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開発だけじゃない!エンジニア自ら採用・広報・組織活性に取り組む独自プロジェクトとは

こんにちは。
マイクロアド人事広報の中山です。

今日は、システム開発本部のちょっと特殊な取り組みについてご紹介したいと思います(`・ω・´)


現在マイクロアドのシステム開発本部には、下記のように、採用、広報、社内活性の3つの委員会が存在しています。

なんとこちら、システム開発本部の、システム開発本部による、システム開発本部のための組織委員会で(くどい)、人事本部からは切り離されたまったく別の組織なのです。

一体どんなことをしているのか、気になりすぎる!!!!

ということで、各委員の委員長をされている3名にインタビューしてきました。

(左から)
松宮 康二さん システム開発本部 プロダクト開発グループ 第1開発ユニット
葛屋 雄大さん システム開発本部 プロダクト開発グループ ディレクションユニット
大澤 昂太さん システム開発本部 プロダクト開発グループ 第4開発ユニット


Q.早速ですが、システム開発本部内で採用、広報、社内活性の3委員会を設立することになった経緯について教えてください。

(葛屋)
委員会自体は2018年9月に発足しましたが、システム開発本部では2016年頃から、ヒエラルキー的な指示系統の考え方ではなく、メンバーが自ら考え、自律的にチームを管理することで、変化の早い市場・業界に対し、柔軟かつ高速に対応していくことを目指し、「自己組織化」をテーマに掲げてきました。

その一環として、複数チームにまたがるメンバーで構成されたタスクフォースで開発組織の課題解決を行うことにより、自己組織化を促進することを目的として発足されたのが、「採用」「広報」「社内活性」の3つの委員会です。

任期は1年で、各委員会はそれぞれ5~8名程度で構成されており、週次でミーティングを行いながら運営しています。


Q.各委員会の活動内容についてそれぞれ教えてください!

広報委員会(松宮さん)

広報委員会は、システム開発部をもっとオープンにし、MicroAdの裏方とも言えるエンジニア集団の魅力を世界に発信することを目指して、下記のような取り組みを行っています。


①イベント開催

 京都のIT系学生団体CAMPHORとのコラボイベントを実施予定(2019年10月頃)
 数十名程度の学生に対して、マイクロアドの技術をロングトーク

②イベント協賛

Scala関西Summit(2018年11月10-11日)
 Scala界隈では関西で最大級のイベント
 参考ブログ:https://developers.microad.co.jp/entry/2018/11/20/172602

言語処理学会(2019年3月12日)
 言語処理系に造詣の深い学生や研究者からの認知度向上を目的に協賛

ScalaMatsuri2019(2019年6月27-29日)
 Scala界隈では日本最大級のイベント
 500人~800人程度のScalaエンジニアが集まり、Scalaに関するテーマのセッションが行われる

▲ステッカーとクリアファイルを配布します!

builderscon2019(2019年8月29-31日)
 ジャンルを問わずあらゆる技術に関するセッションが行われ、1000人以上のエンジニアが集まる大規模イベント

③SNS

技術ブログの運用( https://developers.microad.co.jp/
ツイッターの運用( https://twitter.com/microad_dev


Q.短期間でかなりたくさんのイベントに協賛されていますが、委員会として積極的にスポンサードする方針に至った経緯を教えてください!

以前、社外のエンジニアとの交流が全くなかったために、「マイクロアドのエンジニアってツチノコみたい」と揶揄されたことがあったみたいで。これを聞いた時はっとして、せっかく優秀なエンジニアが多いのに、外にアピール出来てないのはすごく勿体無いなと思いました。

それからは、個人的にイベントに参加したり、時には発表したりしていたのですが、ある時、会社も巻き込んで発表できたら良いだろうなと思い人事部に相談したところ、Scala関西Summitにスポンサードしてもらえることになりました。

結局、Scala関西Summitの登壇枠には落選してしまい、登壇は出来なかったんですが・・・

ただ、それがきっかけでスポンサードの実績を作れたので、今後も会社として登壇するエンジニアのサポートやアピールがしやすい環境になってきているのではと思っています。



採用委員会(大澤さん)

主に取り組んできたのは下記になります。

①20卒エンジニア新卒採用

  • 構造化面接、コンピテンシー面接導入
  • スキルテストツールtrack導入

②採用イベント参加

  • CareerSelect(逆求人イベント)
  • CAMPHOR

③Wantedly

新人ディレクターが聞く!マイクロアドのインフラエンジニアとは?【前編・後編】
https://www.wantedly.com/companies/microad_recruit/post_articles/157489
https://www.wantedly.com/companies/microad_recruit/post_articles/157490


Q. 構造化面接とtrackは特に新しい取り組みだと思いますが、導入した背景や内容について詳しく教えてください

まずtrack.runですが、これはスキルチェックを行うためのツールで、複数のプログラミング問題やクイズ問題からテスト選考を作成することができるため、候補者のアプリ開発への適性を測る上で有効だと考え、導入に至りました。

ただし、競技プログラミングなどでプログラミング問題を日頃から解いている候補者は突出して点数が高くなる場合や、対策が行われる可能性もあり、それにより候補者の能力を読み間違える可能性もあるので、求める点数は少し低めに設定し、選考において支配的な物にならないよう配慮しています。

次に構造化面接ですが、これは元々、医療分野で活用されていて、事前によく吟味して設計された質問や確認フローによって患者の状態をより正確に把握できる手法で、最近では採用の分野でも活用が広がっています。

評価基準が明確化され、偏向的な見方が減少すること、質問内容が事前に決まっているため面接官の負荷が減ることにメリットを感じて導入しました。

ただ、医療で使用されているものを参考にしたところ、作成が大変で、思い通りに面接が進行しないことも多く、中々うまく運用することができませんでした。

そのため現在は、構造化面接をの中にコンピテンシー面接を部分的に取り入れ、面接内容の作成・運用を行っています。

※コンピテンシー面接とは
候補者に求める行動特性(コンピテンシー)を設定し、その行動特性に関連する過去の行動について質問していく面接手法。個人が出した成果や達成した業績に対して、結果に至った行動を時系列的に質問し、その意図や効果を確認していく。


Q.それらを導入することで、採用にどんな変化がありましたか?

どちらも導入した期間が浅く、まだまだ改良が必要な状態なのですが、手法が体系化したことによって、面接関係者が共通の認識を持って手法や評価について議論を行えるようになったことが、今のところ大きなメリットだと考えています。



社内活性委員会(葛屋さん)

たくさんあるので、一部取り組みを抜粋してご紹介します。


①エンジニア初期装備購入制度

 入社時に、マウスとキーボードを規定の範囲内で自由に購入できる制度
 ※マウスとキーボードの合計で最大4万円まで(3年で買い替え可能)
 ※ディスプレイは会社の標準機種から選択制(28型4K or 25型QHD)


②「あの日聴いた曲の名前を僕達はまだ知らない」

音楽の好みを共有してコミュニケーションの促進を図る専用slackチャンネル
好きな曲と曲に対する想いを述べたリストを作成・共有してコメントし合っていて、そのリストを見ると、その人のひととなりがなんとなく伝わります!



③月間MVP投票制度

システム開発本部全員の投票により月間MVPを決める制度
より公正な投票を行い、他チームからも適切に評価してもらえるよう、自分たちのその月の活躍をアピールする場として、成果報告会も新たに設けました。
毎月、成果報告会でユニットごとにその月の成果を発表した後に、月間MVPの投票を行っています。


④探検隊の運営

月次のLT会とは別に、探検隊というものも行っています。
探検隊とは、「マイクロアドのシステムを探検する会」という意味です。自分が担当するシステムの関連システムを理解することで、より良いアウトプットができるようにするための場で、マイクロアドのシステムに関連する業務知識を深める題材を中心に、情報共有や勉強会を行っています。
ただ、業務知識しか扱ってはいけないというわけではなく、新技術のハンズオンやテキストエディタ戦争を勃発させるテーマなど、フランクなテーマの勉強会も行ったりしています。


⑤システム忘年会・歓迎会の企画

2018年の忘年会は、パワポカラオケ(ランダムに映し出されるスライドに合わせ、テーマに沿ったプレゼンをアドリブで披露する即興ゲーム)を、2019年4月の歓迎会は新入社員の自己紹介LT会を行いました。



Q.委員会活動を通して、システム開発本部内で、あるいは個人的に何か変化はありましたか?

(葛屋)
正直、まだあまり変化を体感できていません。

もともと部内の雰囲気は良かったと思ってて、それがちょっと良くなったくらいだと、あまり変化を感じづらいのかもしれないです。

ただ、1個1個の施策に対して、好感の声を個別にもらったりすると、とても嬉しいです。


(松宮)
委員会制度が出来たことで、以前よりエンジニアの業務領域が広がったし、自信を持って活動できるようになったと思っています。

広報に関しては、今までエンジニアが主導でイベントにスポンサードするなんてあり得なかったんですが、委員会として明確に役割が与えられることで、それも胸を張って出来るようになりました。

エンジニアが集まりそうな場所やエンジニアに刺さる広報の仕方は、エンジニア自身が一番知っている訳なので、エンジニア主導で社外にアプローチできる手段が生まれたのは良かったと思います。

あとは、他チームとの交流も増えました。同じ部署でも、チームが違えばほとんど接点がないことって結構あると思うんです。なので、委員会を通して普段話さなかった人と交流できることは、個人にとっても会社にとってもメリットが大きいんじゃないかと思います。


(大澤)
メインの業務ではない物事は何かとないがしろにされがちで、問題を抱えていたとしてもうやむやのままになってしまうことが多いと思います。

採用についてもそうで、委員会ができる前から、採用基準はどのようなものであるべきか、面接は誰がやるべきかなどの問題について、改善の余地があるとは考えられていましたが、具体的な解決は行われていませんでした。

その理由は、面接関係者も採用専任者ではないので、これに対してどこまで時間を割いて良いのか分からなかったり、採用に関する情報が不足していて具体的な行動を起こすことが難しかったりといったことが考えられると思います。ですが、委員会発足後は、これらの問題について採用委員会主導で改善を行うようになり、一緒に働く人に対して自分たちで責任を持てるようになりました。

採用に限らず、各委員会の主導で部内の問題を解決するようになったので、開発本部の様々な問題が素早く改善されるようになったと思います。



Q.今後各委員会で新たに取り組んでいきたいことを教えてください

(大澤)

採用委員会は前期、構造化面接によって面接の体系化を行いました。

構造化面接は、面接内容や採用基準が明確化されるため、本来であれば面接を行うメンバーを増やすことが可能ですが、前期ではまだ未完成な部分も多く、面接メンバーを増やすまでには至りませんでした。

そこで今期は、構造化面接の完成度を高めて面接メンバーを増やしていきたいと考えています。

まだ今期の活動が始まったばかりで検討しきれていないのですが、他にも様々な活動をしていく予定です。


(葛屋)

社内活性化委員会のモチベーションは超シンプルで、「イイカンジに盛り上がる」ならなんでも積極的にやっていきます。「キーワードやぽっと出のアイデアを元に企画を整えていき、イイカンジなら小さくスタートする」というスタンスです。

たとえば、最近だと、

  • ハッカソン
  • 休日対応ルール作り
  • fika
  • 社内空調オプティマイズ計画
  • 人のノウハウ横断検索システム

などのキーワードから企画を考え始めていたりします。


社内空調オプティマイズ計画・・・気になりすぎる・・・。


(松宮)

技術ブログやイベントのスポンサード等、社外へのアウトプットは徐々に増えていっているので、今後はそのフィードバックをしっかり分析して次の施策を考えていきたいです。

例えば、あるグッズからの流入を計測するためにQRコードにアナリティクスを設定したり、技術ブログの流入元から、どこに掲載されるとPV数が取れるのかを調べて、投稿する時間帯を調整したりといった具合です。

効果が数字で見えないものにお金を使って活動している訳なので、出来る限り効果を可視化する取り組みは続けたいと思っています。



自社プロダクトの開発だけでなく、組織・風土の開発も自分たちで行う。

そんな自律的な組織で、エンジニアやデータサイエンティストとして主体的に成長していきたい方は、ぜひ一度マイクロアドに遊びに来てみてください^^

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