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ぼくの本棚(宮嶋編)

デザイン室の宮嶋です。

私の自己紹介については、こちらの記事をご覧ください。↓

仕事は、山登りに似ている。

さて、紹介する本としては人格を疑われそうですが、「心理」というところではデザインと
相関性のある話だと思うので、本の紹介とデザインについてお話します。

まず、紹介する本のタイトルは

FBI心理分析官~異常殺人者たちの素顔に迫る衝撃の手記~

です。
※巻頭には現場写真や犯罪者の顔が載っているので、苦手な方は要注意です。

著者のロバート・K・レスラーは、犯罪プロファイリングを完成させる為に多くの犯罪者達と面接調査をしてきました。その豊富な経験を活かしFBI行動科学課の主任プロファイラーとして20年近く活躍してきた人物です。

内容についてはかなり現場の描写が生々しいので、具体的な感想は控えますが、前半はプロファイルを使って犯人を追いつめていく事件小説(?)のような内容で、後半は犯罪プロファイリングについての学術的な内容になっています。

全てのことが当てはまるわけではありませんが、幼少期や思春期の育ち方、家庭環境の大切さについても当時考えさせられた本です。  
映画「羊たちの沈黙」や海外ドラマの「クリミナル・マインド」が好きな方にはおすすめです。

犯罪心理とは違いますが、実はデザインと心理学は深い関係性があります。
例えば、「視覚階層」。人の目が、対象物を把握する順番を指すことで、質の高いデザイン作るうえで、特に重要度が高いです。

「カラースキーム(色彩計画)」は色のもつ心理的、生理的、物理的効果や性質を利用して、全体的に統一感のある見やすいイメージ作りなど、目的にあわせて配色を行うことです。

「ハロー効果」とは、ある対象物を評価する際に目立ちやすい特徴にひっぱられて、他の特徴までも良い評価をしてしまう心理現象のことを言います。

今回この本を紹介したことで、今以上に心理学の理論や技法を意識したデザインをしようと改めて思うことができました。

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