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第3回 企業人である前に、ひとりの人間としての想いは?

全4回でお送りする、株式会社LIFULL Marketing Partners 代表取締役社長、
高橋直行さんインタビュー。(全4回中/3回目の記事になります。)

――――前回まで、企業人としてのお考えを伺ってきましたが、高橋さんご自身の、個人のマインドはどのようなものですか?

そうですね、人の役に立ちたい、というのがまず僕の中に若いときからありまして、喜んでもらえたら嬉しいな、というのがベースにあります。だからこそ若手の未来を潰すようなことはしたくないんですよ。彼らの未来にプラスになるようなことにしたいし、LIFULL Marketing Partners(以下「LMP」)の社員の誰しもがずっと勤めるということではもちろんないわけですから、もしも辞める時にLMPで働いていてこういう成長ができて良かったなと思ってもらえる会社にしたいですね。


――――そうすると高橋さんの生きがいというのも、自分がどうこうしたいというより、誰かに喜んでもらう、というところにつながるわけですね。

僕も人間なので、自分自身のための欲求や願望もありますよ。でも結局、利己的な夢って共感してもらえないんですよね。たとえば「部下の君が頑張ってくれないと、僕が部長になれないんだ」と言われてもね。だからやっぱり利己的な夢、まして会社で、利己的な夢を追っても、未来がないと考えているんです。それに、せっかく100人以上の、これだけの人材が集まってる会社なんだから、個人じゃできないことを追いかけることに価値があるし、LIFULLグループにも、当社に利他的なマインドで世の中に貢献できる企業であってほしいと考えているのだと思います。そこにも応えて行きたいですね。


――――個人の夢ではなく、100人規模の人材集団として、大きな、みんなで見られる夢がないと、「力を合わせて行こう!」」ということにならないと思います。

我々の、企業としての夢は「日本中の不動産、住宅系の会社さんのパートナーになりたい」ですよね。LMPの仕事ぶりに感動した、LMPがなかったら困るよって言われたいですね。


――――これまでのお話で、企業の代表としての前向きなマインドに溢れる方だな、ということを強く感じていますが、ストレスなどは無いんですか?あれば、その解消法などお聞かせください。

基本、全部前向きに昇華できるので、ストレスは無いと言えば無いです。もちろんアタマにきたりすることもありますよ。でもそれは絶対に出さないようにとは心がけています。怒りを社員にぶつけたら、怒られないように働く人が出てきてしまいますから。だから社員のみんなも僕が怒ったところを見たことがないんじゃないでしょうか。怒ることはしたくないですね。ぐっと我慢です(笑)。


――――それじゃあ、人知れずどこかで発散するとか…

別に、家でサンドバック殴るとかそんなことしてないですよ(笑)。でもそこはもう自然と我慢できるようになりましたね。昔はそうじゃなかったですよ。思いっきりムッとして、それが態度に出て、「あれじゃ意見しにくいです」と言われたこともあります。LMPに来たことで、僕自身も成長させてもらえたなと思いますね。


――――ストレス発散は必要ないということですが、楽しみ、というかご趣味などはございますか?

以前はゴルフなどにもよく行っていたんですけど、今は当社の業績をどうやって上げて行こうか、というのが一番考えたいことですし、仕事というより生きがいですね。ほかは、そうですね…イヌの散歩くらいですかね(笑)。


――――高橋さんからはとても強いポジティブなパワーを感じますが、そんな高橋さんにも弱点はあるんですか?

弱点はいっぱいあるんですけど、強みでもある、ポジティブな性格が裏目に出て、楽観的に計画しちゃうんですよね。そこはすごい僕の弱さです。ですから経営幹部には、ネガティブな人というか慎重な人が必要なんです。計画は悲観的に、実行は楽観的に、というように上手にチームでコントロールしないといけないですよね。もちろん、経営幹部だけでなく、社員全体でもいろいろな人のそれぞれの強みをうまく活かして役割分担して、最終的に会社全体として最大の成果が出るためにはどういうふうに分担したらいいんだろうといつも考えています。


――――先ほどイヌの散歩くらいしか、ということを伺ったんですが、それでも最近、嬉しかったこと楽しかったことなどはございますか?

最近嬉しかったのは、従業員満足度調査の結果ですね。去年と比較して、今年は10ポイント近く上がったんです。それが嬉しかったですね。やはり組織風土を変えるためにやってきたことに手応えを感じた瞬間でした。こんな感じで、今の僕は楽しみも、喜びも、基本、なんでもLMPのことだけなんですよね。個人的には実は仕事とプライベート、という感覚はなくて、一緒なんです。だから「休みの日は仕事を忘れたい」ということも無くて、いつも考えてる。考えなくちゃ、じゃなくて考えたいんですよね。散歩しながらもずっと考えていたりするんですが、それでいいんですよ。


――――当社の企業理念は「感動を与えるパートナーであり続ける」ですが、高橋さんにとって「感動」とはなんですか。

感動って、想像を超えてくるというものですよね。仕事でも、エンターテインメントでも、想定の範囲を超えてくると感動しますよね。そうすると、お仕事の話に戻ってしまうんですが、企業のパートナー的な立ち位置になったときに、相手の思ってもいなかったことに気づいてあげるとか、相手の願いがあるけれども到達方法がわからないとか、そういう時に相手の思ってもいなかったことを提供することも感動につながることになりますよね。


――――では、社内的に意識されている「物心両面の幸せを目指す」ということについて、高橋さんの思う、「物心両面の幸せ」ってどんなことでしょうか。

物というのは、経済的なこと、報酬などですよね。そして心が、やりがいや生きがいなどですよね。働きがいをもって働けて、経済的にも報酬や待遇に満足できるということが理想なんだと思います。だからそのためにも、会社が変わること、ビジネスモデルを進化させて、お客様により価値のあるサービスを提供できるようになることが、結局は社員のみなさんの幸せにつながる、お客様にまず幸せになっていただいて、その対価として僕らも幸せになりましょうということです。


――――LMPの仲間とともにあることで成し遂げたいということも…

そうですね、事業としては住宅系をITで良くしたいということです。そして会社としては、みんながウキウキしながら働いていて、お客様にめちゃくちゃ喜ばれて、その結果業績が上がる、という会社をつくることですよね。だからもう組織風土にはすごくこだわっていまして、なにがなんでも自由闊達な風土でしかやりたくないですね。極端な話、どんなに業績が苦しくても社員を追いたてるような会社にはしたくないです。それでうまく行かなかったら、僕の力が無かったということなんだ、という覚悟を決めてるんです。今進めている仕事のやり方をもっと推進させていく方向でしかやりたくないですね。楽しくて成果が出る会社になって、世の中の、いわゆる旧態依然な企業や、いわゆる“キツイ”会社に「貴方たちもこういう会社になりませんか?」と言えるようになりたいですよね。

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