こんにちは。LMC管理事業部の高橋です。
「生成AIツールは導入しているものの、実際には現場で十分に活用できていない」——そんな企業も少なくありません。
一方、LMCでは社員全員が日常業務で生成AIを活用しています。
今回は、その取り組みの一つとして開催した「生成AI活用事例発表会」の様子をご紹介します!
LMCで使っている生成AIツール
社員は全員、以下の生成AIツールを有料版で利用しています。用途や業務内容に応じて使い分けられるよう、複数のツールを整えています。
・ChatGPT:ChatGPT Plus(一部コンサルタントはProプラン)
・Gemini:法人向けGoogle Workspace Business Standard
・Claude:チームプラン(一部コンサルタントはその中のPremium)
昨年は、全社で生成AI活用レベルの底上げを目的として、
・1人あたり約10時間のe-learning受講
・LMCの業務に合わせてカスタマイズした全社研修
を実施しました。環境だけを整えるのではなく、「実際の業務で活用できること」を重視して取り組んでいます。
発表会の概要
◆開催背景・目的
生成AIツールの導入や全社研修を実施したことで、社員全員が基礎知識を身に付けることはできました。一方で、実際の活用度合いには個人差がありました。そこで今回、実際の業務でどのように生成AIを活用しているのかを全社員で共有する場として発表会を企画しました。他部署・他チームの活用事例を知ることで、新たな発見や自分の業務へ応用できるヒントを得るとともに、全社で活用ノウハウを共有し、更なる生成AI活用レベルの底上げを目的としています。
◆参加者・発表者
社員全員
◆発表方法
共通フォーマットをもとに各自がスライドを作成し、1人5分で発表しました!発表内容はすべて実際の業務で活用した事例になります。
発表内容
今回は各部署から代表して3名の発表をご紹介します。
・コンサルタントKさん
「AI協働による業務改善 自動化の実践事例~ChatGPTとClaude Codeを活用した要件整理・実装・継続改善プロセス~」
ある業務は難易度の高さゆえに、長年担当者の経験と判断に頼って対応しており、ルールが明確になっていないという属人化が課題となっていました。そこでClaude codeを活用し、誰でも対応できるアプリを開発。担当者の対応時間を減らし、属人化を防ぎ、業務ルールを可視化することができる効果が見込まれています。LMCにはエンジニアはいませんが、その業務をよく理解した社員自身がアプリ開発まで実現しました。
・アシスタントOさん
「MY TASK MANAGERの作成」
LMCのアシスタント業務は業務範囲が広く、週次・月次でたくさんのタスクが発生します。そこで、自分専用のタスク管理アプリを開発。仕組みでタスクの抜け漏れを防ぎ、優先順位付けして表示することで、考える時間の削減に成功しました。
・デザイン室 Iさん
「AIとデザインと私~日々の業務で私(デザイン室)がどのようにAIを活用しているか 〜」
①Excel集計業務の効率化:細かな条件付きの集計作業をAIで実施し、これまで30分かかっていた作業を約5分まで短縮。
②Illustratorスクリプトの作成:生成AIでIllustratorスクリプトを作成し、繰り返し作業を自動化。1回あたりの短縮時間は1~2分程度ですが、日々の作業量が多いため、大きな時間削減につながっています。
実際の発表スライドの一部です!
発表テーマはさまざま
発表内容は、大きく4つのカテゴリーに分かれていました。
①業務自動化・効率化(経理・アシスタント業務など)
・GeminiとGmailの連携、メールのAI分析
・売掛金入金消込の効率化
・バッチ処理
・集計カウンター作成
・図面解析の自動化 など
②アプリ・ツール開発(各部署の実務担当者が自ら開発)
・PC管理アプリ
・採用管理ツール
・コールセンターアプリ
・レポートチェックツール など
③コンテンツ・クリエイティブ制作(デザイン業務での応用など)
・イメージ可視化
・キャッチコピー作成のヒント
・視認性を高めるデザイン提案 など
④文書作成・分析(コンサル、アシスタント、総務業務など)
・レポート作成補助
・顧客対応のアドバイス
・会議室利用状況分析 など
発表会を終えて
普段は知る機会の少ない他部署の業務や生成AIの活用方法を知ることができ、自分の業務へ応用できるヒントが数多く見つかる発表会となりました。発表会後には全員に感想を提出してもらいました。
「自分の○○業務でも応用して使えそうだと感じた」
「同じ部署のメンバーの発表は業務内容が近く、即日で活用できそう」
「皆の業務効率化につながるツールを作っていきたい」
「試作で終わらせず、実運用・定着まで見据えたツール設計をしていきたい」
今後の業務改善につながる前向きなコメントが数多くありました!
私自身も発表会の刺激を受け、これまでExcelで管理していた業務をアプリ化することに挑戦しています。現在は実運用に向けて生成AIを活用しながら改善を重ねており、発表会で得た学びを早速業務に取り入れています。
これからも「全員が生成AIを使いこなす会社」を目指して
LMCでは、生成AIを単なる便利なツールではなく、業務効率化や業務品質の向上を支えるツールとして活用しています。
現在も新たな生成AIに関する研修を企画しており、社員一人ひとりがより実践的に、日々の業務で使いこなすことができる環境づくりを進めています。
今回の発表会も一度きりではなく、今後も継続的に活用事例を共有する場を設け、お互いの知見を学び合いながら、さらなる業務効率化や、業務品質向上、「全員が生成AIを使いこなす会社」を目指していきます!