「医療に迷う人を減らしたい」メディカルノートプロダクトマネージャーの想い

新卒でミクシィに入社し、SNSサービス『mixi』や家族向け写真・動画共有アプリ『みてね』開発のディレクションを手がけてきた松岡綾乃(まつおかあやの)さん。

ミクシィ退職後に起業・出産し、現在は1歳半のお子さんを育てながらメディカルノートで活躍しています。松岡さんが描くメディカルノートの未来とは。そこには「医療に迷う人を減らしたい」という想いがありました。

「子育て中だから」というバイアスを感じず、サービス開発に夢中になれた

ーーキャリアのスタートは?

新卒でミクシィに入社し、SNSサービス『mixi』の各サービスの運用、改善、新規機能追加のディレクションをするのが最初の業務でした。既存の大規模サービスでの仕事は影響範囲が大きくとてもやりがいがありましたが、ある時、会社がより新しい事業を生み出せる組織にしていこう、という方針に転換しました。

その時、新規サービスの立ち上げに必要な検証プロセスやアジャイルな開発プロセスを熱心に学びました。ユーザーのニーズを掘り起こして、まだ世の中にない価値を生み育てる仕事は本当に魅力的で、プロダクトを立ち上げられる・育てられる人材としてのキャリアを歩みたいと決めたのはこの時でした。

特に、ミクシィ創業者の笠原さんプロデュースの家族向け写真・動画共有アプリ『みてね』の立ち上げをリードしたのはとても良い経験でしたし、楽しかったです。笠原さんの徹底的にユーザーのニーズに向き合い、滑らかなUXを作り抜いていくこだわりは壮絶で、その姿勢を一番近くで学べたのは自分の資産のひとつになりました。

ーーキャリアが大きく変化した時はありましたか?

ミクシィを退職し、何人かの仲間と起業した事です。起業した理由はいくつかあるのですが、そのうちの一つは「自身の裁量で働きたかったから」でした。

当時は結婚直後だった為、「出産や育児をしながら働く」という事を必要以上にナーバスに考えていました。既にこどもがいる友人知人からも苦労話は聞こえてきたし、様々なメディアが執拗に「ワーママ大変だぞ!」と煽っていた影響もありました。

自分自身は、元々働く事自体はすごく好きなのですが、同時にだらけていたい人間でもあります。やりたい仕事をやりたいようにできなくなるのも、自分やこどもが大変な思いをするのも嫌だという強い忌避感がありました。

それならば、「自分で仕事内容を決められて、労働時間に関わらず、成果に応じてお金を稼げる働き方の方が、私には合ってるかもしれない」と考え、起業しました。

ーーメディカルノートに入社したきっかけは?

そこで出会った取引先の1社がメディカルノートでした。

メディカルノートで、医療相談サービスの立ち上げの業務をお受けした時はちょうど妊娠中でした。そこで要件定義からサービスリリースまで進めてすぐ産休に入り、産前産後合わせて3.5ヶ月後にはもう現場に戻っていました。

この話をすると「すごいね!パワフルだね!」と驚かれます。それでも自分にとっては初めての育児の方が遥かに大変だったので、早めに仕事に復帰できた事でむしろ気持ちは楽になりました。どちらが良いのかは人によると思いますが、選択肢があった事、そしてその選択肢を職場でも家でも支援してもらえた事がとても有り難かったです。

とはいえ、最初は「この大変な育児生活をしながら仕事に100%コミットするのは難しいだろうし、出来る範囲で働こう」と思っていました。

ただ、やはりスタートアップですから、サービスがどんどん伸びる中で、常に猫の手も借りたい状況です。気がついたら、どんどん夢中になってサービス開発にのめり込んでいた自分がいました。

そんな中で、「こんなにすごいサービスを任せて貰っているのに、しかもまだまだ大きくなるに違いないのに、その時メディカルノートの中にいないのは勿体無い!」と思うようになり、メディカルノートにジョインすることを決めました。

ーー実際に入社してみて、いかがでしたか?

業務委託で一年勤めた後だったので、実際とのギャップは全くありませんでした。メディカルノートは取締役も含めて育児と仕事を両立している人がたくさんいるので、そういった点で気兼ねをした事も全くありません。

特に、開発チームはリモートワークで業務が回るように設計されているので、自宅でプログラミングに集中したいエンジニアにとっても、時短である自分にとっても、働きやすい環境が整っていると思います。おかげで、時短が自身の弱みだと感じた事もほとんどありません。

業種も男女も問わず、「今日はこどもの予防接種があるので日中2時間くらい抜けます」みたいな事がふつうにあるし、誰もそれを疑問に思わない。すごく合理的で柔軟な現場です。

個人的には、社内で働く小児科経験のある看護師さん達が親身になってくれるのも福利厚生の一つだと感じています。その”いつでも相談すれば正しく医療情報を教えてもらえる”という環境こそが、まさに医療に迷う事のない安心できる世界なんだと実感しますし、今この瞬間メディカルノートで働ける自分はなんてラッキーなんだろう!と心から思っています。


医療に迷う人を減らしたい

ーーメディカルノートに転職してからどんなお仕事をしていますか?

医療・ヘルスケアプラットフォーム『Medical Note』のサービス開発において、戦略設計から個別サービスの詳細設計まで、幅広く携わっています。

『Medical Note』は、今は検索流入のユーザーが圧倒的に多いです。医療で悩む人たちにダイレクトに医療情報をお届けできているなという実感はあるものの、私はここからさらに『Medical Note』をプラットフォームとして成長させて行きたいと考えています。

例えば最近ですと、メディカルノートとして初めての公式アプリもリリースさせて頂きました。


<アプリはこちらからDLできます>
https://bit.ly/2E7gMbY

ーーなぜそう思ったのでしょうか?

医療で悩んだ人がネットで検索をするという事自体はもはや当たり前になりました。しかし、その時に上位表示された情報の信憑性を判断するのは、未だ非医療従事者にはハードルが高いままです。

私自身まさに子どもが小さいので、頻繁に医療課題に直面します。そんな時、すぐにスマホで検索をかけますが、メディカルノートに入社するまでは、何をもってして情報の信憑性を判断するのかも知らなかったし、そもそも疑う事すらできていませんでした。多くの一般ユーザーがそうだと思います。

けど、目の前で子どもに異変が起きていれば、親としてはできることはなんでもやってあげたいと思いますから、余計に正常な判断はできなくなります。正解がわからないままひたすら調べ続けて、勝手に不安になったり、不要な処置をしてしまったり、本当に無駄な時間でした。

産後、寝不足なのにインターネットばっかり調べて泣いていた当時の自分に、「ほら、このメディカルノートというサービスを見て!これ読めば安心だから!そして寝なさい!」と教えに行きたいくらいです。(笑)

だからこそ、「医療で困って検索したらメディカルノートの記事が出てきたな」ではなく、「医療で困った時はメディカルノート」が当たり前になる世界にしていきたい。そしてそんな時は、ユーザーの医療課題に対して最短でストレス無くソリューションを提供できるよう、様々な仕組みを整えていっているところです。

ーーなるほど。検索の他にも『Medical Note』には医師に医療相談ができるサービスがありますよね。

はい、まさに。医療相談サービスは私が本当にみなさまに使っていただきたい!と激推ししているサービスです。

症状の感じ方や医療課題への不安は人によって個別に異なるので、情報検索だけでは解決しない事も多くあります。そんな時、弊社の医療相談サービスは「ユーザーがこの質問において本当に課題に感じている事はなにか?」という事を深く掘り下げ、必ずエビデンスが伴う回答を返すというオペレーションが徹底している為、すごく親身で読み応えのある回答が返ってきます。

自分自身が日常的に感じる医療課題から、家族の重篤な疾患に関する相談まで、幅広くなんでも相談できる、本当にこの「いつでも頼れる安心感」こそが最も大きな提供価値だなと感じています。


医師・病院と患者をつないで行くために

ーーそのために今後解決していきたい課題はありますか?

一つはやはりサービスを徹底的に磨き込んで、ユーザーが欲しい情報やソリューションに至るまでにストレスを全く感じないUIUXにしていきたいです。

弊社が扱っている情報の中には、受診緊急性の高い症状や疾患を取り扱っているコンテンツがあります。自分や家族の命の危機かもしれないと不安な時に、せめてサービスの使いにくさやわかりにくさが足枷になることだけは避けたいと思っています。

だからこそ広告の配置にもとても気を使いますし、今後はさらに幅広い年齢層の方に見ていただく機会も増えていくと思うと、アクセシビリティにも配慮していかなければと思っています。

もう一つは、より「メディカルノート」という存在の認知をあげていかなければいけないと思っています。というのも、私達自身はメディカルノートの医療記事や医療相談の信憑性の高さを自負していますが、それ自体を非医療従事者であるユーザーが見分ける事って限りなく難しい事です。

そうであれば、私達側から積極的に、私達の医療記事や医療相談は何故安心できるのかを積極的に伝えていかなければ、本質的にユーザーにとって「安心安全のプラットフォーム」となる日は来ないと考えています。

伝え方は広報だったりマーケティングだったりサービスそのものだったり、色々なアプローチがあります。しかしいずれにせよ、私達は常に「ユーザーから見たらメディカルノートも数ある医療情報のひとつでしかないんだ」、「その中でどうすれば安心して信じてもらえるのか」、という視点を忘れないようにしています。


ーー改めて今後の意気込みを教えてください。

非医療従事者である自分がやるべき事は、とにかくユーザーに徹底的に寄り添う事だと思っています。

これは私の個人的な思いかもしれませんが、どうしても医療に関する悩みを抱えている人って孤独になりがちだと思うんです。家族の病気の治療について悩む時、今目の前で泣いてる赤ちゃんを見て途方にくれる時、自分自身の症状に悩む時。

それってすごく個人的なことだし、自分自身や家族にしか分からないことだから、どうしても内向きになってしまうんですよね。

だからこそ、「メディカルノートに相談すれば安心」という世界を作っていきたいし、その認知が広まれば広まるほど、孤独を感じる人が減っていくと信じています。その為のアセットはこれまでのメディカルノートが愚直に蓄積してきていますし、あとは本当にやるだけ。ありとあらゆる側面から課題を解決し、医療的な負を日本からなくしていきたいと思います。

これほどまでに、誰もが必要に違いないと確信を持てるサービス開発に関われる事って、短いディレクター人生の中でもなかなか無いので、本当にやりがいと刺激を感じています。私のこどもが大人になるまでには、メディカルノートがなかった頃って、どうやって医療課題を解決していたんだっけ?と思われるくらいのサービスに育てていきたいですね。

メディカルノートでは、共に働く仲間を募集しています

少しでも興味をもってくださった方、まずはフランクにお話しませんか?ご応募お待ちしています。

株式会社メディカルノート's job postings
24 Likes
24 Likes

Weekly ranking

Show other rankings