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メンバー紹介「「教育」×「本気」モチアカは自分にとってベストな環境」

★プロフィール

堀内祐希

・福井県出身

・慶應義塾大学理工学研究科開放環境科学専攻1年

・趣味:野球観戦・散歩・など

Q. 高校時代まではどのような生活を送られていたのですか?

与えられた環境の中で兎に角真面目にこなす子供でしたが、同時に「自分の意志」をしっかり持ったことがなかったと思っています。小さい頃は、書道、英会話、体操教室、小学校のバドミントンクラブ、その他諸々習い事に行きましたが、理由は全て「お兄ちゃんが行っているから」。結果的に自分がやりたいと言って始めた習い事は一つもないかもしれません。部活選びも自分の興味や関心を考えることなく、中学高校共に兄と同じバドミントンでいいや、と決めました。

自分の意志を一番主張したのは、高校の体育祭の活動部門選びでした。1年生の時に、大きなオブジェを作る部門を希望していた(兄がやっていたから。兄好きすぎですね笑)ものの、なぜか人気のなかった応援団部門へ。ここで踊ったダンスが楽しくて、2,3年は「絶対に応援団にしかならない!」と。心の底からやりたいことを本気で貫き通せて、得られた達成感は高校までの一番の思い出です。

Q. 受験期の様子を教えてください。

受験期で大きな挫折を経験しました。第一志望校の現役時の入試、ほんのわずか合格点に届かず。現役合格していた私大に入らずに浪人を決意しました。

浪人時代は京都で寮生活をしながら過ごしていました。大きなやる気の波がない状態を維持することができ、浪人期の成績も落ち着いていました。センター試験も自己最高得点で突破、自らの合格を疑わないままに入試会場へ…

しかし、テストをやっている最中に急に体調が悪くなったのは、その場が初めてでした。いつも得点源にしていた科目で全く得点がとれず。浪人の結果もまたギリギリ不合格でした。

志望校は自分の意志で決めた数少ない選択だったために、その悔しさはひとしお。

実は現役合格を蹴った大学を再度受験して合格し、入学することになったんです(笑)。こんな経験をした人が、自分の周囲に誰もいなくて。立ち直りには時間を要しました。そのとき「人の痛みや苦しみに寄り添える人間になりたい」と感じました。

Q. 大学ではどのような活動をなさっているのですか?

辛い状態の中で大学のサークル選びに十分な気力を割くこともできず、友人が所属していた2つのサークルを見学、そのまま入りました。

結果的に片方のサークルにて、副将という重役につきました。当然その役につかずに別のやりたいことを見つけることもできたのでしょうが、その意志もあまり強くなく、結果的に大学生活=サークルという生活をずっとこなしてきました。

サークルの中で、会員にとって居心地の良い空間づくりのためにどうすればよいかを考え続け、自分なりにできることは進んで取り組みました。ただし、サークル運営のベースや慣習は既に過去の先輩から与えられたものを忠実に守っており、その部分を変えようとは動けませんでした。執行代の役職の種類・人員数や、執行代はイベントに全て参加の原則などといった、過去からの細かい慣習に苦しむ同期も多くいました。副将ながら自分もそのうちの一人でしたが、あくまでも過去の流れを受け入れ、それに耐えるしかないと思っていましたね。

このように、自分の意志で可能性を広げようとしない大学生活だったかもしれません。今いる環境を改善したり、そこから抜け出して新たなことに挑戦したりするのではなく、今いる環境を耐え抜くためだけに真面目になってしまう。それゆえ、サークルの役職を終え、これまでの環境を抜けた途端これまでの自分をふと振り返ると、なんだか中身が無いなと思ってしまって。思い切って環境を変えなければと一念発起したのが始まりでした。

Q. モチアカで働くようになったきっかけを教えてください。

経験を踏まえて、今の自分が一番「人の痛みや苦しみに寄り添える」手段は教育であるとずっと思ってきました。そのため昔も塾講師をしていたのですが、週1回2時間数学の授業をするだけではその生徒を包括的にサポートすることはできず、なかなか本気になれない自分がいました。

つまり、「教育」×「本気」が自分の中でのキーワードで。まさにモチアカは自分の新たな活動の場としてはベストの場所だと考えて応募しました。

Q. 入社後はどのようなご活躍をなさっていますか?

授業や面談もしていますが、当時リリース直後だったサービスの企画チームに入り、現在はリーダーを務めています。現状維持の運営はサークルでも経験していましたが、「現状維持じゃダメなもの」の運営はしたことがなかったので。まだまだ課題は山積みですが、語れる経験を増やすために一つずつ向き合っている段階です。また、個人的にモチアカの推している生徒のキャリア育成のイベントにできるだけ参加しています。自分の苦い経験もあり、「様々な人がどんな壁を乗り越えて今に至るのか」に興味があるんです。

このような活動を通じて、流れに任せて生きてきた自分が、自然に自分の意志で自分の視野を広げたいと思えるようになりました。何せ「生徒に変革の機会を提供する」塾ですので、自分が色んなことを知っていないと生徒に十分に語れず、結局本気で向き合うことはできません。自分の経験を豊富にして語れることを多くしよう、と動けるようになりました。

Q. モチアカの良いところはどのような点ですか?

生徒のみならず、講師自身も変革の可能性を与えられるところです。

変革は「機会提供の総量」と「個人のスタンス」の掛け算で生じるものと思っています。以前の自分は、与えられたもの以上の新たな機会を提供される場もなく、そもそも自分がその情報を自ら遮断していたということもあり、両方とも0でした。

しかし、先述の通り自分で様々な知識や経験を積むようになったり、モチアカで幅広い種類の業務をいただけたりと、講師自身も変革の機会を多く受け取ることができます。モチアカは恵まれた環境です。

少し難しいのが、後者に関しては人それぞれ異なっていることでしょうか。生徒のスタンス改良には相当のカウンセリング力が必要になりますから。その一方自分自身はありがたいことに周囲の皆様に良い影響を受けながらそのスタンスを改良の方向に進められています。

「自分の意志」での行動が薄かった私が自分の中での変革を起こせていることに感謝すると同時に、同じことを生徒の中で起こすことに日々挑戦し続けていきたい、と感じています。

Q. こんな人はモチアカへ!

自分は大学4年生になってやっとこの塾に出会えました。大学に入ったころから、もしくはもっと早く出会っていれば違う自分がいたのだろうと痛感しています。なので私の立場からモチアカを勧める人を挙げるならば、

・何となく今の自分が気に入らない人

・自分を変えたいと思っている人

でしょう。どう変えたいのか、具体的なビジョンは見えていなくてよいと思います。それはモチアカで働いていく中で見えてくるものです。

ちなみに、自分を変えるのにはいくら遅くても遅すぎることはないと思っています。「大学に入ってしばらく経つけど、このままで自分はよいのか」不安に思ったら即行動しましょう。モチアカには自分自身の中に新たなぶれない芯を作ってくれる、新鮮な環境があります!

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