょうか。

転職活動を始めてすぐに、「人の可能性を広げる」という軸を持った会社や事業でないと、心が動かないと気づいたのです。ライフイズテックを選んだ理由は、人の可能性を「教育×エンターテインメント」を通じて広げている点に心が惹かれたからです。知識やスキル習得の教育でなく、好奇心を醸成する教育手法に関わるのは、自分らしいと感じました。

さらに、1→10フェーズの事業であること、プロダクト品質へのこだわりゆえの強さ、マーケットが非常に大きく努力次第で開拓できるという環境も決め手になりました。この条件が揃っていれば、DX事業はまさしく自分の経験を活かして貢献でき、転職理由や自分がやりたいことも実現できる事業だと感じ、入社を決めました。

顧客と伴走して課題を解決する

ー ライフイズテック入社後はどんな仕事をしているのでしょうか。

最初は企画マネージャーとして入社し、マーケティングと事業企画を担当。年間事業計画の策定から顧客管理ツールやモニタリングの整備など、営業プロセス全体を可視化し、課題が特定できる状態をつくりました。10月からはセールスチームも担当しながら、自ら顧客との商談にも出向き、顧客解像度を高め、営業戦略をつくり、仮説検証を繰り返しました。2023年1月以降は、事業のボトルネックである納品生産性という課題にも着手し、7月からは事業部長を務めています。

DX事業のメインターゲットは、「DX戦略」が経営イシューの大手企業です。DX推進は、IT人材を採用・育成するだけでは難しく、顧客や現場の解像度が高いビジネス人材とIT人材の共創が不可欠です。

私たちはデジタルイノベーション人材120万人を育成した実績やノウハウを活用し、「ビジネス人材をどのようにDX人材に育成するか」「ビジネス人材にとって必要なベーススキルやマインドは何か」を顧客とディスカッションしながら課題を特定し、解決策を提案しています。また、行政も同様の課題を抱えているため、行政の幹部層のDX人材の育成や、行政とともに県のDX課題に取り組むこともあります。


ー DX事業部で働くやりがいはなんですか。

DX事業部で働くやりがいは、人それぞれたくさんあると思いますが、私が感じている点をいくつか紹介します。

1つ目は、デジタルに苦手意識を持った人が、研修が終わる頃には「自分でもできるんだ、もっとやってみたい」という気持ちに変化し、それを間近で見れること。若い年代の方だけでなく、シニアの方も目を輝かせてアプリなどを作っている姿を見れるのは、とても大きなやりがいです。

2つ目は、新しい業務に挑戦できる「機会」が多いこと。弊社は事業部制をとっており、プロダクト開発・マーケティング・セールス・研修講師などのほとんどの業務が事業部内にあるため、自身のスキルや意欲次第でいくらでも挑戦できます。メンバーにも職種を跨いだ経験をする「越境」を推進しており、研修講師をやりながらプログラム開発、セールスをやりながらマーケティングなど、スキルの幅を広げてもらっています。また、セールス担当が営業で解決できない場合は、顧客に合わせて新しい商品を開発して解決するなど、解決策が自分次第で広がるのも面白い点だと思います。私自身、転職して3ヶ月ごとにいろんな「機会」をいただき、未経験の商品開発などにも挑戦できたことで、成長実感を得ています。

最後に、みんながミッション実現・目標達成に対して前向きであること。「どうすれば実現できるか」のアイデア出しをチーム関係なく、相談し協力し合えるので、3ヶ月前に実現できなかったことができたりと、大きな成果につながっています。

ー DX事業部の組織構成と募集ポジションについて教えてください。

私が内定をもらった当時、3名程度だったDX事業部もいまや20名近くまで増えています。現在はセールス・マーケティングメンバーが半分、研修プログラムの商品開発および研修運営メンバーが半分ほどです。顧客からの期待はどんどん大きくなり、新たなプログラム開発、行政DX、eラーニングなどのプロダクト開発も同時並行で進めているので、1年で30名程度まで増やす計画です。

その中で、今最も注力しているポジションの一つがセールスです。セールスの難しさでもあり面白さは、大手企業のCTOやCHROなどの経営層、もしくは部長レイヤーに対して提案できること。また、顧客の課題が曖昧なケースも多いため、事例などを紹介しながら一緒に課題を特定し、解決策を提案していく必要があります。そのため、モノを売るのではなく、ソリューション提案の経験がある方を求めています。あるいは今そうした経験がなくても、そういうふうにキャリアアップしたいという気持ちがある方は、入社後に成長できるよう育成支援していきたいと考えています。

ー 最後に、ライフイズテックで活躍できる人の特徴を教えてください。

ライフイズテックでは、自身の承認欲求が強いタイプより「社会や顧客に貢献したい」「その貢献を通して自分自身を成長させたい」という思いの強い方のほうがカルチャーフィットが強いと思います。さらに、これからSaaS型プロダクトの開発、行政DX、BtoC領域への拡大なども優先順位をつけつつもスピーディに推進していくので、新規事業に挑戦したいという人には絶好のタイミングだと思いますね。さらに「自分はこの職種だから」と決めつけずに、自らリスキリングして越境していける方は、間違いなく成長できると思います。




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