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ママノの物語

"神様の食べ物”
数千年前チョコレートは、王様に捧げられる貴重な品であったことから、そう呼ばれていました。
MAMANOがフェアトレードで使用する ”アリバカカオ” は、カカオ発祥の地エクアドルで今も自然農法で育てられている、まさに ”神様の食べ物” の名にふさわしい極めて希少なカカオです。

そのアリバカカオから作られた ”神様のチョコレート” で「最高に贅沢で幸せな一瞬」を楽しんで頂くために、世界初・唯一のアリバカカオ専門店MAMANOは誕生しました。

「MAMANO」に込めた想い
MAMANOのパートナーである現地の組合は約70%が女性のメンバーだということ。女性のカカオ農家さんが多いことからも、「MAMA」という言葉を入れています。

MANO=手は、女性のカカオ農家さんが愛情たっぷりに育てたカカオを大切に手に持っているイメージからつけました。MAMANOのロゴマークは、アリバカカオを手で優しく持っているイメージとなっています。

アリバカカオ(ナショナル種)の秘密
アリバカカオ、それは世界のカカオ生産量の約2%しか生産されていない希少品種です。エクアドルの固有種で他国での栽培が難しいとされています。
現在世界で生産されているカカオ豆は、約90%がフォラステロ種。

主に西アフリカのコートジボワール、ガーナ、ナイジェリアなど、西欧の元植民地で、プランテーションと呼ばれる大規模生産がされるものです。

元々、アマゾンを起源とするカカオは、南米からアフリカへ渡り、品種改良を繰り返し、生産性の高いカカオ豆となりました。反面、苦みが強く、香りは非常に弱いと言われています。

アリバ種は花の香りに特色を持ち多くのチョコレートを愛する人を魅了してきました。一方で、病気に弱く1920年に蔓延した病害で壊滅的な打撃を受けました。

その後生産者の多くが、生産性は高いものの香りの弱いCCN51種の栽培を増やしたため、品質の良くないアリバカカオが市場に出回り、アリバカカオ自体の評価を下げることにもつながりました。

現在では純正種(に近い)アリバカカオが見直されてきています。

しかし、アリバカカオの表示で流通しているカカオの大半は、生産コストが安く、量産できるハイブリッド種が混合されたものとなっているのが実態です。

MAMANOでは、トレーサビリティ体制が確立した信頼できる生産(現在はWINAK組合と提携)及び流通組織からのアリバカカオだけを使って、香り高いチョコレートを生み出しています。

従来の仲買人を介したカカオ豆の流通体制では、特定農園の高品質カカオ豆だけを選別して輸入することが困難でしたが、MAMANOで使われるアリバカカオは、現地の提携組合とのパートナーシップによって、オーガニックで高品質のカカオ豆だけを選別して使用することができています。

アマゾンの環境を守る
ママノの提携組合は、アマゾンの熱帯雨林の環境の中で、農薬、肥料を使用しない自然農法でカカオを栽培しています。様々な果実や作物と一緒に栽培するチャクラ農法(アグロフォレストリー)でアマゾンの生態系を維持しつつ、持続的な生産活動を行っているのです。

生産農家の持続的な発展に繋がる
提携組合の特徴は、高品質なカカオ豆が出荷されるチェックシステムが確立していること、カカオ豆の品質向上活動を組織として積極的に行っていることです。昔ながらの伝統的な農法で環境を守りながら、そこに新しい知恵や技術を取り入れて、未来への持続的な発展を志向しています。

アマゾンの生物多様性を守りながら地域コミュニティーの持続的な発展をめざしす。得られた収益がカカオ生産者へ還元される。組合員はアマゾンの森を守り、コミュニティの自立をめざす。まさに過去から未来へとつながるダイレクトトレードを実践しています。

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