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「業界課題が本当に解決しそう…!」だからパナソニックからローカルワークスに’留職’しました

こんにちは。ローカルワークスの松尾です。

いきなりですが・・・実は、私はパナソニックの社員です。

一年間の「社外留職」制度を利用してローカルワークスで働いています。

「社外留職」とは、会社に籍を置きながら他社で一定期間働く制度で、今年パナソニックが導入した取り組みです。 私はこれを利用して10月からスタートアップ企業であるローカルワークスの一員となりました。

今回は「なぜ私が留職制度を利用したのか」、「なぜ留職先をローカルワークスにしたのか」 、「今感じていること」など書かせていただければと思います。

ひたすら全力疾走だったパナソニックでの日々


私は現在社会人4年目です。新卒でパナソニックに入社し、ルート営業担当としてお客様である代理店へ配線器具や照明などの販売をしてきました。

社会人1年目で電機の「デ」の字も知らない私でしたが、 既に関係構築ができているお客様と商談をしていたので、スムーズに営業活動をすることができました。 今思えば代理店の方は「松尾」ではなく、「パナソニックの松尾」だからこそ相手にしてくださっていたのだと思います。 とはいえ、めまぐるしく毎日が過ぎていき、「早くお客様に認めてもらいたい」、「ためになる働きをしたい」そんな一心でパナソニックではトイレに行く時間も惜しいほど(笑)忙しい日々を過ごしていました。

しばらくして、お客様との関係も親密になっていき、互いの信頼関係が築かれてきたと感じられるようになってきました。 それと同時に、私は代理店の方を「お客様」ではなく、同じ業界で働く「同志」のように感じるようになっていました。

また、代理店のお客様であり、実際に商品を使ってくださる電気工事店の方たちともどんどん仲良くなり、メーカー、代理店、工事店とステークホルダーの皆さんと良い関係を築いていきました。

メインのお客様である代理店の方と日々一緒にやりとりをし、朝から晩まで過ごすこともありました。

時にはトラックの助手席に乗せてもらい、現場や電気工事店へ一日中同行巡回をしました。

すると、代理店の方たちが日頃どれだけ忙しく仕事をしているのかを何度も肌で感じることになりました。運転中も携帯が鳴り止まず、電話で受発注をしたり、発注品がスイッチプレートひとつでも 工事店まで配送したり、その仕事を全て一人ひとりの営業が請け負っていたのです。

次第に「みんなこんなに一生懸命やっているのにどうしてこんなに仕事に追われてしまうのか、何か良い方法はないか」と考えるようになり、 業界に対する課題や問題点について考えるようになりました。

どんなに忙しくても忘れたくなかった「自分が働く意義」


そんなときに会社で「社外留職」の募集がありました。以前「社外留職」制度に関する書籍を読み、大変興味を持っていた、そんなタイミングでこの制度がパナソニックで導入されたことに運命を感じました。

また、昨今メーカーとして他社との競合も激しくなる中、いい製品を売っているだけの営業ではこれからの生き残りは厳しいと感じていました。

実際に、単純な品質だけでは代理店に訴求しきれないケースが増えてきています。

そんな時どうしても値下げに走ってしまいがちで、それが次の取引や他社との取引に響いたり、社内の値下げ承認に時間がとられたり、製品開発部署のモチベーションを下げてしまったり、色んな悪循環を生んでいる事に気付きました。

この悪循環を断ち切るため、そして、パナソニックを選んでもらうためにはもっと私の同志である代理店の課題に寄り添ったサービスを作り、製品だけでなく人手不足、マンパワーに頼った手作業の多い処理業務…それらの解消にもつながる仕組み作りがしたいと考えました。

そのために、新しいサービスを生み出している環境に身を置きたいと考え、社外留職制度に手を挙げました。

(かっこいいことを言っていますが、大企業とスタートアップ企業は何が違うのかにも純粋に興味津々でした(笑))

なぜローカルワークスを選んだのか



スタートアップ企業であるローカルワークスを「社外留職」制度の留職先に選んだのは、ローカルワークスの「テクノロジーとアイデアで建設業界の非効率を変革していく」というビジョンに大変共感し、ここなら自分の構想段階のアイデアを形にできるのではと思ったからです。

(テクノロジーでこのレガシーな業界問題の解決に立ち向かうって、とってもクールじゃないですか?)

自分の体力に任せて仕事をしてきた私にはとても痺れるビジョンでした。 今まで良い商品の提供という面で建設業に関わっていましたが、ローカルワークスでは業界をよくする仕組みづくりに関わることができ、今までとまた違った視点を獲得できると感じました。

ローカルワークスで何をやっているのか

ローカルワークスでは、施工業者が最も課題に感じている「集客」、「人探し」、「支払い」に対してサービス提供をしています。

その中で私は、全国270万社いるとされる中小企業の施工業者さんに対してアプローチを行っています。

新たなルートを創り出し、もっとサービスを知ってもらう方法がないかなど社内全員で本気で取り組んでいます。

電話や訪問での案内はもちろんですが、FAXやメールをはじめとするインバウンドを獲得する施策立案、遂行もしています。

「このお客様は何が悩みでどんな提案が心に響くのか」を考え、電話をかける時間帯やひとつでも多く相手の話を引き出すことにこだわり、日々トライ&エラーしながら取り組んでいます。

今まで新規のお客様に電話をかけたことがなく、はじめは電話一本かけることすら恐怖で尻込みしていました。

パナソニックでは先代の方達が築き上げてくれたルートや顧客との関係、商品ブランド力があり、どれだけ助けられていたのか実感します。

また、今新規サービスで構築中の、元請業者と下請業者をマッチングさせるサービス、「ローカルワークスサーチ」の開発現場は、顧客課題を商品開発につなげるプロセスがとても早いです。

例えば、仮説を立てて、複数社にインタビューを行い、結果をもとに実装をするのが1週間という速さでおこなわれます。

組織として学習スピードが早いのもとても驚きでした。このスピードは大手企業には実現が難しい、スタートアップ企業ならではのことだと思いました。


1年後、目指す姿になるために

「社外留職」制度でローカルワークスで働く大きな変化としては、自分はどれだけ貢献できているのか考えるようになりました。私は営業として会社に売上をもたらすことがミッションであるのに、何もできなかった日は「今日の私は何か会社の利益になるようなことはできたのか?」と自問します。

パナソニックでは会社に対する自分のインパクトはほとんど考えたことがありませんでしたが(笑)、少数精鋭で毎日スピード重視で取り組むスタートアップ企業では自分の組織への還元をひしひしと感じ、そのための動きを必死に考えるようになりました。

気づきと学びの毎日で、いただいた機会に感謝する毎日です。ローカルワークスのメンバーは本当に個性豊かでとても楽しく働いています!

この1年間の「社外留職」制度の留職で、お客様の課題に寄り添い、本質的に課題解決をするプロセスを学び、持ち帰りたいと思っています。

ローカルワークスでスポンジのようにぐんぐん学びを吸収するのはもちろんのこと、何をパナソニックとローカルワークスに還元できるか、日々心に留めて行動し、実りある1年にしていきます。


ローカルワークスで働いてみたいと興味のある方は、是非一度五反田のオフィスにいらしてください!

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