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《意外と知らない?》「期限を守る」の本質的な意味。

はじめに。

こんにちは。藤山コンビの山の方(ヤマモト)です。
「挨拶について」や「新聞を読む理由」など、仕事をしていく上で先輩から教えていただいたことを
誠に僭越ながらお伝えしてきました。今日はそのシリーズで「期限を守る」について。
これも基本中の基本!といわれるようなものですが、最初は私もなかなか意識が向きませんでした。(そして多くの皆様にご迷惑をおかけしてしまった・・・)
期限を守ることの大切さを知る事で、少しだけですが皆様の今後のキャリアのお力になれればと思います。

「期限に多少遅れても」の代償は”多少”ではない!かもしれない。

守らなきゃいけないと誰しもが思っているものの、ちょっとゆるみが出て、
「〇日に提出します。すみません。」なんてメールがとんだり飛ばなかったり。
緊急じゃない、という状況であれば、わからないでもない。

しかし!!
要注意なのは、この状況を周りで見ている、例えば”上司”的肩書きの人たちはこの状況を「多少」とは思わない。恐らくこんな印象を持たれてしまう。

「この人に仕事任せられないな。」


え!?と思った方は、是非読み進めてほしい。

「期限を守る」の本質

「期限を守る」ことの本質、それは最も少ないコストで仕事を終わらせることである
仕事というのは、最初の計画に近い方向で進めば進むほどスムーズであり、低予算でできるのである。
誰かが期限を守らなかったとする。するとどうなるか。
1つの例だが、その遅れを取り戻す為に新たな作業や調整が発生する。それが誰かの残業になったりすると、残業代となるわけである。これはあくまで一例だが、そのほかにも様々な出費がかかることは確かだ。

こういったことがあるため、期限内に仕事をする事を大切に出来ない人は、たとえそのつもりが無くても、独りよがりで仕事をしている事と一緒になってしまうのだ。

独りよがりの人は、結果を出せない。

会社に属していると、自分以外の人との仕事だらけである。
「独りよがり(と思われてしまう)」な人に、他の人・他の部署・他の会社といった人とコミュニケーションをとりながら仕事を進めるのは難しいから、まず何をやらせても上手くいかない。最終的には結果がでないと続いていくので、「仕事できない」と思われてしまうのだ。

実は期限というのは、結構一生懸命やらないと守れないものである。 つまり、守らなくてはならないという”意識”が必要である。全体の業務を遅らせないよう期限内に行うことに一生懸命になっているか。世の中の上司たちは、この意識を持っているかという事を見ているのだ。

全体が見れない人に大きな仕事は任せられない!?

連帯責任という言葉がある。
仕事を任された人間が失敗した場合、任せた人間にも責任が発生するのだ。
よって誰に仕事を任せるか、上司も博打なのだ。
「この人なら任せられる。」と上司に思わせなくては仕事はもらえない。
どうすれば、そう思っていただけるか。
その1つの指針が、普段から「提出期限」をしっかりと守っているかなのだ。

大勢の人が絡む大きな仕事をとるためには、提出期限をしっかりと守り、全体を見ながら仕事ができると思っていただき、上司に安心していただく事が大切だ。
日ごろから期限に遅れ、上司の中にその人への不安が蓄積されていると、大きな仕事を任されなくなってしまう。

たかが期限ひとつで・・・しかし、そこで判断されているといっても過言ではないのだ。

やることが多すぎてパンクしている人にオススメ。

例えば、何かの資料を明日中に作るとする。
パンクしている状態というのは大方、完成するまでの道筋が見えていないからパンクしているので、
道筋を考えることから始めるのがポイントである。

具体的には1つ1つの動きで何が必要かを分解して考える事である。

例えばこんな感じである。
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1:資料の大枠を決める
‐大枠のためのテンプレを探す
‐パワーポイントを開く

2:資料作りのために必要なデータや素材を集める
‐〇〇さんに依頼する
‐〇〇のデータを(どこかから)探す

3:資料をつくる
パワポの使い方など調べておく
‐使用予定の画像を加工しておくなど

3:一旦チェックをしてもらう
‐上司のスケジュールをおさえる。
‐修正する時間をあける。

4:提出
-どんな形式(印刷・メール添付など)で提出するか調べる。
-提出する。
-------------------------------------------------------------

必要なことがわかると気持ちが楽になるのでとっかかり易くなったり、前倒し準備がしやすくなる。
また、この業務を終了させるために関わる人も確認する事ができ、スケジュール調整も事前にできる。

アイスブレイク的話】期限に対する世代間の意識の違い。

この話、嘘かホントか定かではないけれど、ちょっと面白い話だと思ったので、補足情報として。
※人によっても違うのであくまで参考程度に。

例えば、一週間後に提出せよ!といわれたとき、世代間ではこんなに感覚が違うのだ。

50代・・・3日以内に提出(若者は先輩より先に提出しなくてはならない)
40代・・・3日で中間報告、期限の1日前には本提出。
30代・・・期限ぎりぎりでもOKだが、3日過ぎても何も音沙汰がないとちょっと不安。
20代・・・1週間後に出せばいいんでしょ?

一週間後に提出せよ!が人によってこれだけニュアンスが違うのだ。
依頼する方もされる側も、お互い同じ理解でいないと事故がおきそうだ。

おわりに。

以前、「挨拶」についての文章も書いたが、今回の「期限を守る」という話に似ているものがある。
自分以外の人に目を向けるというところだ。「挨拶」や「期限を守る」という事は、自分以外の人に目を向ける訓練のようなものと思って間違いない。仕事は自分以外の人と協力して行う事がほとんどである。それができない人に大きな仕事は任せられないし、逆に完璧にできるようになると、信頼を獲得し、大きな仕事を任せてもらえるかもしれない。ビックになりたい!出世したい!もっと成長する仕事をしたい!と思っているアナタ、是非「提出期限」を全力で守ってほしい。そうすると何かが変わるかも。

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