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ビルの長い歴史の一端を担う、未来を創る仕事とは。

数字以外の
確かな手応えを求めて。

この会社に入るまでは、信販会社の営業職でした。分割払いを希望されるお客さまに自社の信販ローンを利用していただくため、カーディーラーやリフォーム会社など、高額商品を扱う小売業者を開拓する営業です。売上成績は比較的よく、全国ランキングの上位に入ることもありました。そういう意味では、営業として比較的充実した日々を送っていたと思います。ただ30歳を目前にしたころ、ふと数字がすべての世界で働き続けることへの不安が心をよぎりました。営業としてノルマを達成したときの充実感は、何ものにも代えがたいものです。でも長らく営業に携わってみて感じたのは、「数字以外の確かな手応えがほしい」という気持ちでした。それから約半年間、当時住んでいた兵庫県から夜行バスで東京に向かい面接を受ける日々が始まりました。三井不動産ビルマネジメントの存在を知ったのはそんなときです。当時は、プロパティマネジメントがどんな仕事か知るよしもありませんでしたが、「オーナーから託されたビルの価値を向上させるために尽力する仕事」と聞き興味がわきました。1カ月、半年、1年ごとに、具体的な成果が求められる前職とは違って、もっと長いスパンで評価してもらえる仕事だと感じたからです。

あえてビルオーナーの
翻意を促すことも。

オーナーやテナントの担当者から寄せられた要望を持ち帰ると、上司に必ずといっていいほど聞かれる言葉がありました。それは「君ならどうする?」という問いです。前職時代、上司に聞かれることといえば、数字の達成状況についてがほとんど。そのため最初のころは言葉に詰まることがほとんどでした。「それはオーナーが考えるべきことではないか?」。そう思ったこともあります。でもその考えは、すぐに間違っていることに気がつきました。自分がオーナーだったらどうしたいか、テナントの立場だったらどう考えるか、多角的に考えることが大切だということを上司は教えてくれていたのです。この教えは現在でも心の中で生き続けています。5年先、10年先を見越した結果、あえてオーナーの翻意を促す提案をすることもあるのが、この仕事の奥深さかも知れません。今、支出を抑えると10年後、さらに大きな支出を強いられたり、ビルの寿命を縮めたりしてしまうこともあるからです。長期的な視野で経営的視点に立ち、オーナー、テナント、そしてオフィスビルを利用するすべての皆さんに喜んでいただける環境をつくる。それがオフィスビル経営の使命だと考えています。



オフィスビル経営に求められる
大切な資質。

私のように異業種から転職してくると、業務知識や経験の乏しさからくる不安が先立つでしょう。でも私の経験からすると、研修や同じ部署の先輩方、社内にたくさんいる技術のプロから学べる機会はいくらでもあるので、その点はあまり心配する必要はないと思います。むしろお客さまを思う気持ちや、自分自身がオフィスビルの担当者として当事者意識を持って仕事に取り組む姿勢を育むほうがはるかに重要です。ビルの施設や設備の機能を高めるだけで、差別化できる時代は終わろうとしています。それはビルのプロパティマネジメントに携わるわれわれも同じです。提供できるサービスの幅を広げ、われわれ自身がビル経営の先頭に立つ覚悟で、使命を果たすことが求められています。スマートで格好がいい仕事とはいえないかも知れません。しかし多くの人の役に立てる仕事であるのは確かです。私の目標は、影響力のあるオフィスビルの経営や街づくりに参画できるような実力をつけること。ビルの長い歴史の一端を担い、未来をつくる仕事に就けたことを誇りに思い、これからも努力し続けたいと思っています。



業務内容について

三井不動産グループ以外のクライアントに対しても事業を展開しています。法人・個人オーナー物件から、機関投資家が保有する日本有数の大型物件まで、物件やオーナーの特性に応じたプロパティマネジメントサービスを提供しています。具体的には、オフィスビルの収支計画の立案に始まり、利用者であるテナントとの契約交渉、外部からの新規テナント誘致に至るまで、オフィスビル経営に関するすべてのサービスに関わります。その使命はもちろん、オフィスビルの価値を最大化すること。一方、テナントに対しては、建物や設備の維持、管理や災害時防災体制の構築、清掃・警備の品質管理など、快適で創造的なオフィス空間に欠かせない環境を整えることによって、テナントの満足度を上げ、魅力あるビル作りに貢献しています。

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