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メタラーだった僕が、LMCでマネージャーになった理由

PMソリューション部の佐々木です。

今月で入社3年半になります。

学生時代、バンドマンでヘビーメタラーだった私がどのようにLMCに流れつき、そして今後どうなって行くのか、行きたいのか思いつくままに書いてみたいと思います。

大学時代、遅れてきたバンドブーム

大学在籍中は自分の時間の大半をバンド活動に費やし、複数のバンドでギターをやっていました。そんな私もギターを始めたのは大学に入ってから。

同世代の友達は、中学や高校でバンドを始め、時代と共にデジタル系の音楽へと流れていくパターンが多かったのですが、私は音楽は幅広く聴いていたものの、自分でバンドをやることはなく、高校1~2年くらいからテクノDJとして仲間内のイベントなどで活動をしていました。バンドは不良だから。

ところが大学に入学し、大学構内でエレキギターを弾いている人に声をかけ、演奏をさせてもらったところ、自分で演奏をする楽しさに目覚め、一気にのめり込むことになりました。当時はYouTubeのような便利なものもなく、CDと数少ないライブ映像などを繰り返し視聴し、自分で譜面にするという作業を繰り返していました。

複数のバンドをかけ持ちし、一時期は7つほどのバンドでギターを受け持っていたため、自分の演奏を、自分で譜面にし、見ながら演奏するということもしばしば。横浜のスタジオで練習したあと、そのまま立川のスタジオに向かい夜から朝まで練習など、数日間移動中のみ睡眠ということもありました。人生で一番忙しかった時期です。

楽器屋から不動産業界へ

そこまでバンド活動そして楽器の演奏にのめり込んだ人間としてはごく自然な流れですが、大学卒業後は日本全国に店舗を持つ楽器屋企業に就職しました。POSシステムが導入されていましたが、当時PCに不慣れだった私でも知っていたマウスのダブルクリックを連打しました。…発注した全ての楽器が2つずつ納品されました。

その後縁があり某財閥系不動産会社に入社し、そこでLMCへと繋がる経験をすることになります。

当時、都心再開発で六本木、赤坂、芝浦、青山で続々と再開発をしていたその会社は、開発に伴い建設していた大型高級賃貸マンションのリーシングのための組織として、新たな会社を設立することになりました。私はその会社に所属することとなり、新築物件を満室にまで稼働させるための戦略とそのための個別計画立案と実施をする、リーシングマネジメント(LM)という業務を担当しました。そこで事業主(オーナー)の課題を明らかにし、計画と現実がどのように乖離しているか、いかにその差を埋めて行くか、というPDCAの体験、そしてそれがうまく行った時の喜び、感謝されることのうれしさを、身を持って知りました。と同時に自分自身の未熟さも感じることになりました。大型プロジェクトでは、関係会社間での厳しい意見の応酬や求められるクオリティ、結果のハードルが高く、学生時代にバンドばかりやっていた付が回ってきた私は、仕事をしながら大学院(ビジネススクール)に通い、足りない部分の穴埋めをしました。人生で二番目に忙しかったです。

その後紆余曲折あり、LMCと出会うことになりました。

LMCでやりたかったこと、やっていること

私がLMCでやりたかったことは、社名通りLMにおいてクライアント企業の役に立つこと、物件管理とは切り離された中で、ファクト&ロジックにより解決策を見出しクライアントに認めてもらう事。入社前にはクライアントに感謝され、信頼される自分を思い描いていました。

入社後、私が配属され担当することになったのは物件管理。そしてその後仲介業務も担当することになります。管理事業、仲介事業ともにその事業ありきでLMCが始めたことではなく、あくまでクライアントの課題発見・解決の取り組みの中で、その解決手段として始めたものです。とはいえ私が不動産業界でやりたくなかった仕事は管理と仲介、想定していたキャリアとの違いに悩むこともありました。

さて、私はなぜ、今もこの仕事をしているのでしょうか?

それは、LMCにおける物件管理は、LMCで行っているコンサルティングのフルパッケージ版であるからです。

自ら立案した計画を自分で実行し、想定と違っていた部分を修正しまた試みる。自分で実行する以上無責任な計画は立てられないし、結果は自分に返ってきます。また、利害関係者はオーナーサイドだけでなく、入居者、関係業者も絡むため、問題解決の難易度はかなり高いものになります。仲介業務を通じてエンド顧客と接することは、貴重な一時情報となり、アンケートなどからは得られない肌感覚を身に着けることが出来ます。

結果、純粋にコンサルサービスを提供する場合、机上の空論ではないリアルなものとして、クライアントへの説得力を増すことになります。

オーナー、管理会社、入居者、協力業者等すべての利害関係者の立ち位置を見据えたリアルな問題解決策を提供する。自分にしか出来ないコンサルティングのため、スキルの向上のため、日々の業務に取り組んでいます。


バンド活動はどうなった?

さて、かつてあれだけ本気でやったギターも今はほとんど触れなくなってしまいました。

やはりバンドで演奏した時の一体感や、ライブでメンバーそれぞれの作り出した一つ一つの音が合わさり、全く違うものが完成することが楽しみだったので、休日にひとりでギターを弾いてもあのアドレナリンはもう出ません。

かわりに毎週末ほぼ必ずしているのはバスケ観戦。今までやったこともなかったバスケの試合を見るのが、今の一番の楽しみになっています。応援しているチームは地元の横浜ビー・コルセアーズ。弱いです。チームも球団も会社も問題山積みです。しかし私にとってこれは経営やチームビルディングのリアルケーススタディー。観戦ももちろん楽しんでいますが、今この組織の真の課題は何なのか、そしてどのように解決していくのか。それは自分が立案した戦略とどう違うのか。LMCでのマネージャーという立場からしても、非常に学びの多いものなのです。

【人事補足】

補足する所が見当たらないほど、充実の執筆内容です。私も知らなかった佐々木さんの過去を知ることができて良かったです。テクノDJだったんですね!さて、佐々木さんはマネージャーという役職でありますが、とても気さくでお茶目な人です。実務経験豊富で、MBAも持っているので知識の幅もとても広いですが、誰にでも分け隔てなく接してくれています。プレイングマネージャーとして日々活躍している佐々木さんと、バスケの話がしたい方はぜひお気軽にご応募ください!

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