こんにちは。調剤大好きC子です。
気が付けばもう令和8年なのですね・・・思い返せば「新元号は令和です!」との発表を耳にしたのは、薬局待合室にあるTV画面からでした。
つまり自身の薬局勤務も、8年目に突入です。未経験から始め、まさかこんなにも長く続くとは思ってもみませんでしたね。
これだけ長くいても、薬局現場に入るたび、毎回新しい発見、驚き、戸惑いに直面するのは私だけではないはず。それだけ調剤薬局業務が複雑であり、一筋縄ではいかない所以でしょう。
●処方箋を受け付けてくれる
●処方箋に記載されている薬が手に入る
調剤薬局を訪れる患者さん目線から見ると、
「そんなこと、当たり前でしょ!」
「だって処方箋あるんだし…」
と思われるかもしれません。
実際、私自身、薬局スタッフの一員として働くまでそう思っていましたから。まさか「1枚の処方箋」の裏に、こんなにも多くの薬局業務プロセスが複雑に関与しているとも知らずに。
「入力、調剤、鑑査、服薬説明、会計」・・・文字で書くと一見大したことのないように見えますが、「入力」一つとっても、一人の患者様に紐づく項目が、実に複雑すぎます。これを1日何十件、いや百件以上こなすなんて…入力スタッフさんの苦労には、同僚としても頭が下がるばかりです。
でも患者さんから見れば、そんなスタッフ達の裏の苦労なんて知ったことじゃない!多数絡み合う薬局業務のどれか一つでも、早く/正確に/ミスなく遂行されないと、患者さん目線では「あ、この薬局、ダメだな」となるわけです。
こちらの<あるある話>は、まさにその一例。
いくら薬が手に入ったとはいえ、長らく待たされ、最終的にお会計トラブルが生じてしまったら…「なんだよ!もうこんな薬局、来ないからなっ」と言われてしまうのが、調剤薬局の辛いところ。
化粧品や医療機関の口コミサイトで「せっかく良質な品揃えなのに、接客が失礼で勿体ない」「ドクター診察は丁寧なのに、受付の態度で台無し」といった投稿を見かけることがありますが、それと同じですね。
調剤薬局の場合、処方薬のメーカーや規格、数量が一切ミスなく調剤されること、保険負担額やお会計に間違いないことは当然のこと。
加えて、待ち時間や薬剤師の服薬説明内容など、患者さん目線による評価基準も多岐に亘ります。昨今では不足薬の郵送も増加傾向にあり、宅配伝票指定などにも神経を使う日々。患者様の命・安全に関わる職場だからこそミスは許されない一方で、サービス業としての高クオリティをも求められる。
何らかの瞬間に「ここ、ダメだよね」とレッテルを貼られるかもしれない緊張感は、長年働いているベテランでもなかなか拭えきれないものです。
調剤薬局業務はチームワーク。
このトータルでの難しさを乗り越えるため、患者様が処方箋を持って来局されたその瞬間から、全業務プロセスに亘り、スタッフ全員の努力が注がれています。
それも厳しい時間制限下、限られたスタッフ人手の中で。
mediLabプロダクトの企画・開発において、こうした「調剤薬局業務の難しさ」を理解することは欠かせません。
「プロダクトは導入すれば終わり」ではなく、結果として
「現場のプロに使ってもらえているか」
「薬局で働く皆さんが楽になっているか」
を第一に考え、日々取り組んでいるのがmediLabチーム。
社内エンジニア達には「調剤薬局現場でリアルに起きていること」をぜひ知ってほしい!
そんな思いも込め、これからも現場目線に基づき、薬局スタッフの一員として、調剤薬局現場について思うことを綴ってまいります。
<2026.1.16 調剤大好きC子>