RubyKaigi 2017, September 18..20, Hiroshima, Japan #rubykaigi
September 18..20, Hiroshima, Japan
http://rubykaigi.org/2017/sponsors
おはようございます。メドレー広報兼採用担当の加藤です。
メドレーの裏話をこっそりお伝えするこのブログ。先週に続き今週も更新です。
なんとなく2〜3ヶ月に1回くらい、私個人のFacebook上に、「今メドレーの採用活動こんな感じだよ、こんなこと感じてるよ」みたいなポストをしているんですが、今回は「土曜日に読むメドレー」上でも公開することにしました。
7月より下期がはじまったので、上期の振り返りと下期に向けて、このタイミングで一度状況をまとめます。年間採用100名以上を、採用広報含め担当者2名弱(1名採用専任、1名一部広報兼任)という体制でやっているので、マンパワーが少ない中でどうやっていくか、という試行錯誤が中心の話です。
入社理由ブログシリーズはこの1年でどの会社もやるようになり、全体的にPVの分散化が進んでいるように感じます。また、これはWantedlyに限らずなのですが、アルゴリズムの問題なのかソーシャルトレンドの問題なのか、「どこかの場所にコンテンツを作って、リンクを貼ってソーシャルでシェアして拡散させていく」という手法がちょっと飽和気味というか、効果が薄くなってきているように感じています。
ただ、だからといって停止するとか注力しない、ということではありません。最近では新規のリーチにつなげるというよりも、少しでも興味を持ってくれた人が読んでファンになってくれるコンテンツ、という位置付けになっています。面接に来ていただける方はほとんどが入社理由ブログを読んでから来てくれていますし、面接官が登場していると、話も弾みやすくGripしやすいという効果があります。
新規へのリーチという観点では、現状の流れをとらまえて改めて方針を再定義する必要性があると感じていて、試行錯誤中です。
採用数増大の流れを受け、掲載課金型媒体のトライアルを開始しました。現在、
・リクナビNEXT
・DODA
・女の転職
の3媒体で、同額程度を投じてトライアルを行っています。今のところ、採用決定には至っていないのが現状です。やっぱり他の媒体経由に比べて書類通過率、面接通過率は圧倒的に良くない状況。1人でも決まればいいですけどね。。。期間中、いろいろと試行錯誤をしながら改善を続けています。またどこも期間が終わっていないですが、すでにこの3つの中でも明らかに反応の度合いや担当者のポスピタリティに大きな差を感じているところです。やりきって、終わったら報告します。
キャリアトレックの利用を開始しました。今のところ、他の媒体に比べてPDCAサイクルをしっかりと回せている印象。反応を見た改善提案からの改善で効果が上がっている募集も出てきており、望みはあるように感じますが、2ヶ月弱やってみた感想としては、全体として反応率が高く、応募も多く面接設定まで進むが、面接通過率が低いという状況。まだ採用決定までは至っていない状況なので、ここも定期報告します。
あと意外だったのは、ビズリーチやGreenとの名簿のかぶりが思ったよりなかったということですね。実際、ビズリーチと併用している会社も少ないようで、ここは独自媒体として捉えて、個別に最適化していく必要がありそうです。
依然として安定的に取れているのは、一度PDCAサイクルを回しきったGreen(Wantedlyも安定的)。ビズリーチは、昨年より利用料のテーブルが変わり実質的に大幅な値上げとなっていること、スカウト通数制限が厳格化した&他の媒体より数打てないことから、今後の利用継続が難しい可能性が出てきてしまっています。あと1ヶ月で判断します。
来週から、Libz Careerのスカウト打ちを本格化していきます。条件での自動スカウトでは効果が出ておらず、個別打ちを開始予定。スカウトを買う、ということに抵抗があったのであまり投資してこなかったWantedlyスカウトも、エンジニアでは実施していましたが、ビジネスサイドでもトライアルを開始します。
エンジニアイベント中心に、定期的に実施中です。また9月に開催予定のiOSDC Japan 2017、RubyKaigi2017にも立て続けに協賛させていただいています。Ruby会議、今回はマネーフォワードさん、ドリコムさん、クックパッドさん(古巣!)、とメドレーです。関係者の皆様、参加者の皆様、宜しくお願いします。
メドレーで運営している医療介護系の求人サイト「ジョブメドレー」の、電話・メールなどで、転職・復職を検討している方のサポートをするキャリアアドバイザー職がほぼエージェントに頼り切りというところをなんとかしたいというのが依然として課題です。
媒体をみてもほとんどドンピシャな方がいない状況。探し方の軸を変えるなどして当てられるようにならないといけないのですが、他社の話を聞いても聞いている限りではうまく回っているところがなく、ポイントを見いだせていません。依然試行錯誤中です。
どこか、うまく回っている事例があったらぜひ教えていただければと思っています。
あとはキャリアアドバイザーに限らず、しっかりと各媒体特性を捉えて安定的にスカウトからの採用を軌道に乗せることですね。社員紹介・役員紹介ももちろんしっかりと仕組み化するべきですが、他社のケースを見ていると、キャンペーン的に企画して、その時は増えるけど、それが終わるとガクッと落ちるケースが多いように感じます。
そうなると、採用計画の遂行という観点では十分ではない。どうしても波が出てしまうので、紹介が落ちている時期でも穴を空けずに定期的にに取れるようにする、という点で、媒体ごとに安定してスカウト打ちからの採用を実現できるようにしていきたいと思っています。
今回の定期報告は以上です。