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【Lifunext社員紹介⑥】クリエイティブ第1号社員!クリエイティブディレクター田中望美

皆さんこんにちは!Lifunext人事担当の“あろは”です。
皆様、年末年始はゆっくり過ごせましたか?今年もどうぞ宜しくお願いします!

今回の社員紹介はクリエイティブディレクターの田中望美(たなか・のぞみ)です!
コンサルタントの紹介が続いたので、「あれ、クリエティブもやっているの?」と思われる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
田中はクリエイティブ第1号社員として2021年5月にジョインしました。今後拡大していくLifunextのクリエイティブをリードする田中にインタビューを実施しました!


●自己紹介をお願いします。
私は2021年5月にLifunextに入社し、クリエイティブディレクターとして、広告クリエイティブやWEBディレクションを手掛けています。

クリエイティブディレクターとしては少し変わった経歴で、まず2014年に新卒で総合商社の兼松に入社しました。こちらでは、海外営業部で電子機器部品の輸入ビジネスを担当し、輸送手配、経理、法律などに関わる実務をしていました。もともと学生時代に環境情報学部でデザインを勉強しており、デザインに関心があったことから、次第に展示会のポスターやロゴのデザイン、広報部から依頼を受けて企業広告の監修などデザイン系の業務が増えていきました。そのまま商社でインハウスデザイナーになる道もあったのかもしれませんが、一度広告代理店などで本格的なスキルを身につけたいと考え、当時既に主流となっていたWEB制作を学ぶため、働きながらWEBデザインの専門学校に通いはじめました。

その後、2016年にセプテーニにクリエイティブディレクターとして入社しました。セプテーニでは広告クリエイティブを手掛けていましたが、次第に広告以外も制作したいと思うようになり、2019年に富士フイルムグループのクリエイティブ部門に転職しました。

こちらではインハウスのWEBディレクターとして、Google Analytics分析に基づく自社サイトの改善や、サイトリニューアル時のアートディレクションを手掛けました。クリエイティブとしてできる範囲も広く、やりがいを感じていたものの、それなりに忙しく、もう少し安定した環境で働けないかと悩んでいた時にセプテーニ時代の同僚だった丸田に声を掛けてもらい、Lifunextに入社しました。

田中望美(NOZOMI TANAKA)
2016年株式会社セプテーニ入社。デザイナー・クリエイティブディレクターとして、広告バナー制作やLP制作を担当。トレンドを反映させたデザインの提案を得意とし、2018年にはクリエイター賞を受賞。
その後、富士フイルムグループに入社し、WEBサイトリニューアルのアートディレクションや、CRO対策としてUI・UX改善にも従事。1,000ページを超えるサイト制作のディレクション経験を持つ。


●Lifunextに入社したきっかけは?
Lifunextに入ろうと決めた理由はいくつかあります。
1つ目は、信頼できる知り合いがいることです。転職回数が重なっていたこともあり、知り合いがいる会社に実情を知った上で入りたいと思っていました。
2つ目は、ただ決められたものを制作するのではなく、企画段階からコンサルティングができることです。
3つ目は、領域を限定せずにさまざまな領域のクリエイティブに関われることです。例えば、広告領域とWEBサイト運用の領域は別のものとして分かれていて、それぞれの領域の間の連携はあまりありません。しかし、広告はWEBサイトへ誘導する役割がありますし、WEBサイトは広告から誘導されたユーザーにサービスを訴求する役割があったり、サービスそのものとしての役割もあったりします。それぞれの領域の間には一貫した流れがあり、本来は相互に連携すべきだと思っています。そうした想いを面接時に代表の田村に話したところ、田村も同意してくれ、Lifunextで領域を広げることを提案してくれました。

●コンサルタントとはどのように連携しているのでしょうか?
基本的には、クライアントの窓口である広告運用チームと連携することが多いです。
何を訴求したいのか?デザインイメージはあるのか?どのように効果検証するのか?などクリエイティブの検討に必要な確認事項を取りまとめています。内容によっては、コンサルタントにクライアントと調整してもらうこともありますし、私自身もイメージのヒアリングなど必要に応じて直接クライアントと打ち合わせすることもあります。

また、コンペの提案書作成に関わることもあります。以前のLifunextはクリエイティブパートがない状態で提案することが多かったのですが、提案書にクリエイティブの要素を加えることができるようになったことでコンペの勝率が格段に上がりました。

●Lifunextの良いところは?
他社とは違う“お客様視点”を持っているところです。
「言われたことを何でもやる」という“お客様視点”の代理店が多い中で、Lifunextでは「我々がお受けすることが本当にクライアントのためになるのか」を考えるコンサルタントが多いです。クリエイティブ案件に関しても、具体的に何を作るかが決まっていて、ただ制作するだけの案件は原則お受けしていません。利益を思えば受けたいところですが、作るものが決まっているのであれば制作会社に依頼した方が安くできます。私たちは、コンサルティングが必要な依頼を優先してお受けしています。

また、入社したきっかけとも重なるのですが、クリエイティブディレクターとして働く上では「うちはここまでしかやらない」という線引きがなく、クライアントのニーズに応じて柔軟に対応できる点が良いと感じています。

●今後の目標は?
現在クリエイティブ社員は私1名です。制作部分は業務委託のデザイナーと協力することもありますが、コンサルティングやディレクションは全案件1人で対応しており、案件によってはデザインも含めて完全に1人でやることもあります。
今後は採用を通じてクリエイティブ組織を拡大し、チームとしての対応力を向上させる他、UI/UX改善やブランドサイトの企画などサービスラインも拡大したいと考えています。

そして、組織を拡大する際に実現したいことがいくつかあります。
1つ目は、クライアントニーズ、クオリティ、料金、納期の歯車がかみ合う組織にすることです。
日本では予め決められた納品日に間に合わせることが最優先されるため、その4つが嚙み合わない組織が多いです。決められたタイトな期限に間に合わせるため、デザイナーが徹夜で働いたり、中途半端な仕上がりのまま納品せざるを得なくなるということがよく起こっています。その状況は、クライアントにとってもデザイナーにとってもハッピーではありません。そうした不幸が起こらない組織にしたいと考えています。

2つ目は、コンサルティング力の高い組織にすることです。
最近はクリエイティブのインハウス化が進み、自社でクリエイティブディレクターを抱える会社が増えてきました。しかし、進行管理ができるディレクターがいても、頭を使うクリエイティブ、例えばデザインを1から考えるアートディレクションや、UI/UX向上によりユーザーの導線を改善できるディレクターはまだまだ少ないのが現状です。私たちが得意としているのは、こういった頭を使うクリエイティブです。このようなニーズに対応していけるコンサルティング能力の高い組織にしていきたいと思っています。

●「歯車が噛み合う組織」にするためには、どのようなアプローチが考えられるのでしょうか?
歯車が狂ってしまう大きな原因の1つが、クリエイティブにどれだけの時間が必要なのかがきちんと理解されていないことです。
こちらについては、クライアントと対話して事前に認識のすり合わせができるように、現在オリエンテーション資料を作成中です。クリエイティブ制作がどのようなフローで進み、各工程でそれぞれどの程度の期間が必要で、どのタイミングでどのような情報が必要なのかを明確にしています。

また、その他の原因として、クリエイティブのイメージが「洗練された感じ」「おしゃれな感じ」など抽象的な表現で伝えられることが多いこともあります。その解釈に齟齬があると歯車がずれてしまうので、齟齬が起こらないよう、早い段階でより具体的に言語化することが重要です。
こちらについてはオリエン資料で型化するのが難しいため、私が直接クライアントと会話しています。新たにクリエイティブチームに入社いただく方には、このような業務も担っていただきたいと考えています。

●クリエイティブディレクターとしての目標はありますか?
クリエイティブは、「このジャンルならこの人にお願いしたい」という考え方が存在する世界なので、何でも平均的にできる人よりは、何かしら強い領域を持っている人の方が需要が高かったりします。
私は、これまで女性向けサービスの実績が豊富で、セプテーニで女性のトレンドの変遷を研究していたこともあるので、ここを伸ばしていきたいと考えています。

●クリエイティブでは今後どのような人を採用していく方針ですか?
今はまだ私1人なので、次に来ていただく方は経験者の方が理想ではあります。ただ、経験者は転職市場にそう多くはないので、ディレクターのキャリアを目指してみたいと思っている方を受け入れて、教育していけるような体制にしていきたいと思っています。

また、これは検討段階ですが、クリエイティブは制作するだけでもかなり大変なので、子育て中の女性ディレクターなどは育児と仕事の両立が上手く行かずにやむを得ず退職してしまう傾向にあります。実際にそういう方々と話してみると「子育て中、手はふさがっているけれど、頭は使えるんだけどね!」といった声も聞きます。頭をつかう部分を上手に切り出すことができれば、いままで育児で仕事を諦めていた方も仕事を続けることができるので、何かできないかなと模索しています。

●趣味・プライベートの過ごし方は?
趣味はダンスです。小学生の頃にモー娘。に憧れて始めて以来ずっと続けていて、ダンスのない生活が考えられません。
地元の社会人サークルに所属しジャズダンスの講師をしたり、プロの作品に出演したりしています。コロナ以前はよくサークルのイベントがあったので、私が振り付けを考えて、イベントに向けて毎週末熱心に練習していました。今はイベントの機会がないので、軽くレッスンをしていたりします。

<レッスン中の風景 中央青色が私です!>

●お気に入りの仕事アイテムや鞄の中身は?
細かい色味にこだわりがあるので「モニター命」です。
自宅ではEIZOというメーカーのモニターを愛用しています。色味を正確に表示するにはMacのデスクトップモニターが良いのですが、なかなか高いので自分で色々と調べてEIZOに辿り着きました。色味がきれいに出ながらも高すぎないので、以前の職場の時からずっと愛用しています。

あとは、罫線が入っていない白紙のノートは常に持ち歩いています。
クリエイティブについて考える時には、素早く絵が描けるノートの方が、PCよりも圧倒的に捗ります。


●リモートワーク中の工夫は?どのように過ごしている?
自宅に籠っていると空気も籠り、ついつい長時間座ったままで足がむくみがちなので、アロマを焚いたり、足のマッサージをしたりしています。
実は、以前フリーランスのデザイナーになろうと考えていた時期があって、デザイン一本で食いっぱぐれたら困ると万が一を考えてアロマの資格とアロマリンパマッサージの資格を取っていて、思わぬところで活きています。

仕事に集中するためのアロマはグレープフルーツが良いとされています。
リンパが滞らないように、足を下から上にさすって、足から心臓に血を戻しています。リンパは血管に沿って流れているので、軽く血管をさするイメージです。これで足もすっきりするので、皆さんも是非お試しください!

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