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BizDevからPdMにキャリアチェンジ!活躍できるその秘訣とは?

こんにちは、採用担当の中井です。社員インタビュー第26弾はプロダクトオーナーと開発メンバーをつなぐ要のPDMチームのリーダーとして活躍中の和田さんにインタビューしました!

さっそくですが、和田さんのこれまでのキャリアを教えてください!

2010年にミスミへ入社後は金型企業体・モールド事業部にて商品開発の担当者としてキャリアをスタートさせ、金型のWEBカタログ刷新プロジェクトや短納期サービス立上げプロジェクト等のプロジェクトを担当しました。ある時、『3Dデータとテクノロジー活用して部品調達の課題解決する』プロダクト開発の話を知り、プロダクトビジョンと社会的役割の大きさを感じ、自ら手を挙げmeviyの立上げメンバーとして参画しました。
立上げ当時は、社内ベンチャーという表現がピッタリな状態でした。関係者も十名程度で、担当していた仕事も事業開発、システム開発、マーケティング、時には受注業務オペレーションも担当する、という感じで当時は幅広くやっていました。

改めて、meviyとはどんなサービスでしょうか?

meviyは3D CADデータをWEBサイトにアップロードし、その場で見積結果を確認して発注まで行うことが出来るサービスです。通常の見積取得プロセスにおいては、2D図面の作成をした後に加工業者に2D図面を送付、担当者が2D図面を見て見積作業をしています。meviyを使えば、見積取得まで最短で1日〜2日の時間が必要でしたが、瞬時に見積結果の確認と購入まで行うことが可能です。

初期立上げから現在に至るまで、どのような点で苦労されましたか?

初期の立上げフェーズをクリアしいよいよプロダクトの価値を高めるフェーズに入りました。この頃になると、開発に関わる人数も増え、立上げ時期のようなフットワークの軽さが無くなり、開発スピードが徐々に低下し、なかなかプロダクトの価値を高められない期間が続きました。スピード感を持ってプロダクトの価値を最大化する為にPDMチームが編成され、自身の活動の軸足をこちらに移しました。

スピード感を持ってプロダクト価値を高める為に、PDMチームではどのような仕事をされましたか?

従来やっていたウォーターフォール式の開発では、顧客のニーズをプロダクトに組み込むまでに長い時間を要していました。スピード感が求められるWEBサービスなので、継続的に新しい価値を提供し続ける事と、短いサイクルで仮説検証を行う為、従来の開発手法からアジャイル開発に変更を決断しました。事業メンバー、開発メンバーそれぞれが新しい開発手法に慣れる必要がありました。新しい開発を定着させるため、事業メンバーと伴走しながら要件定義、各開発イベントのファシリテーション、ドキュメント類の整備、メンバーからのフィードバックと改善等のサポートを行い、アジャイル開発へ乗り換えを推進していきました。一時期は停滞した開発のスピード、これも新しい開発手法への乗り換えによって再度加速することが出来ました。

アジャイル開発のスクラムマスターに近い印象ですが、スクラムマスターとは違いはありますか?

事業メンバーは開発する内容の「なぜ」(Why)を追及し、開発メンバーは「具体的な実現方法」(How)を考える役割で、私たちPdMはその間に立ち、何をやるか(What)を考える立場にあります。事業が持っている課題の解消方法を、事業観点とシステム観点の両方で整理し、要望を要件化していきます。事業持つ課題解決と、システムとして実現可能な姿の絵を描き、全員が「よし、これなら出来る」と言える状態まで持っていくことをやっています。
もう1つは、開発速度を維持しながら、プロダクトの品質を維持することです。複数のPdMと開発状況を共有し合い、サービス間で同じような開発をしていないか、アーキテクチャを崩すような開発が行われていないか、実現方法が最短で最速であるかという視点で点検をしています。製造現場で言う「ムリ、ムダ、ムラ」を無くす取り組みもしています。
個々の開発内容に深く入り込む事、チーム横断での活動をしているあたりがスクラムマスターとの違いではないかと思っています。

meviyのPdMのやりがいは何ですか?

meviyの開発は、WEB&ものづくり この2つの要素があります。UI/UXの開発であっても、最終的なものづくりまで考慮が必要なのが特徴です。meviyを使って部品を注文する設計者の工数削減を行い、その部品を効率的に製造する情報を製造現場に提供することがmeviyの役目です。考慮すべき範囲と知識が多くて大変ではありますが、実際にものが作られ、お客様に届けられ、お客様の課題を解消できることが感じ取れる、それが一番の達成感です。今後もmeviyを通じて製造業のDXを加速させていきたいと思っています。

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