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目を輝かせている同級生に憧れて

インターン生インタビュー第一弾!

今回はメリービズが立ち上がった当初からインターンとして参加している市川太一さんにインタビューをしました!受験失敗という大きな挫折から立ち直り、今ではメリービズの中核を担う存在となっている彼に、メリービズに入った経緯やインターンで学んだことについて聞きました。

夢を叶えた同級生との再会が転機に

 -- メリービズに入る前はどんな学生生活を送っていましたか?

家に引きこもって司法試験の勉強をしていました。 僕は中学・高校と進学校に通っていて、“東大に行くのが当たり前”でした。しかし東大に合格できずそれがあまりに悔しくて。「東大に行った奴らを見返したい」と思うようになりました。いわゆる学歴コンプレックスですね。それで、文系資格の中で最高難度の試験である司法試験に在学中に合格するという目標を立てて勉強を始めました。それからはほとんど遊ぶこともなく、約1年間、毎日家で勉強をしていました。法律の勉強が好きなわけでもなかったので、正直かなりしんどかったですね(笑)。 そうして勉強を続けていたのですが、ある日、サークルの先輩に「なんで司法試験なの?見返す方法なんていくらでもあるでしょ。」と言われまして。ぐうの音も出ませんでしたね。それからは「司法試験にこだわらなくてもいいんじゃないか」と思うようになっていました。

 -- それが法律の勉強をやめるきっかけに?

いえ。その後に決定的な出来事がありました。 成人式で同級生のひとりと再会しまして。その彼は小学生のころは電車の運転手になりたいといつも言っていたんですね。それで久しぶりに話していたら、鉄道会社に就職したって言うんです。なんでも、中学生になってすぐ電車の運転手になる方法を調べて、大卒では電車の運転手にはなりにくいことを知ったので「高校は鉄道学校に通い、大学へは行かない」を決断していたそうです。中学生の時点で自分の将来を真剣に考えていたこと、夢を叶えるために努力をしていたことを聞いて、「すごいな」と。もう本当に「すごい」としか言えなかったですね。 彼と話していてもうひとつ強く印象に残ったことがありました。その話をしている彼の目がとても輝いていたんです。周りを見返すためだけに好きでもない法律の勉強をしていた僕にとっては、その姿がとても眩しくて。このまま法律の勉強を続けても幸せになれないんじゃないかと思ったんですね。そこで、法律の勉強をやめ、自分の将来・やりたいことについて本気で考える時間を作ることにしました。それからは色々な本を読んでみたり、社会人がいる場所に顔を出してみたりしていましたね。

がむしゃらに働いて信頼獲得。スタートアップは面白い!

 -- どうしてベンチャー企業でインターンをすることにしたのですか?

様々な社会人と会おうと思って活動している中で、たまたまベンチャー企業の社長3人が対談するイベントに参加する機会がありました。そこで事業について語っている3人が、先ほどお話しした僕の同級生と同じ目をしていたんです。それでベンチャー企業が気になり始め、時間もあったのでアルバイトをする代わりにどこかのベンチャー企業でインターンをしようと考えました。

 -- そのなかでもメリービズを選んだ理由は?

インターン先をどう選べばいいかわからなかったので、Goodfindというサービスを提供しているスローガン株式会社さんに相談したんです。「僕は働いたこともなく何がしたいかもよくわからないので、何でも経験させてくれそうなところを教えてください」と。今思えばかなり無茶なお願いですよね(笑)。それで紹介していただいたのが、当時社員3人・インターン生2人というまだ小さなスタートアップ企業のメリービズでした。

 -- 実際にインターンを始められた当初はどんな感じでしたか?

自分の使えなさに驚きましたね(笑)。世間知らずで、レターパックが何かさえ知りませんでした。また当時は指2本でタイピングしていて、メールを一本打つのに10分くらいかかっていました(笑)。このままではいけないと思い、経理の勉強やタイピングの練習をしながら毎日がむしゃらに働いていましたね。そうしていくうちに社員の方からも信頼を得ることができ、徐々にイベント運営なども任せてもらえるようになりました。

 -- 現在はフルタイムで働かれていますが、そのきっかけはなんでしたか?

何かきっかけがあったというよりは色々と考えた結果ですね。大学のゼミやサークル、就活など様々な活動をしている中で、これから何をしていきたいかを冷静に考えたときに、もっとメリービズにコミットしたいと思ったんです。スタートアップ企業がチームを作っていくところや事業を大きくしていくところを肌で感じる機会なんて滅多にないですから。その頃メリービズは資金調達を済ませて事業拡大のフェーズにありましたし、色々な仕事を任せてもらえそうだと思ったので。色々言いましたが、正直、「面白そう!」という直感に従っただけですね(笑)。それからは、営業、採用、サービスの品質管理など、とにかく多岐に渡る業務を日々こなしています。 長期インターンで成長、そして「働く」とはどういうことなのかをイメージできるように。

 -- 今までインターンをしてきた中で学んだことを教えてください。

色々とありますが、特に大きな学びだと感じているのは「コミュニケーション能力」「仕事の進め方」の2つですね。 まず1つめの「コミュニケーション能力」というのは、”きちんと意思疎通ができる力”のことです。大学生の言う「コミュ力」は”場を盛り上げる力”ですよね。それとは違う能力です。社員の皆さんはとにかく忙しいですから、コミュニケーションをとる時に、要点がまとまっていなくて何を言いいたいのかわからなかったりすると、貴重な時間を無駄にして迷惑がかかります。簡潔に要点を伝える力と相手の言っていることをきちんと理解する力は非常に大切で、社内外の人とのコミュニケーションが効率的・円滑になり、仕事に割ける時間が維持できます。 次に「仕事の進め方」。これについて学んだことはいくつかあるのですが、一番大きかったのは「きちんとゴールを定めて、それを分解し、優先順位をつけてから仕事を開始する」ということです。フルタイムで働き始めた当初、僕は、仕事を渡されるとすぐにそれにとりかかっていました。その結果、求められている成果物とはかけ離れたものが出来上がったり、納期に間に合わなかったりと失敗ばかりでした。もらった仕事の意味や緊急性をしっかり考えることで、効率が良くなるだけでなく仕事のクオリティも高まります。 どちらも社会人として必要不可欠な能力で、日々このようなことを意識しながら働いていると、着実に自分の身についていくのが実感できますね。

 -- 今後の目標・夢について教えてください。

夢は世界に通用する革新的な製品・サービスを作ることです。特に鉄道や、最近だとWalkman、LINEなどはすごいですよね。人の体験そのものを根本的に変えてしまっているところに惹かれます。鉄道で言えば、人が移動するという体験を変えていますし、Walkmanで言えば、個人が外で音楽を聞くことを可能にしただけでなく編曲も可能にしていて、人が音楽を聞くという体験を変えてしまっていますよね。将来、自分もそのような製品・サービスを作りたいと思っています。

 -- 最後に長期インターンを考えている学生に一言お願いします。

長期インターンをするかどうか迷っている方は、一度やってみると良いと思います。成長できるのはもちろんのこと、「働く」とはどういうことなのかをイメージできるようになります。やってみないとわからないことは多いので、ちょっとでも自分のアンテナに引っかかったのならとりあえず行動してみるといいと思います。なにより長期インターンは楽しいですね。自分の頭で戦略を考え、実行し、結果を見て改善点を見つけ、次の戦略を立てるというサイクルを回すのはやっぱり楽しいです。 メリービズはまだまだ小さな組織なので、学生にも色々と仕事を任せてもらえる恵まれた環境だと感じています。もし、メリービズで働いてみたいと少しでも思ってくれた方は、一度オフィスに遊びに来てみてください!

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