こんにちは、ログラフの採用担当の久保です。
ログラフには、プログラミングスクールを経て、未経験から中途入社したエンジニアも活躍しております!
今回は、2024年8月に中途入社し、現在エンジニア3年目を迎えたバックエンドエンジニアの古川夏子さんにインタビューしました。 「スクールでの学びがそのままでは通用しなかった」というリアルな葛藤や、ログラフ独自のサポート体制、そして「voidって何…?」という状態から自社プロダクトのメイン開発を担うまでに成長したステップをお話してもらいました!
スクール卒業後の厳しい現実。「実務の開発は、全くの別次元でした」
ーまずは自己紹介と、現在の担当業務を教えてください!
古川: 2024年8月に入社した古川夏子と申します。エンジニアとしては、この8月でちょうど3年目になります。現在は、当社の自社プロダクトである『Omni Data Bank』のバックエンド開発をメインに担当しており、外部サービスとの連携や新機能の開発などに携わっています。
プライベートでは、最近「一人旅」デビューをししたので色々な県に旅したいと思っています!
ー元々はプログラミングスクールで学ばれていたそうですが、ログラフで実務をスタートした時の率直な感想を教えてください。
古川: 入社前はスクールに通って、PHPとLaravelを用いたWebシステム開発を勉強していました。でも、実際の現場に入ってみると、「スクールで学んだことのほとんどがそのままでは活きない」という厳しい現実に直面しました。
少しLaravelの知識があるという程度では、同じWebシステムのはずなのに、実務での開発を進めることは全く別次元で難しかったです。
ー具体的には、どういった部分に一番ギャップを感じましたか?
古川: コードを書く以前に、まず自社が扱う広告業界の専門用語(「セグメント」や「コンバージョン(CV)」など)が一切分からず、チームの会話についていくことすら大変でした。
さらに開発面でも、スクールでは意識しなかった「型定義」の壁にぶつかり……。「今でこそ当たり前に書いていますけど、当時は何のために書くのかすら分からない」「そもそも『void』って何なんだ……?」と、周辺知識や基礎的な作法の違いに翻弄され、、毎日情報を吸収するだけで必死でした。
救いになった「30分ルール」と、知識を血肉に変えるノート術
ーそんな五里霧中の状態から、どのようにして業務に馴染んでいったのでしょうか?
古川: チームの先輩方が「30分自分で考えてわからなかったら、抱え込まずに何でも聞いてね」という明確なルールを提示してもらっていたため、未経験の私でも遠慮せずに質問できる環境が整っていました。
質問の内容はそれこそ「型定義って何のために書くんですか?」といった、実務の基礎の基礎となる部分から素直にぶつけさせてもらいました。
ー先輩から教えてもらう中で、自分なりに工夫していたことはありますか?
古川:先輩から説明を受けても、知識不足ゆえに一度ではなかなか理解しきれないことも多々ありました。そんな時は、教えてもらった内容を一度自分なりの言葉でノートやテキストにまとめ、頭の中を整理するという対処をしていました。「つまりこういう理解で合っていますか?」と自分の言葉に直した確認を挟むことで、少しずつ知識を血肉に変えていきました!
2つの転機。システムの「役割と価値」が見えた瞬間
ー「仕事に慣れてきたな」と実感できるようになるまで、どのくらいかかりましたか?
古川: 視野が広がって、しっかりと慣れたと思えるまでには1年半ほどかかりました。 振り返ってみると、成長の転機が2回ありました。
最初の転機になったのは、社内システムのリプレイス作業を任せていただいたことです。バックエンドを古いPHPからLaravelへ書き換え、同時にフロントエンドもJavaScriptからNext.jsへと刷新する業務でした。このリプレイスを4~5ヶ月かけてやり遂げたことで、実務における「開発の基礎」のようなものをしっかりと掴むことができました。
2つ目は現在担当している『Omni Data Bank』の開発へ移行したことです。 新しいプロジェクトで実際に手を動かして開発を進めていくうちに、「今自分が開発しているこのシステムが、一体何の役に立っているのか?」「全体として何をしているシステムなのか?」が、日々の業務を通じて徐々に点と線で繋がるように理解できるようになっていきました。 今でも開発の中で色々と迷うことや課題はたくさんありますが、開発の基礎が身についたこと、そしてシステムの「役割や価値」が見えてきたことで、目の前の仕事だけでなく周りも見渡せるようになりました!
単に答えを聞きに行かない。「自分なりの仮説」をぶつける大切さ
ー慣れるまでの期間で、特に苦戦したエピソードを教えてください。
古川:特に苦戦したのは、「設計者やレビュワーの意図をくみ取ること」でした。 提示された設計が「なぜこの形になっているのか」、あるいはレビューで「なぜここを指摘されているのか」という背景や目的を理解するのに、最初はとても頭を悩ませました。。
ーその高い壁を、どうやって乗り越えたのですか?
古川: 単に「どうすればいいですか?」と答えを聞きに行くのをやめました。その代わりに「自分なりの解釈を持った上で認識のすり合わせをする」ことを意識して行いました。
「自分はこう思ったのですが、この解釈で合っていますか?」「この仕様で提案しようと思うのですが、ズレはないですか?」と、自分の考えを添えて先輩によく相談していました。
自分の仮説をぶつけ、先輩からフィードバックをもらうというサイクルを繰り返したことで、徐々にチームの設計思想や「なぜその設計にするのか」という意図が体に染みついていきました。
ー素晴らしい工夫ですね!質問すること自体への苦手意識などはありましたか?
古川: 「上の立場の人に質問すること」への苦手意識は今でも課題に感じることがあります。
ただ、そこは無理をせず、自分の中で「この人は特に話しやすい!」という先輩を見つけ、その方を頼ることで業務を前に進める工夫をしていました。質問相手に多少偏りが出たとしても、まずは「抱え込まずに聞けるルートを確保する」ことが、未経験だった自分なりの、一番の防衛策でした。
ーシステムの全体像が見えてきた今、古川さんが一番「やりがい」に感じていることは何ですか?
古川: 現在は、「設計をどうするか」を自分で考えている時間に、一番の楽しさとやりがいを感じています。
最初は先輩方が作った設計書を読んで、その意図をくみ取るだけで必死の状態でしたが、それが今では「どう組み立てれば綺麗に動くか」「どう作れば後から扱いやすいシステムになるか」を、主体的に考えられるようになってきました。
パズルを解くようにロジックを組み立てていくような感覚で、「エンジニアとしての確かな成長」を実感しています。
コードを書くだけじゃない。手を動かす以上に「考える時間」が多いから面白い
ー日々の業務の中で、ログラフの開発環境ならではの「面白さ」はどこにありますか?
古川: ログラフでの開発は自由度が高く、ただ指示された通りにコードを書くだけではないところが面白いと感じています。実は、実際にキーボードを叩いて手を動かしている時間よりも、「どう設計するか」を頭で考えている時間の方が多いのがログラフの特徴だと思います。
毎日、頭をフル回転させて考えながら仕事ができる環境なので、エンジニアとして飽きることがありません。
新しい技術や仕様を勉強して知識を蓄え、それを元に自分で考えて、実際に手を動かして形にする。そして「できた!」という手応えをリアルな体感として得られる瞬間が、とても楽しいです。
「知らないこと」に抵抗がない。インプットの過程そのものを楽しめる強み
ー自社サービスである以上、広告ドメインの知識や高い技術力など、覚えることもかなり多いのではないでしょうか?
古川: 広告業界特有の専門知識から、バックエンド・フロントエンド両面の技術的な知識まで、多くのインプットが必要なのは間違いないと思います。
ただ、私はむしろ「知らないからこそ、新しく知っていく過程そのものを楽しめる」というマインドで向き合えています。この知的好奇心を満たしていくプロセス自体が、日々の楽しさに繋がっています。
焦ってキャリアを固定せず、日々の「楽しい」の延長線上に
ー古川さんのこれからの展望や、将来どんなエンジニアになりたいかを教えてください!
古川: 現時点では、明確に「こうなりたい」という具体的な将来像を一つに絞っているわけではありません。
今はまず、目の前の設計や実装を純粋に楽しみながら、技術的な引き出しを増やしている最中です。焦ってキャリアを固定して枠に収まるよりも、日々の「楽しい!」という気持ちの延長線上に、自分らしいエンジニア像を見つけていければと思っています。
\こんな人と一緒に働きたい!/ ログラフのチームにフィットする人物像
ー最後に、これから入社してくる新しい仲間に向けて、どんなタイプの人ならログラフで活躍できるか教えてください!
古川: 「まずは自分でちゃんと調べてみよう」と行動できる人なら、きっとログラフの環境にマッチすると思います。
もちろん、何でもかんでも一人で解決しなければいけないという意味ではありません。 自分なりにある程度調べて、「ここまでは分かったけれど、ここから先がどうしても繋がらない」というように、分からないことを、分からないなりに自分の中で一度咀嚼して(落とし込んで)質問ができるといいと思います。
そういう主体的な姿勢を持った方が新しく仲間に加わってくれたら、チームとしても嬉しいですし、ログラフの「30分ルール」や「対話の文化」を活かして、成長していけるのではないかと思います。
株式会社ログラフでは、一歩ずつ共に成長していけるエンジニアを募集しています! 「スクールを卒業したけれど、実務に飛び込むのが不安…」「心理的安全性のあるチームで挑戦したい」という方、まずはカジュアルにお話ししてみませんか?