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2017年 年頭所感

新年あけましておめでとうございます。代表の増木です

2016年は「運が悪い1年にしよう」というのが抱負でした。
これは、「今まで運が良すぎたので、今年は気を引き締めないといけない。運が悪かったけど、なんとか頑張りました」くらいの緊張感を持った姿勢で仕事に取り組まないといけないな、という戒めを込めて、こういう目標を立てました。

ところがふたを明けてみると、2016年はうってかわって運がよかった1年でした。過去最高記録更新でした。スタートアップの代表はよく「全力で駆け抜けます!」とかのキーワードを使いますが、なんというか振り返ってみると気がついたら勝手に身体が駆けていて、まだ全力で駆け抜けて消耗してるの?といわんやくらいの感じでした。



MAMORIO1週年記念サイト
http://www.mamorio.jp/1st/

こちらはMAMORIOをご愛顧いただいている皆さまに感謝の気持ちを込めてつくっった、発売開始からの1年のできごとを振り返る1周年記念サイトをです。こうして1年間を振り返ってみると、プロダクトが本格的に成長して、会社の社名が代わり、オフィスが移転し、素晴らしい新しい仲間も増え、大きなイベントで賞をいただき、またたくさんの企業とのアライアンスを組み…振り返るとはやすぎて、まだ気持ち的には うそー?また2016年って終わってないよね??まだギリギリ2016年でセーフだよね…? アラウンド2016だよね? と言いたくなる気持ちでいっぱいになります。それくらい本当に目まぐるしく濃密な一年間でした。振り返ってそう思えるのも自分自身が全力で駆けたというより、たくさんの人達に応援して支えられてきたというのがおおきいのだと思います。なのでわたしはあけましておめでとうという言葉よりもありがとう、という言葉を使いたいです。去年MAMORIOを支えてくれたすべてのステークホルダーにありがとう、っていいたいです。

MAMORIOいいね、って言って買ってくれたたくさんの利用者の皆様
MAMORIOおもしれー、って言って飛び込んでくれた仲間のみんな
MAMORIO応援するよ、って言って支援してくれた企業の皆様
MAMORIO賭けてみるか、って言って途方もないビジョンに賭けてくれた株主の方々

こうしたたくさんの縁に支えられたおかげでいまの自分たちが存在しえているということに感謝の念がたえません。と同時に今までの自分ではもうだめなんだという、強い使命感と大きな危機感も感じています。常に自分にはこのビジョナリーなカンパニーの代表たる資格があるのかという自問自答をしてこたえ続けなければわたしは失格なのです。

今年の抱負は個人としては、「最高の30歳を迎える」です。

気がついたら今年は30歳になる歳です。気持ち的にはまだ大学を出た新卒くらいの若手のつもりだったのですが、もう嘘ごまかしのない30歳になってしまうことを知り恐れおののき震えています。若いからスピードがある、若いからがむしゃらに働ける、若いからリスクが取れる…もうそういう若いからシリーズが許されるハネムーン期間が完結するのです。論語にいわく、「30にして立つ」という言葉がありますが、この立つというのは独立するというような意味で使われますが、単なる起業するよという意味ではなく、自分にとっての使命感と向き合って乗り越えるという趣旨のことなのだと思います。「人生をかけるに値する目指すべき登りたい山を決める。これで人生の半分が決まる。」とはソフトバンクの孫正義氏の言葉ですが、幸いにも私は登りたい山を見つける機会に恵まれました。成功したあとに、いやあじぶんは運が良かっただけなんです、なんて言ってのけることはスマートかもしれませんが、そうではなく酸いも甘いも噛み分ける良き起業家になるべく挑戦し失敗し、1年前は黒歴史と言えるような目まぐるしい進化を遂げることこそ起業家としての本懐なのだと思います。そのために残り半年間、最高の30歳を迎えるために精神的、肉体的にも悔いのないチャレンジングな日々に邁進したいです。30歳になったときをソワソワではなくワクワクで迎えたいです。たくさんのまだやり残していることを拾っていきたいです。

そして、事業としては「なくすを、なくす。」のビジョンを実現するために今年は「忘れられるプロダクトをつくる」をテーマにがんばりたいと思います。

「忘れられる」プロダクトとは…

・安心すぎて、いつどんなときどんな場所でも「忘れられる」プロダクト。
 「なくす、忘れる、といった悲しい感情は有史以来まったくかわっていない。そのような悲劇をなくすべくわたしは、様々な手段や最先端の技術を使いいつどんなときどんな場所でも安心して「忘れられる」ようなプロダクトをつくりたい。」

・小さすぎて、存在を「忘れられる」プロダクト。
 「新しい何かを増やすことはとても複雑で面倒だ。わたしは日本が誇る技術と仕組みを使い、様々な大切なものにまるで最初から搭載され違和感なくつかえるような小さすぎて、存在すら「忘れられる」ようなプロダクトをつくりたい。」

・当たり前すぎて、なかった時代が「忘れられる」プロダクト。
 「歴史を変えるような素晴らしいプロダクトはいずれ人々の記憶から忘れられる。当たり前になりすぎて、それがなかった時代のことが思い出せないからだ。わたしはそういうなかった時代が「忘れられる」ようなプロダクトをつくりたい。」


そういうプロダクトをわたしはつくりたいです。

以上、長くなってしまいましたが、1年に1度くらいこうして年頭所感を思う存分まとめてみるのは良いものですね。2017年もよろしくお願いいたします。


あなたは、良い会社に入りたい人ですか? それとも良い会社を創りたい人ですか?

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