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そのスピード感たるやハンパじゃない!古屋蔵人がluteで表現する世界観とは

Instagram Storiesメディアとしてローンチしたlute(ルーテ)には、魅力的なスタッフが多く参加しています。今回は前回の武田俊に続いてluteのボードメンバーであり、HOEDOWNの代表も同時に務める映像ディレクターの古屋蔵人です。


---映像ディレクターになったきっかけは?

もともと僕は書籍の編集者やってたんですが、10年くらい前から「映像作家100人」というその名の通り、映像作家を紹介する書籍を編集していまして、10年前っていうとパソコンのスペック的にギリ個人で映像制作できるようになったというタイミングで。僕は中高生のころMTVをVHSに録画してミックステープ的にお気に入りのMVまとめたりしてたクチなので、編集者だけど、僕もずーっと映像撮りたいって思っていて、なんのスキルもないけど、自分もディレクションできるにちがいないっていう謎な自信があって(笑)。

それで友人の環ROYくんに僕にMV撮らせてよーっておねだりしたのがきっかけです。「YES」っていうビデオだったんですけど、半年後には編集者の仕事量と映像ディレクターの仕事量が逆転してました。

映像作家としてデビューしたきっかけ
環ROY / YES - YouTube



---luteにジョインしたきっかけは(luteとの出会いは?)、その時どう思った?

代表の五十嵐が僕の作品をけっこうみてくれていたみたいで、最初に企画を任せてくれたんです。ベルリンを舞台にしたショートドキュメンタリーの「FROM BERLIN」だったり数本、それがきっかけでluteの映像チームを任せてもらって現在に至るまでエライ本数の映像をみんなで作ってきました。最初の印象は、もちろんめちゃくちゃワクワクしました。正直そのころは日本のミュージシャンをあんまりチェックしてなかったのですが、まだ日本にぜんぜん知らないミュージシャンがたくさんいるんだ!っていう驚きもだし、一緒に映像作れるんだっていう。chelmico、ZOMBIE-CHANG、マイカ・ルブテ、あっこゴリラとかミューズがめちゃくちゃたくさんいるんだ!とか。


---luteの映像表現で大事にしていることってありますか?

たとえばタップする気持ち良さだったり、あえてルールでしばることで映像のおもしろさを引き立てるようなギミック、ブッキング、いかに短い時間でユーザーに楽しんでもらえるか、とか。もう無数にこだわりはあります。一番大事にしてるのは、すぐに反省してすぐに改めるスピード感です。


---luteで何を表現していきたい?

いくつかベクトルがあるんですけど、ひとつは世界観。雑誌でも映画でも、この世界が好きで、この世界にいきたい!って憧れることが大事だなって思っていて、たとえばブレードランナーの街でうどん食べたいなーとか、ブラックレインで描いている大阪にいきたいなーみたいな。luteに登場するアーティストたちとわくわくする世界観を描きたいですね。



---古屋さんのカルチャーに対する考え方を教えてください

えっ!めっちゃテーマでかいですね(笑)。

カルチャーってやっぱり、最初は自然発生的に起こって、そのあとに大きくなるには立役者がかならずいるんですよね。ファクトリーにウォーホールだったり、パンクムーブメントにマルコム・マクラーレンだったり、宇川(直宏)さんがdommuneやってたり。なんで、その引き立て役、カルチャーを面白くして盛り上げる人は必須で、luteの仕事でもあるって思ってます。編集者、ディレクター、プロデューサー、投資家、ライターみんなカルチャーの立役者なんですよね。


---こんな仲間と働きたいな、というのはありますか?

柔軟なひとですね。luteはベンチャー企業なので、どんどんルールが変わっていって、そのスピード感たるやハンパじゃないんです。2年間YouTubeメインでやっていたのに、今はInstagramのStories向けに縦型映像作ってるわけで、えっ!って躊躇せずに新しいルールに適応できる、やわらかーいモノの考え方ができる人とお仕事をご一緒したいです。ミュージシャンだったり、アーティストだったり、音楽や映像業界のいろんなプロが出入りする職場なので、その刺激をガンガン吸収できるような人がいいですね。


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