こんにちは、ラワンセ 遠藤(ネットワークエンジニア)です。
ネットワークの基礎を学ぶシリーズの第3回として、CCNAの問題を題材に知識を身につけていきます。
□前回の振り返り
前回はTCP/IPモデルについて解説しました。
実際のインターネットで使われている4層構造のモデルでしたね。
今日はネットワーク通信の中身である「データカプセル化」について、CCNAの問題を題材に説明していきます。
目次
□前回の振り返り
■問題
■選択肢
■回答
■解説
□通信の流れ(イメージ)
□データの呼び方も変わる
□初心者ポイント
■まとめ
■問題
データがアプリケーション層から物理層へと送信される際、各層でヘッダ情報が付加されていくプロセスを何というか?
■選択肢
A. フラグメンテーション
B. カプセル化
C. ルーティング
D. マルチキャスト
■回答
B. カプセル化
■解説
データカプセル化とは、上位層から下位層へデータが渡されるときに、各層で情報(ヘッダ)が追加されていく仕組みです。
□通信の流れ(イメージ)
例えば、あなたがWebサイトを見るときの流れはこうなります:
アプリケーション層でデータ作成
トランスポート層でポート番号を追加
ネットワーク層でIPアドレスを追加
データリンク層でMACアドレスを追加
物理層で電気信号として送信
このように、各層で必要な情報を付け足していくのがカプセル化です。
□データの呼び方も変わる
カプセル化の過程では、データの名前も変わります
層 データの名前
アプリケーション層 データ
トランスポート層 セグメント
ネットワーク層 パケット
データリンク層 フレーム
試験でよく出るポイントです
□逆の流れもある
受信側では逆の処理が行われます。
送信:カプセル化(追加)
受信:デカプセル化(取り外し)
□なぜカプセル化が必要なのか
通信に必要な情報を、それぞれの層が担当しているためです。
ポート番号 → トランスポート層
IPアドレス → ネットワーク層
MACアドレス → データリンク層
このように役割ごとに情報を追加することで、正しく通信が行われます。
□初心者ポイント
ここでつまずく原因はこれです。
「なんでわざわざ追加するの?」
答えはシンプルで、それぞれの層が役割ごとに必要な情報を持っているからです。
■まとめ
データカプセル化とは、各層で情報を追加していく仕組み
上から下へ進むときに行われる
データの名前も変わる(セグメント・パケット・フレーム)
□今後について
次回は「通信種別(ユニキャスト・ブロードキャストなど)」について解説していきます。
通信の種類を理解すると、ネットワークの動きがさらにイメージしやすくなります。
引き続き、NWの知識を身に着けていきましょう
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