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【TTBグループ取締役 斎藤友史インタビュー | 治療家から取締役へ】健康難民を救う1.5兆円市場への挑戦。治療家としてTTBで目指す未来とは


斎藤 友史

ラーフオーバーフロー株式会社 取締役 / 治療院統括マネージャー / 柔道整復師・鍼灸師

専門学校を卒業し治療家の資格取得後、整骨院に就職。2014年ラーフオーバーフロー株式会社入社。



サッカーに明け暮れる日々から、治療家を志すまで。

私は、小学校の頃からサッカーを始め、小中学校では県大会・九州大会に出場したりするなど、サッカーに明け暮れる日々を過ごしていました。チームでは主将・副主将を任されることも多く、サッカー漬けの毎日ですごく充実していました。

高校進学のタイミングでは、全国の強豪である地元福岡県の東福岡高校サッカー部に進学し、プロになることを漠然と夢見ていました。

しかし、そこは全国レベルでの強豪校だけあって能力の高い選手が集まっており、高い壁にぶつかり挫折を経験しました。強烈な個性や様々な価値観を持ったメンバーが集まった中で、自分をアピールしたり、結果を残していくことの難しさを痛感したことを覚えています。

一方で、一つ上の世代には長年日本代表で活躍した長友選手や、後輩にも後にJリーグで活躍する選手も在籍しており、今思い返すとそう言った環境に身を置けたことは良い選択だったと考えています。当時に戻ったらもう一度行きたいかと言われたら少し迷うかもしれませんが、、、(笑)。でもまたきっと行くと思います。プロの選手になるには非常に高いハードルがあると感じていた中で、それでも将来もサッカーに関わる仕事がしたい、と強く考えており、高校ではプレーする中で怪我に悩まされていた経験もあり、プロサッカークラブのトレーナーを志すようになりました。


小学校の頃から高校卒業後は地元を離れるという選択肢を漠然と持っており、スポーツ科学にも強い大学に進学したくて受験したものの希望の大学には受からず、医療系の知識と国家資格を取るために専門学校進学を決意し上京しました。



江戸川区葛西にあるスポーツ系にも強い専門学校に入学し、3年間で柔道整復師の資格を取得後、浦安の整骨院で働き施術経験を重ねながら、さらに鍼灸師資格取得のために3年間学校に通い、鍼灸師の資格も取得しました。

その浦安の整骨院では、ヘルニアや脊柱管狭窄症、神経痛などあらゆる慢性疾患の施術を経験しました。また同時に、子供から高齢者までスポーツが盛んな地域だったため、急性の怪我〜リハビリの施術経験もかなり多く積むことができました。関東リーグに所属していた元Jリーガーなども数名所属する当時セミプロの様なカテゴリーの地元のサッカークラブのトレーナーも経験させていただきました。プロの現場で求められる意思決定のスピード感や仕事の正確性の乏しさ、“サッカーをしながら食べていく現実や厳しさ”を痛感したことを覚えています。ただ、ここで培った経験とスキル、ハングリーさが、ラーフオーバーフロー入社後に大きく生かされたと感じています。


慢性疾患でお悩みの方を診ていると、施術するだけでは救えない方々に出会うことも多くあります。

痛みが再発する度に来院したり、予防や生活習慣の改善まで我々が入り込めないのです。。

「一時的に痛みを取る治療はできても、根本となる原因を取り除く予防へのアプローチはできていない」と感じ、そもそも重症化しないためには筋力向上を目的としたトレーニングと生活習慣の改善へのアプローチが重要だと感じていました。

本当にお客様の現状を改善できる治療ができないか、そう思うようになり、現状の環境に行き詰まりを感じて転職を意識し始めるようになります。



代表の羽毛田との出会い。入社3ヶ月で店長へ

そんな時に、専門学校の同期に紹介されて社長の羽毛田と出会いました。

羽毛田と話す中で、TTBのコンセプトや「原因の根本を改善するために、お客様に正しい知識と環境を提供し、成果が出るまで徹底的に伴走する。それが予防治療であり、日常生活の質の向上にまでつながる。」という考え方が、まさに私が課題に感じていたポイントだったこともあり興味を持ちました。


実はその頃、プロサッカークラブでメディカルトレーナーを目指すキャリアの選択肢も迷っていたのですが、羽毛田の創業の想いや「予防医学的な見地から健康をサポートする」というTTB事業コンセプト、将来的に全国展開を目指すという会社のビジョンに共感したこと、そしてTTBという施術〜トレーニングを一貫したサービスであれば私の目指す根本改善サポートができると同時に、羽毛田と仕事をすることでビジネスマンとしても成長できると感じ入社を決意、ちょうど退職のタイミングでもあったため、出会って3日後に入社しました(笑)。


そして、タイミングとご縁が重なり入社すぐに新規出店の話が決まっており、入社後3ヶ月目で、新店舗の店長を任せていただくことになりました(笑)。

恥ずかしながらそれまでは現場で施術しかしたことがなく、”商売とは何か”もわかっていない状態でしたが、一から経験と勉強をしながら、集客と店舗運営を試行錯誤していました。初めての業務の連続で仕事も遅く、帰りも毎日終電で、まさに奮闘の日々でした。


TTBサービス自体は、パーソナルトレーニングが市場に浸透し始めた初期だったこともあり順調に顧客を獲得し、入社当時は1店舗でしたが、入社2年目にはグループ3店舗まで拡大していきました。

しかし、当時はマニュアルや仕組みも整っておらず、完全に個の力に依存しておりグループ全体としてはなかなか業績が安定して伸びませんでした。

組織運営もうまくいかず、社員の退職もあり撤退が続き、1店舗に戻ってしまったんです。




3店舗から1店舗へ。取締役として背水の陣で挑んだTTBマーケットの開拓

1店舗に戻り、また一からのスタートでまさに背水の陣でしたが、自分の店舗に継続して通ってくださっていたお客様のおかげで、「このTTBサービスは世の中に求められるはず」という想いは強く持っていました。

同時に、この頃、取締役に就任させていただき、どうにかしてこのサービスに共感してもらえる仲間と市場を作っていきたいと改めて決意しました。


当時は、整骨院のみで柔道整復師しか在籍しておらず、TTBサービスの肝であるトレーニング指導の質の向上が課題だと考えていました。

そんな時、たまたまInstagramでトレーニング指導のプロである現在のTTB事業推進リーダーの木村の発信を目にしました。「専門的なことを分かりやすく」という基本を重要視したベーシックなトレーニング指導方針は、TTBの中高年以降のお客様に価値を提供する上で重要だと直感し、迷わず会いにいきました。木村本人曰く当時、「怪しいやつからいきなりメッセージが来た(笑)」と感じたそうです(笑)。

最初は業務委託としてトレーニング指導監修のコンサルからお願いし、その後、羽毛田と共に情熱を持ってTTBのビジョンをプレゼンし(笑)、「TTBサービスを通した健康づくりを全国に広めたい」と共感してくれて、入社してくれることになりました。

木村の入社後、課題だったトレーニング指導の質が向上し、「健康レベルがマイナスがゼロ=痛みがなくなる」で終わるのではなく『健康レベルをマイナスからプラスへ=根本改善・予防』という、本来のTTBコンセプトをより強化することに成功したと感じています。

結果として、対応できる顧客のニーズも拡大し、リピート率や業績などの数字面も徐々に向上し始めました。。


また、木村がジョインしたことで、TTBコンセプトは同じのままジムの出店も可能になり、M1G4(治療院1店舗に対し、その周囲にジム4店舗の配置)という出店戦略でのドミナント出店による地域の囲い込み、ブランディングが確立されていきました。




「全国の健康難民を救済し、アクティブシニアの自己実現をサポートする」


私たちは、”自身の悩みを一人では解決できない40代以降の方々”を、「健康難民」と呼んでいます。例えば、整体やスポーツクラブに通ってもなかなか悩みが根本的 に改善しない「整体難民」や「スポーツクラブ難民」の方なども総称して健康難民です。

 

 こういった健康難民の方の多くは、例えばスポーツクラブに通いますが、トレーニング方法がわからず、求める効果も出ず、 挙げ句の果てには怪我をしてしまって整骨院を訪れる方もいます。これでは本末転倒で、時間とお金の無駄になってしまいますよね。忙しい日々の中でいかに正しく効率的に健康管理をするかを課題として感じている方や、運動が必要だと感じているがそもそも何から始めていいのかがわからない方など、パーソナルで教えて欲しいという潜在的ニーズはとても高いと思うのです。


そんな健康難民は世の中にまだまだ沢山いて、その数は今も増え続けていくと思います。高齢化が進む日本社会で、病院や整骨院での保険診療に頼った治療だけではなく、不調の改善から予防、そのための生活習慣の改善までワンストップで行う新しい健康産業が必要だと考えています。


TTBサービスでは、TTBに継続して通いながら健康維持をすることが、健康難民の方々の『日常生活の習慣の一部』になることを目指しています。


整骨院では、施術〜トレーニングまで一人の担当者がワンストップで行うサービスは、組織として店舗展開できているところは同業他社でもなかなかありません。

なぜなら、スキル的にもトレーナーに求められる難易度が高く、育成コストが高いのです。

TTBでは、「成果のフラット化」を目指し、徹底したノウハウの蓄積と情報共有の仕組み、マニュアルの体系化と充実した研修制度、そして働きながら学び続けられる仕組みによって、経営ミッションである『人づくり』のための環境を日々ブラッシュアップしています。この継続が、『全国の健康難民を救済し、アクティブシニアの自己実現をサポートする』という事業ミッションの実現には不可欠だと考えています。


また、弊社独自のM1G4(整骨院1店舗を中心にジムを4店舗配置する)という出店戦略は、ジムをご利用頂いている中高年のお客様にとって、何か痛みや不調が出ても診てもらえる整骨院の存在が安心感に繋がっています。


私たちは、「全国の健康難民を救済し、アクティブシニアの自己実現をサポートする」という我々の事業ミッションに共感し、共に推進していただける方を求めています。

同時に、私自身がそうでしたが、今の環境で自身のスキルやキャリアで伸び悩み悶々として燻っている方がいれば、弊社には成長できる環境があります。


成長できる環境、高い基準を用意してお待ちしております(笑)

少しでも興味を持っていただけたら、まずはお気軽に話を聞きにいらしてください。



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