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第2回 社員の皆さんやこれから入ってくる人に求めるものは?

全4回でお送りする、株式会社LIFULL Marketing Partners 代表取締役社長、
高橋直行さんインタビュー。(全4回中/2回目の記事になります。)

――――今後進めていく事業を進化させるにあたり、社員の皆さんに求めるもの、「こうあってほしい」「こう動いてほしい」ということはありますか?

社員のみなさんにというか、私も含めて、とにかくチャレンジ精神を大切にしたいです。

IT技術の進化のスピードも目覚ましく、社会自体も今後今までの経験則通りにいかない変化の時代になると思います。5年前に考えていた今日という日を振り返ってみても、予想を遥かに超えてくる事象が多いわけですから、これからの5年、10年はもっと変化の激しい時代になると思います。となると固定概念や過去の成功体験に囚われていたら、進化が止まってしまう危機感があります。

事業においても、今よりももっとクライアントに喜んでいただくために何をすべきか?今よりももっと不動産・住宅業界のお役に立つためには何をすべきか?を考えますと、やはり今の事業の踏襲だけではなく、新しい事業やサービス・手法にもチャレンジしていきたい。とにかく失敗を恐れずまずはチャレンジする、そういう会社にしたいです。私たちが、クライアントにとって「デジタルマーケティングもプロフェッショナル、かつ不動産事業に知見がある。だからお客様の事業全体のマーケティング戦略が立てられるし、伴走していけます!」という存在になれれば、不動産に特化しているデジタルマーケティングの会社というのはあまり無いのでオンリーワンになれると思っています。そういう意味で、今までやったことのないことに対するチャレンジ、業務を見直して既成概念に囚われない改革に挑めるチャレンジ精神を会社全体で持っていきたいですね。


――――マーケティングのパートナー的な立場というのが、目指すゴールだと思うので、社員個々については、知識だけではなく提案力や考える力が求められると思いますが、社員一人一人のそういった力の育成についてはどうお考えですか?

個人の能力に依存することなく、提案の質を高く維持できるような仕組みを考え、実践しているところです。しっかりとマーケティングの考え方のプロセスに従って、自社の分析、競合の分析、マーケットの分析をした上で、ちゃんと定量的なデータを元に検討していきましょう、というものなんですね。もちろん社員一人一人の考える力、提案力も必要ですから、研修なども進めていきたいと思っていますが、強制的に勉強してもらっても仕方ないので、自発的に頑張りたい人が増えるようになるのが理想です。そういう視点に立ってみると、あらためて企業風土が大切だな、と思いますね。


――――今後、どんな人に入ってきてほしいとお考えですか?

ネットのマーケティングがやりたい、ということだけだと、それは他のネットマーケティング会社でもできることだと思います。やっぱり不動産や住宅に多少でも興味があって、当社の企業理念でもある「感動を与えるパートナーであり続ける」という想い、世の中の誰かのための力になって、感動を与えるということに喜びや、やりがいを感じる感性のある人に、ぜひ入ってきていただきたいですね。そして、そういう会社を、一緒に成長させ、オンリーワンを目指すんだ!ということに本気で取り組める人。あと、これは企業理念というわけではないのですが、当社は会社を少しずつ変えていっている、言わば“若い会社”ですから、もうできあがった会社で好きなことだけやる、というマインドでは向かないかもしれません。変化・成長過程の会社だからこそ、自分が介入することで、会社を良く変える、そこで成功や失敗の経験を積むことで自分を成長させたい、という人のほうが、毎日が面白いと思いますよ。「会社を創る」です。それを楽しいと思える人、自分が全部事業も組織も変えるぐらいの意気込みでチャレンジしたい人だと最高です。


――――経験や知識が不足しているからと言って、臆する必要はないのですか。

もちろんビジネスを進めていく上で、経験や知識は大切ですが、それがない人の想いや考えが間違っているかというと、そうとも言い切れないと考えています。経験や知識によって、固定概念に囚われてしまう側面もありますので。逆に斬新なアイデアが生まれることをあると思います。ITのリテラシーにおいては、若い方のほうがむしろ高いことはよくあることですし、またそういう若い方が、これからの我々のお客様の商品を購入する潜在層ですから、そういう意味でも、その視点が埋もれないようにしなくてはと。私が若いころに大企業にいたというのもあるとは思いますが、そこでは、まずは経験を積んで、成果を上げ、役職が上がるに従い、意見しやすくなる、通りやすくなるというのが世の中的にもスタンダードでした。しかし当社はそうではなく、若いうちから積極的に提案、改善にチャレンジしていただき、会社自体を変革していける経験も提供したいなと考えています。


――――新卒や中途で入ってくる新しい方達の発想などを、今いる社員や上司の方達も、ちゃんと受けとめることが必要になってきますよね。

そうですね、どんどんみんながチャレンジできる、失敗を恐れない企業風土にしていきたいです。そもそもこの先の世界のことは誰もわからないことですよね。今年のコロナ禍でこの先どうなるか、ますます不透明になった。ただ言えることは、なにかあったときに迅速に動けるようにしておきたい。そのためにはトップダウンの会社ではいけないと考えています。もちろん時にはそれが必要なことも理解はしているのですが、そこに依存しすぎると、僕が間違った瞬間に会社が終わってしまいます。だから最前線の社員一人一人が、「なんか変だぞ、最近お客様のニーズが変わってきてるぞ」とか、「最近、こういう会社やサービスも出てきてるから、このままじゃ戦えないぞ」とか、仮に思っているとしたら、「まずいですよ社長、これ戦略変えないとやばいですよ」って、ベテランだけじゃなく、新卒の社員でも言える会社というのが僕の目指している会社です。

やってみなければわからないことはとにかくやってみる。失敗したときはそれを責めるのではなく、「チャレンジしないことのほうがダメなんだ」という考え方を浸透させたいです。LIFULLの井上代表からお聞きした話なのですが、薩摩の教えというのがありまして、大変感銘を受けました。「一、何かに挑戦し、成功した者、二、何かに挑戦し、失敗した者、三、自ら挑戦しなかったが、挑戦した人の手助けをした者、四、何もしなかった者、五、何もせず 批判だけしている者」というものです。この中で一、二、三でありたい、四や五ではダメなんだというものです。まずはこの薩摩の教えのように、チャレンジを称賛するような企業風土を徹底させたい。若手社員には僕らが気づかなかったような素晴らしい意見が出ることも期待していますが、一方で若さと視野の狭さで間違うこともあると思います。でもそれでもいいじゃないかと。頭ごなしに否定したり、100年早い、とか、そういうことは言っちゃいけないんですよ。


――――前向きであることと同時に、経験を積んできた社員も含め、変化を恐れないことが重要なのかもしれません。

僕なりに、「この人すごいな」と思う人の共通点を探してみると、一つはまず「ポジティブ」なんですね。あとは「謙虚」です。三つ目は「柔軟」ですよね。謙虚だから柔軟に受け止められるのかもしれません。要するに新しいなにかを、とにかくやってみる。たとえば僕らの仕事でいうと、FacebookがでてきたりTwitterがでてきたりInstagramが登場したりしているじゃないですか。こういうツールを、まずは使ってみることが大切です。使わないことには、消費者の気持ちがわかりませんので、マーケティングの仕事をしていく上でも必要です。

大切なのは、まずやってみようということです。評論していても考えていてもわからないですよ。まずやってみて、ケガしたらやめる、うまくいったらもっと大きくやってみる、ということですね。社内にもそこをもっと浸透させたいところですね。

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