◆本日の薬局現場レポートはこちら◆
「調剤からお会計まで…患者さんにとって万事重要!」
調剤大好きC子:
「イソジンゲル10%?!うちの採用薬にはないお薬ね。」
「D子さん、イソジンゲル処方が来ているのですが、この処方箋受け付けて大丈夫でしょうか?小分け依頼しないと、調剤できそうにないのですが…。」
薬剤師D子:
「そうね、まずは近隣薬局に在庫確認してみましょう!…あっ、でもイソジンゲルって販売中止だったかも」
「近隣になければ、グループ社内からの移動も検討してみましょう!駅前XX店なら在庫ありそうね。」
調剤大好きC子:
「やはり近隣局も、どこも持っていないわ…。」
「少し離れた場所とはいえ、皮膚科門前の薬局なら在庫あるかも?と思い、念のため聞いてみたところ、残念ながら持っていないそう。」
「しかも処方元の総合病院薬剤部ですら、採用していないお薬ですって…うーん、困ったわ。」
薬剤師D子:
「今、別の薬に変えられないか疑義照会したら『変えられない』って。TEL繋がるまで時間もかかったし、患者様も待ちくたびれたご様子よね…。」
「XX店から譲ってもらう方法が一番良さそう!今日中に手に入るし。」
調剤大好きC子:
「そうですよね!XX店なら、自転車で往復10分もあれば行けるので、私、今から急いで受け取りに行ってきます!その間、調剤抜けてしまいますが、よろしくお願いします。」
患者様にも「今からXX店までお薬取りに行ってくるが良いか?もう10分ほどお待ち頂けるか?」今一度、確認しなくちゃ。
患者様は「もういい。隣か他へ行く「自分でXX店へ行く」とおっしゃっているけど…
隣局に行っても、イソジンゲルがないのは同じこと。
しかも包帯グルグルのあの足の状態で、〷店まで自力で行かれるのは大変…〷店で処方箋出し直したら、また余計に時間かかるし。時間的にも、患者様負担軽減の面でも、やはり私が〷店に取りに行くのがベストだわ!
調剤大好きC子:
「もう一度、患者様のご意向を最終確認したところ、『それなら任せるよ』とのことなので、やっぱり私、今からダッシュして行ってきます!」
「良かった~これで無事にイソジンゲルを調剤できるわ!
明日から三連休だけど、今日から安心して患部にお薬使って頂けそうで何よりね。」
寒風の下、急ぎ自転車を走らせ、イソジンゲルを無事入手してきた調剤大好きC子。
自店に戻り、薬剤師にイソジンゲルを渡しホッとしながらも、息つく間もなく、早速次の調剤に取り掛かりました。
ここでも在庫不足が発生、隣局へ拝借しに外に出たところ、件のイソジンゲルを手に、帰途に就く患者様が信号待ちしているところへ遭遇。
思わず「今日はお待たせして申し訳ありませんでした」と声を掛けたところ・・・返ってきた言葉は「薬取りに行ってくれてありがとう」でも「助かったよ」でもなく、「もう二度と来ないからなっ!」の一言。
・・・一体何があったのか?!
しばらく呆然としたC子でしたが、どうやらお薬お渡しの際、最後の最後で、まさかの会計トラブルがあった模様。
いくら薬をかき集め、調剤できたとしても、最後の瞬間まで患者様にご満足いただけなければ、何もなりません。
長年働いても日々感じる、こういうところが「薬局現場の難しさ」。
難しさを感じつつ、「患者様満足度とは何か?」を追い求め続けるのが、私達薬局スタッフです。
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