「腕一本で転職9回。大企業からベンチャーまで渡り歩いてきた辣腕の仕事人が、攻めの転職を語る」

株式会社マナボ(以下、弊社)・長期インターンの渡辺将伍です。記事を開いてくださりありがとうございます。

この記事を見てくださったということは、あなたはもしかしたらスタートアップのインターンに興味がある学生かもしれないし、EdTech(=Education×Technology)に興味があるビジネス関係者かもしれません。少なくとも、「転職」や「キャリア」あるいは「教育」「EdTech」といった言葉に、世間一般よりは敏感なアンテナを持っている可能性が高いのでは、とお見受けします。

これからお届けするのは、弊社の執行役員事業統括部長・小林佳徳(こばやし・よしのり)へのインタビューです。

小林は、弊社が管理・運営するオンライン家庭教師サービス「スマホ家庭教師manabo」の責任者として腕を振るうキーマンであり、これまでに転職9回という凄絶な過去を持っています。40代での転職で年収アップは容易ではない(AERA 2017年5月22日号)と言われる中、累計10社目にマナボという職場を選んだ理由は何だったのでしょうか。

Benesseやライブドアの企業事件を切り抜けたり、とあるきっかけで本を出版したりといった多様な経験も持ち合わせている小林。紡ぎ出す一言ひとことには重みがあります。

これからまた転職する気はあるのか。 そもそも転職は何のためか? 仕事とは何か?

マナボという会社をこれからどうしていきたいか。教育×ITの来し方行く末は?

多角的な切り口から訊いた結果、様々な興味に応えるものとなりました。

幾多の転職を経て、変わるものと変わらないもの

ーー紹介も兼ねて、改めて小林さんのお仕事に関して伺います。   まず、現在の職種や業務内容を教えてください。

主に生徒向けアプリの開発ディレクターとして、リリースするサービス全体のプロジェクトマネジメントをしています。それ以外にも人事・法務・経理・営業・CSなど手広くやっています。

これまでの職場での仕事も基本的には2本柱で、1つはインターネットサービス開発のディレクターや企画・運用、もう1つは人事・採用・教育です。マナボでやっていることも、結果的にはこれらの柱の延長上にあるように思いますね。

ーー小林さんの転職歴は既に こちら(リクナビNEXTジャーナル)やこちら(日本経済新聞)が詳しいので譲りますが、転職を重ねてきて、どのようなことを感じていますか?

新しい環境では、諸々の成長速度が速いですね。2〜3年経って慣れてくると落ち着いてくるのですが、あえて悪く言ってみれば、手抜きしても給料が下がるわけではありません。そうすると、人間という生き物はサボリがちになってくる。それを防ぐには会社内で部署を変えるか、転職するしかありませんが、会社の都合もありますし、選択は難しいですね。

また、大きい企業であるほど社会に与えるインパクトは大きいですが、私がいくら頑張っても会社を変えるのには限界がある、ということも感じています。一方で小さい企業だと会社は比較的変革しやすいのかもしれないけれど、今度は社会へのインパクトに欠ける。

その両方をどうやって短時間で達成するのか考えたとき、そこに留まりもう少しキャリアアップして達成するのがいいか、時間をかけても達成できなさそうとみて働く環境を変えるのがいいかの選択になってきます。ライブドアのように、小さかった企業が大きくなることで、転職する以上に環境が好転するという特殊な例もありますが。

ーーライブドアやBenesseでは企業の事件も経験(2014年に自身で関連著書を上梓)されています。そのタイミングで会社に留まるか、転職するか、の選択も難しいものだったのではないですか?

そういった場合、大抵は「無難なほうへ、コンサバなほうへ」いくか「この混乱に乗じてやってやるぞ」となるかのどちらかだと思いますが、私はどちらかというと後者で、それらの事件はチャンスと考えていました。環境が大きく変わる可能性があるので。

特にライブドアの時には新しい社長のもとで会社が大きく変わる期待をしましたが、事件前のときほどの変化は起きなかったこともあり、それは転職のきっかけになっていきました。

読書感想文が何より嫌いだった私が、アラフォーになって出版をすることになった話(STORYS.JP)

ーーその局面をピンチでなくチャンスと捉えられる精神力が凄いです。

普通なら会社が危機となればピンチと考えるのかもしれませんが、私は短期間で転職を重ねている分、そこで何十年も勤めている人とは違って「これで会社がなくなったらまた転職すればいい」と考えられる。私にとっては変化することよりもむしろ、変化しないことのほうが怖いんです。

ーー「変化しないほうが怖い」というのは印象的ですね。

『進撃の巨人』と同じように、平和は永遠に続かず、いつか壁は破られるのでは…とどこかで考えていて(笑)、どんな安定したビジネスもいつかは破られるのではと思うと、常に闘い続けなければ、とは感じますね。

ーー職場や環境は変われども、携わってきたのはずっとインターネットサービスだと仰いました。やはりインターネットが好きだから、ですか?

勿論、インターネットは好きです。ですがそれ以上に、「急速に広まる新しいものが面白い」という思いが強くあります。ちょうど私が社会人になる頃が、Windows95が出て関連するモノやサービスが急速にビジネスになっていった時期で、「何かすごいことができそうだ!」と感じてこの世界に飛び込みました。

ーーその思いはマナボでも変わっていないですか?

やったことがないことをやってみたい、とは常に思っています。現在で言うなら、EdTechの可能性を追求したい。そしてインターネットの可能性を追求したいですね。今後伸びそうな事業分野で仕事がしたい、というのもマナボへ転職してきた理由のひとつですからね。

キーボードは知る人ぞ知る「KINESIS」。ITへのこだわりは随所に。

その目に映るマナボの未来、仕事の未来

ーーマナボのこれから、小林さんのこれからについて伺います。 この先マナボという会社をどうしていきたいと思っていますか?

やるからにはいつかは世界No.1教育企業(Benesse抜く!)になるのを目指します。ゼロから紙の教材を刷り出すようなことと比べれば、EdTechは「IT」という変化の目まぐるしい業界で勝負する分その可能性を秘めていると思います。まずはその通過点としての上場が目標です。

家庭が教育費を何に使うか考えた時、いかにmanaboという選択肢にたどり着かせるかが勝負ですね。そのためには、スマホでの勉強・デジタルでの勉強ということのイメージももっとよくしていかないと。段々改善されつつあるとはいえ、やはり教育ビジネスは学校教育という環境要因や社会側の要因が大きく、「キャズムを越える」ところまでは残念ながら行っていません。

しかしそれは、たとえばAmazonのクレジットカード決済も一昔前は、番号を入れるのが怖いという風潮だったのが今は全然そうではない、といったように、皆が使うようになれば当たり前になってくるものだと思うんです。教育業界は今その過渡期で、マナボはそのモデルケースを目指しています。

ーーちなみにそれをやりきったと思えた暁にはまた転職することがあり得るでしょうか…?

将来のキャリアアップのために働いているわけではなくて、いまやるべきこと・やりたいことに全力を尽くしています。ただもしも会社として目標に向かっていけなくなった時、あるいは目標に向かっていく会社に私が貢献できなくなったと感じる時が来たら、そのときに考えることはあるかもしれないですね。勿論、そうならないように努力をしていきます。

ーー「今後やってみたい仕事」はないのでしょうか?

あまり考えていないですね。いや、あることにはあるのですが、「仕事」ということにはならないと思っています。

仕事にはcan(できること)とmust(やらなければならないこと)とwill(やりたいこと)の要素があると思います。これが重なっているところが仕事になれば、人はその仕事を幸せと感じるでしょう。転職するなら、この3つの重なりが大きくなるような転職ができたらいい。

しかしこれがなかなか難しく、どれかが欠落したりするということが往々にして起こる。それは、仕事はwillよりもcanやmustで決まることが多いからです。極論を言えばmustさえ満たせばお給料は貰えるわけで。もちろんwillが薄ければ、企業に利用されている感覚に陥るでしょうけどね。

就活生を考えてみれば、まだ社会経験が浅くてcanが薄いから、仕方なくwillを押し出しているのかな、とも考えられますね。でも採用側から見たらmust(欲している職種)が大事なので、そこでミスマッチが起きたりする。

私にしてもたとえば「慶應SFCで教壇に立ってみたい」とか「海辺でずっと本を書いていたい」とか沢山「will」はありますが、今のところ求められていないし、できるかも分からない、つまりそれでは食べていけないんです。willばかり強くてcanやmustが薄いならば、それは「仕事」ではなく、「趣味」と呼ぶべきでしょうね。

ーー自らcanを増やしていく、という考えもできるのではないでしょうか?

それはその通りで、willとcanは私次第・環境次第で変化していきます。私も、たとえば人事は今でこそやりがいを感じていますが、昔からそうだったわけではありません。ライブドアにいたときにたまたま人事が足りていなくて私がやるしかない(must)状況でやり始めたところ、それが段々canになってきて、私でもやりがいを感じてwillに転化していきました。

石の上にも三年、といわれるのもそういう類の話かもしれません。とりあえずやってみて、様子を見てみるという。勿論、やってみた結果合わない、ということもありますが。

実際に来てマナボの魅力を感じてほしい

ーー次にマナボという会社についてお伺いします。 これまで働いてきた会社と比べて、マナボ社内はどう感じますか?

スタートアップには多かれ少なかれ当てはまるのかもしれませんが、人数が少なくアットホームな雰囲気で、コミュニケーションがとてもとりやすいですね。若手だけでなくベテランも一定数いるので安定感がある一方、社長は社会人経験のない状態から起業した人なので良い意味で「恐いもの知らず」な若々しさがあります。

また今は会社を急成長させたい段階なので、皆を納得させさえすれば、社員もインターンも分け隔てなく誰が言おうと良いものは良いものとして積極的に採用しています。メンバー全員が、私の力で会社をつくっている気持ちになれるのも魅力でしょうね。

ーー改善点を挙げるとしたらどんな点ですか?

ひとつあるのは、女子社員・インターンが少ないことでしょうか。大学の教育学部を見ても分かるように、教育に興味を持つ層って女性の比率が高いんです。manaboも女子中高生や、そのお母さんを相手にすることが多々あります。そういう顧客の気持ちも繊細に汲み取りたいのに、数か月前までは社内がほぼ全員男、それもエンジニア系の…という状況で、「EdTech」でいうと圧倒的に「Education」よりも「Technology」に傾いていました。

今年のはじめに私が主導して女性を4人採用(その後インターンにも女子が1名入社)し、それ以降だいぶ改善されてはきましたが、もう少し欲しい。技術的な開発力も勿論大事ですが、全員がコードを書ける必要はないし、技術畑でない人も男女問わず活躍できればいいと思っています。

ーー最後に、マナボへの就職・転職・インターンを考えている人へ一言お願いします。

私みたいな人が働いている会社に興味を持ってくれた人がいたら、ぜひ一度見に来て欲しいです。「ディレクター募集」「エンジニアがほしい」などの要望はありますが、それ以上に、社員と会ってみて感じた印象や、懇親会を覗いてみて感じた雰囲気などに惹かれてくる人がいいと思っています。

いわば「空気」や「人」といったところに魅力を感じてくれたらと。文字に起こすと伝えづらいことではあるのですが、時代はどんどん定量化されていて、価格や保証年月やいわゆる「スペック」で物事が比較されることが多くなってきているように感じます。でも定量比較が可能なものだけで考え続けていったら、「聞いたこともないが、ずば抜けて良い」サービスや商品が浮上してこなくなる。有名なベンチャーが良いベンチャー、無名なベンチャーは悪いベンチャー、そういうことではないと思います。特に学生は「良さそう!」 と思ってから踏み出すまでのハードルが低いので、ぜひインターンに応募してもらいたいです。ここで、自分の五感で感じて、自分の頭で考えてもらえたらいいですね。

いかがだったでしょうか。

マナボを教育業界を代表する大きなサービスにするという小林の信念は、社内にも浸透しています。

世界No.1教育企業というデカい夢を、インターネットビジネス20年経験を持ったアツい漢(おとこ)と目指したい人、マナボで待っています!

manabo Incでは一緒に働く仲間を募集しています
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