【Makuake People #11】広報の「伝える」スキルは、ずっと使える宝になる

「できない自分」を受け入れ、やるべきことが見えるように。

これほど多彩なジャンルを扱えるPRは、他にない。

新しいことに挑戦する人のストーリーを伝えられる喜び。

――林優(広報)


大学時代は学祭の運営に情熱をささげていた

教育関係の仕事に就いていた両親の影響もあり、もともとは教師になろうと考えていました。ところが、大学時代に夢中になったのが、学祭を運営するサークル。その中でも印象深かったのが、パレードの企画です。

前の代から「やる」と決まっているものを、今年はどのように見せていくか考えていきます。パレードとは、さまざまなサークルの人たち500~600人が音が出る車を先頭にして、公道を歩くというイベントで、それぞれのテーマを加味しながらひとつの形を作り上げていきます。ヒアリングしたり企画したりする裏で、公道を歩くための警察へデモの申請や、サークル間の調整など、細かな雑務もありますが、色々な人と協力して「何かを創ること」が楽しかった。

サークルの中で「何かを創りあげる」ことで実感した達成感ややりがいを感じられるような仕事がしたいと思ったんです。教育のボランティア活動などもしており、教師の道も視野に入れていたのですが、3年生のときに、別の道へ大きく舵を切りました。


何かを創造する仕事がしたかった

最初に魅力を感じたのは、広告の仕事。大手の広告代理店以外にサイバーエージェントの話を聞き、ベンチャー気質に自分が成長できる可能性を感じました。その時に特に心に残っているのがマクアケの取締役である坊垣さんの話です。「熱中できる仕事をしたい」という私に対して、「大学4年間で、生涯を掛けられるものを見つける方が難しい。なくて当たり前なんだから、いつか使命が見つかったときに120%の力で取り組めるように力を付けることが大事」と言ってくださいました。

内定者時代には、広告の部署でアルバイトとして働いていましたが、坊垣さんと話をして、マクアケのような、少人数の組織で働きたいと思い、その後マクアケへ移ることに。また、マクアケの事業は社会の役に立つ意義のあることだと強く感じ、そもそも目指していた教育の世界と近いものを感じました。

入社後は、戦略広報本部への配属となりました。戦略広報本部の中で、アライアンス担当として流通販路の皆様や、さまざまな企業との提携業務を担当。さらには、イベントの担当も。今思うと、多岐に渡る業務で、いろいろな力がついたと思います。特に印象深いのは、マクアケで毎年8月に開催しているサービスの周年イベント。プロジェクトの実行者や日頃お世話になっている関係者の皆様をお誘いする大事なイベントの総合プロデューサーを任せていただけました。特に今年は、今までで最大規模となる700名を超える皆様を集めたイベントでした。企画から運営統括を全ておこない、正直とても大変でしたが(笑)、実行者や関係者の皆様のリアルな熱気を強く感じました。そんな一大イベントのプロデュースに携わらせていただいたのは、単純に楽しかったですね。

大学のサークルでついた自信を捨てたとき

仕事は楽しかったのですが、すべてうまくいっていたわけでもなくて。よく注意されていたのは、ホウレンソウ(報告・連絡・相談)ができていないのに、なかなか直らなかったことでしょうか。

大学の時に、サークル内でもリーダー的役割で物事を進めてきて、「自分はできる」と思っていたところがあったのでしょう。会社に入っても「本当はできるのにうまくいかないのは、調子が悪いだけだ」と思うようなところがあった。それをずっと上司や先輩に指摘されていたのに、1年ほどはしっかり受け止められていなかったと思います。

受け入れられるようになったきっかけは、上司に勧められた『自分の小さな「箱」から脱出する方法』(大和書房)という書籍を読んだこと。うまくいかないところを人のせいにしたり、口では反省しても認めていなかったり、といった自分を自覚しました。それにより、まずはベースとして「できない自分」を受け入れられたんです。

そこで初めて、自分に対してばかりベクトルが向いていたと気がつきました。そこから、指摘されたことを素直に受け止められ、仕事と向き合う事ができるようになり、自分のできない部分を真正面から直視するようになりました。そうして、ベクトルが「組織」や「サービス」へ向かい、それに伴って、成果も出るように好転していったんです。

マクアケならではのPRのおもしろさ

今年の1月から、アライアンス業務は引き継ぎ、「Makuake」で毎日次々に開始するクラウドファンディングプロジェクトの広報・PRを担当することになりました。通常の会社なら、自社のプロダクトをPRするものだと思いますが、「Makuake」はそれだけではありません。飲食店、ガジェット、コンテンツ等々、多種多様なプロジェクトがあります。ひとつのサービスの広報として、ここまでたくさんのジャンルに関われることは珍しいのではないでしょうか。また、クラウドファンディングという性質上、今までにないものや、新しいものが多く、メディアの皆様からの注目も強く感じます。そんな「Makuake」の広報業務に関わらせてもらえることはとても刺激的です。

主な仕事は、各プロジェクトがしっかりとターゲットに伝わるように、広報戦略を立てて実行すること。例えば、最新ガジェットのクラウドファンディングプロジェクトであれば、ガジェットのファンが多く見ている専門メディアに情報を提供したり、実行者に対して取材をいれたり、プロダクトのレビューを促すためにプロダクトを使ってもらったり……。新しくスタートしたプロジェクトはもちろん、伸びてきたプロジェクトなど、毎日さまざまな広報戦略を実行しています。

「Makuake」でプロジェクトに挑戦される方には、新しいことにチャレンジしている人が多いので、やろうとした意味・背景やストーリーなどをヒアリングするのはとても楽しいです。さらに自分が広報担当として、メディアの皆様に対して、価値ある情報と思っていただけるような文脈で話をすることにより、その話を面白がっていただき、取り上げていただけるとなお嬉しいんです。

より多くの人に価値が届くように

私自身、いろいろなことをそつなくこなすタイプではあるのですが、何かを職人的に極められた経験がありませんでした。だから、今は広報の仕事を突き詰めたいと思っています。先輩の仕事を見て、本当は魅力的なのにまだ多くの人に届いていないものを世の中に伝えていく仕事は心から素敵だと思ったし、私も、より多くの人に価値が届くよう伝えられるようになりたいと思っています。

坊垣さんに言われた「いつか使命が見つかったときに120%の力で取り組めるように力を付けることが大事」という言葉は、さまざまな力が求められる広報の仕事をするうえでよく感じています。今までのアライアンス業務やイベント担当として培った力は、広報業務に活きていると感じることが多々あります。

学生時代の時はまだ、自分にとっての使命なんてわからなかったけれど、マクアケでの広報の仕事を通じて、社会に在る魅力的なものを多くの人と共有できることって、すごく幸せなことだし、やりがいのあることだと実感しています。これからも、マクアケの多種多様なプロジェクトをより多くの人に対してしっかり届くように伝えていき、魅力的なものであふれる社会に貢献できればと思っています。





取材・執筆:栃尾江美 Website
撮影:佐藤啓 Instagram

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