こんにちは、ラワンセ 遠藤(ネットワークエンジニア)です。
ネットワークの基礎を学ぶシリーズの第18回として、CCNAの問題を題材に知識を身につけていきます。
□前回の振り返り
前回はアクセスポートとトランクポートについて解説しました。
VLANを実際の通信で扱うための仕組みであり、タグを使って複数のネットワークを1本で扱う方法でした。
今回は、普段のインターネット通信で必ず使われている「DNSの役割」について解説していきます。
■問題
DNSの役割として正しいものはどれか?
■選択肢
A. IPアドレスを自動で割り当てる
B. ドメイン名をIPアドレスに変換する
C. MACアドレスを取得する
D. 通信経路を決定する
■回答
B. ドメイン名をIPアドレスに変換する
■解説
DNSとは、ドメイン名とIPアドレスを対応付ける仕組みです。
人が理解しやすい名前(ドメイン)と、通信に使われるIPアドレスをつなぐ役割を持っています。
□ドメインとは何か
ドメインとは、インターネット上の「名前」のことです。
google.comやyahoo.co.jpといった、人が覚えやすい形式の文字列がドメインです。
しかし実際の通信では、この名前ではなくIPアドレスを使って通信が行われています。
□なぜDNSが必要なのか
もしDNSがなければ、WebサイトにアクセスするたびにIPアドレスを入力する必要があります。
例えば172.217.xxx.xxxのような数字を毎回覚えて入力するのは現実的ではありません。
そのため、ドメイン名をIPアドレスに変換するDNSが必要になります。
□通信の流れ(イメージ)
Webサイトにアクセスする場合、次のような流れになります。
① ブラウザにドメイン名を入力する
② DNSサーバに問い合わせを行う
③ 対応するIPアドレスが返ってくる
④ そのIPアドレスに対して通信を行う
このように、DNSは通信の「最初の入口」となる重要な役割を持っています。
□初心者ポイント
「URLでアクセスしているのに、なぜIPアドレスが必要なのか?」という疑問があります。
実際には、ドメイン名はあくまで人が使うための名前であり、通信は必ずIPアドレスに変換されてから行われています。
□もう一歩理解を深める
DNSの問い合わせは1回で終わるわけではなく、複数のサーバを経由して最終的なIPアドレスを取得します。
この詳細な流れについては、次回「DNSルックアップ」で解説していきます。
■まとめ
DNSはドメイン名とIPアドレスを対応付ける仕組み
人が使う名前を通信で使える形に変換する
インターネット通信の最初に行われる重要な処理
DNSがなければIPアドレスを直接扱う必要がある
□今後について
次回は「DNSルックアップの流れ」について解説していきます。
実際にどのようにしてIPアドレスが取得されるのか、通信の裏側を詳しく見ていきます。
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