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6人の新卒メンバーがマネーフォワードを選んだ理由

こんにちは。マネーフォワード広報です。

本日は代表の辻と、4月に入社したばかりの新卒メンバーの対談をお届けします。

前回は辻と新卒採用担当の土江との対談をお届けしましたが、今回は人事部長の服部をファシリテータにこの約3か月を振り返りながら、新卒メンバーからみたマネーフォワードや辻が新卒に期待することなどを語り合いました。

生物学専攻からデザインを独学で勉強

服部:皆、緊張しているかもしれませんがリラックスしてくださいね。最初に、それぞれの入社の背景や入社後の印象を教えてください。最初に話したい人…?

全員:…。

服部:(笑)。

稲毛:はい!

服部:あ、じゃあ稲毛くんお願いします。

稲毛:僕はデザイナーとしてマネーフォワードに入社しました。大学では生物学を学んでいましたが、就職活動をきっかけにやりたいことを考えた結果、ずっと好きだったデザインを勉強しはじめたんです。その後、デザイナーになろうと決心して、独学でデザインを始めました。お恥ずかしながら、就職活動はあまりうまくいかなかったのですが、ベンチャー主催のいろんなイベントに参加していたところ、マネーフォワードのデザイナーの大橋さんに出会い、そのままインターンをすることになったという経緯です。

最初の印象は、ベンチャーだけど200人以上従業員が居るし、金融の分野だし、なんとなくスピードが遅くてかたい会社なのかな…という感じでした。ただ、実際入ってみると全然そんなことはなく、全員ドリブンビジョンに向かってチャレンジしていく社風があったというのが入社を決めた理由です。

服部:インターンを経て入社して、どうでしたか?

稲毛:実はインターンをはじめて1か月後には「今しかない!」と思って入社を決めていました。入社前のデザイナーメンバーは7名でしたが今は14名を超えていますし、プロダクトもどんどん増えていて、組織の拡大を肌で感じられる環境で働けるのは良いなと思ったんです。今であれば、先輩たちに教えてもらえる環境でもありながら、500万の利用者が居る「マネーフォワード」のデザインに携われているので、タイミングに恵まれたなと思っています。

「ひとつのものに打ち込め」と言われたら、迷いなくプログラミングを選ぶ

服部:じゃあ順番にいきましょう。河野さんお願いします。

河野:私は昨年1年間で、初めて本格的にプログラミングを学びましたが、この1年が私の人生の分岐点でした。「これだ!」と思ったんです。人生で「ひとつのものに打ち込め」と言われたら、迷いなくプログラミングを選ぶし、そんなこと言われなくてもそうしたいなと。ただ、まだ高校生だったので大学進学という道もあり、大学で私が今打ち込みたいことにどの程度打ち込むことができるのか、私がやりたいプログラミングは大学でやるプログラミングなのかを考えました。

私は、「自分が作ったものがユーザーの手に届き、喜んでくれる人がいる」という実感を得たかったんです。実際に大学に通っていないので、想像と一般論ではありますが、大学でのプログラミングは研究として行われるものだと思うので、大学ではそういう実感を得られないのではないかと考え、就職を決意しました。

マネーフォワードを選んだのは、BtoBの領域をやりたかったからです。きっかけはエンジニアのアルバイトで、「会社という組織では、いろんな手続きや作業が必要なんだ…」と知った経験からでした。やりたいことがあっても、その時間は手続きなどでつぶれてしまうこともある。じゃあ、「その作業を無くすことはできなくても効率化すれば、皆がハッピーになるのでは」と思ったんです。そんな想いで会社を探していた時、「家計簿アプリのマネーフォワードってどんなことやっている会社だろう」と調べていったら「MFクラウドシリーズ」を発見して、「ここだ!」と思って応募したんです。

服部:嬉しい話ですね。今はアグリ村で開発に携わっていますが、この3か月間はどうでしたか?

河野:普通の会社だと、1つのチームには、「この人やばい、この人についてくぞ」という化け物がひとりくらい居る気がしますが、アグリ村の場合は1人1人が別軸の化け物だなと感じています。

:うん、確かにそうですね。

河野:皆さん各々が良い意味で常軌を逸しているなと…。

一同:(笑)。

:アグリ村だけではなく、当社は全社的に化け物揃いかもしれないですね。

服部:エンジニアとして働く環境という意味ではどうですか?先日はエンジニア総会が開催されましたよね。

河野:「エンジニアドリブン」という言葉でググると、マネーフォワードが今1位なのですが、私はエンジニアなので、エンジニアドリブンの会社に入りたいという想いがありました。加えて、マネーフォワードは「Technology Driven」というバリューがありますし、こういう会社だから挑戦、実現できることがたくさんあるのかなと思っています。ドリブンする立場であるエンジニアとして、今はまだ未熟ですが、自分も常に最新の情報を集め、いち早く試し、いち早くアウトプットを出すという姿勢を大事にしていきたいです。

インターンから社員になり、上司からの期待値が一転

服部:では、山本くんお願いします。

山本:このあと、やりづらいですね…。山本隆弘と申します。

一同:(笑)。

山本:僕は、昨年長期でインターンをしていて、最初はFintech研究所に、後半は当時の新規事業部で先日発表したMF KESSAIに所属していて、入社後もそのままMF KESSAIの一員として事業づくりに携わっています。入社の理由は3点あって、まずひとつは、Fintech研究所でインターンをしていた際にいろんな調査を進める中で、Fintechの描く未来にすごくワクワクしたんです。当時、自社の事業や業界の未来を理解するために色々調べていましたが、この先実現していく未来をSF的な領域までイメージしてみると、すごく胸が躍ったんですよね。

ふたつめは、人との距離の近さとスピード感です。一度、僕が作った資料を使うからということで、辻さん、瀧さん、浅野さんの打ち合わせに参加させてもらったんです。その打ち合わせで全体像が垣間見える瞬間があったり、そこでの意思決定のスピードの速さに驚きました。このスピード感に加えて、経営陣との距離の近さや人との繋がりを感じられる風土で、そこに魅力を感じました。

最後は、新会社であるMF KESSAIで感じたことです。入社が決まって出向になりましたが、そこで「事業をいちから作り上げるのってすごく楽しい」と感じたんですね。何もないところから作り上げ、それを実践されている方を目前にしながら、「ここが決まっていないので考えてみて」という仕事がインターンの頃に依頼されたりして、非常に驚きました。もちろん僕の案がそのまま採用される訳ではないですが、そういうことに携われるのが非常に楽しくて、このまま事業づくりをやりたいと思い、入社を決断しました。

服部:長期のインターンを経て、入社してみてどうでしょう?インターン時代もいろいろ任されてはいたものの、社員になって期待値が上がったと聞いています。

山本:業務自体は大きく変わっていないので、ギャップはなかったのですが、MF KESSAIの代表であり、上司である冨山さんからの期待値は一転したと感じています。少し変な言い方ですが、今となってはインターン時代に求められるアウトプットの質は、「ここはぼやけていても良いよ」という感じだった気がしています。今は最高水準であらゆる指摘をされますし、「この部分が全然ダメで、山本くんへの期待値だとここまで出来ると思っているし、プラスアルファでこれもできてほしかった」みたいなことを言われるんです。それはインターン時代にはほぼなかったですし、今は言われることで課題が明確になっていますし、業務への意識は入社して大きく変わったと思います。

:確か山本くんは、元々は別の会社も検討していましたよね。

山本 :そうですね。ただ、自分が何をやりたいかを検討して、自ら事業づくりが経験できるのならば、その方が絶対に価値があるという考えに至りました。ただ、メリットやデメリットを比較したり、いろんな視点で考えてみたものの、正直そこで働いてみないことにはわからないなというのは、就活をしながら感じていました。マネーフォワードでは長期で働けたことで理解できたことが多く、思い切って決断できた側面があった気がしています

嘘やろ、そんなん。とは言え…

服部:では、小林くんお願いします。

小林 :僕は皆と違ってインターンの経験もなければ、面接を受けたのも17卒の選考が終わった後だったんです。なぜ志望したのかというと…て、なんかまだ記憶に新しい面接みたいで緊張します。

一同 :(笑)。

小林マネーフォワードで僕が一番好きなのは「Fairness」です。ある日、マネーフォワードのホームページで「Fairness」という言葉を発見して、「会社にだけ対してFairnessではなく、携わるすべての人や事象に対して正直でありたい」という趣旨のことを書かれているのを読んだ時、僕は結構ひん曲がっている性格なので、「嘘やろ、そんなん。とは言え…」と思ったんです(笑)。それで、実際どうなのかを聞いてみようと思い、wantedlyで応募しました。最初に面接していただいたのが服部さんだったのですが、人事の方がちゃんとしている会社って良い会社だなと思ったんです。あ、ちゃんとしてるっていう言い方は変なのですが…。

一同 :(笑)。

小林 :誠実な会社は、社長も誠実だということを当時いろんな会社で面接を受ける中で感じていました。マネーフォワードは、人事の服部さんが誠実だなと感じたので、社長も誠実なんだろうなと思ったんです。二次面接が今の上司の高橋さんで、当時就職活動としては季節はずれの年明け1月に面接を受けたのですが、そんな僕に対しても真摯に話を聞いてくださって。最終面接で辻さん、瀧さん、木代さんとお会いしましたが、学歴で評価することなく僕の話をすごく真剣に聞いてくださって、「Fairnessという言葉は本物だったんだ」と感じ、結果的にはご縁をいただけて、今があるという感じです。

服部 :実際働きだして、Fairnessの部分含めて、どうですか?

小林 :実際働きだして、めちゃめちゃFairnessです。

服部 :読者に伝わらない(笑)。

小林 :(笑)。些細なことでも情報を共有していたり、こっちが困っているというのを出さなくても先輩達が察してくださったりとか。例えば、僕は今CSに所属していて、業務で困ったことや躓いたことなどを日報に書いているのですが、先日は10数件コメントをいただいて。コメントをもらえると思って書いたわけではないのですが、そうやって声をかけてくれる先輩がたくさん居るから、なんとか3か月やってこれたと思っています。

服部 :小林くんから見て、マネーフォワードはどういう風土だと思いますか?

小林CSは良い意味でおかしな人が多いなと思います。普段話しているとすごく面白い方達なのに、いざ業務に入ると、「え、同じ人なの?」というくらい切り替えが早くて振り幅が大きいです。そのギャップを知っているので、すごいかっこいいなと思いますし、普段はおちゃらけていても、やる時はしっかりやる、そういう人が多いです。

日本の市場が盛り上がる仕組みをつくりたい

服部:では、宮西くんお願いします。

宮西:元々僕は事業やサービスを作って世の中に価値を与えたいと考えていたのですが、実は最初は別の事業会社に内定をいただいており、そこで内定者インターンとして働いていました。当時、BtoC、BtoB、オンライン、オフラインなど様々な領域で事業を生み出している会社に魅力を感じていて、その時に内定をいただいた会社もそんな会社でした。

内定者インターンとして働く中で、今まで知らなかった様々なビジネスモデルやWebマーケティングの奥深さ、組織戦略の難しさなどを知りました。そうして仕事を通してビジネスの世界を知るにつれて、自分がどんなビジネスパーソンになりたいのか、どんな事を成し遂げたいのかがぼんやりと見えてきて、就活をしていた時よりも鮮明に何をしたいのかが描ける様になっていました。そう考えていくにつれて、当時内定をいただいていた会社が自分の向いている方向性とマッチしているのか考え始めたんです。

そんなもやもやした気持ちを抱えていた時に、偶然参加したイベントでマネーフォワードに出会いました。そのイベントが昨年の秋に開催された「お金のEXPO2016」です。会場に居たマネーフォワードの方に、「このイベントは何人で作ってるんですか?」て質問したら、「メインはほぼ2人です」と聞いて、びっくりして(笑)。

服部:プロジェクトメンバーは他にも居ますが、メインは2人でしたね。

宮西:1000人以上の方が来場されていて、堀江貴文さんなどの有名な方が登壇するイベントを2人で企画しているんだ…と、めちゃくちゃびっくりしたんです。色々と調べていくうちに、辻さん、瀧さん、浅野さんのインタビュー記事を読んで、こんな風に役員陣が素敵な会社で働きたいと思いました。そんなことを考えていた時、これも偶然とあるエージェントの方にお会いする機会があり、その方に自分の現状や将来ものづくりや事業づくりに携わりたいと話していた時に、たまたま「お金のExpo2016」で配られていたノートを机に出していて。そしたら、「マネーフォワード好きなの?連絡とってみるよ」と言われて、その場で繋いていただいたんです。

:すごいご縁だねぇ。

宮西:そんなひょんなきっかけから話が進んだというのが経緯です。僕は大学時代に証券投資をやっていたのですが、その時に色々感じることがあり、この業界を変えたいと思っていました。業界を変えていくにはFintechベンチャーと金融機関が連携して、より一層情報が透明性化され、個人投資家が増え、日本の証券市場が盛り上がる仕組みを作ることができればと考えています。マネーフォワードであれば、どこかのタイミングでそれに近い挑戦ができるんじゃないかなと思っていて、そんな風に自分が将来したいことに対して挑戦権を得られる会社で働けているというのは光栄だなと感じています。

服部:ありがとうございます。会計事務所様向けに「MFクラウドシリーズ」をご案内する事業推進部で働いてみた印象はいかがでしょう?

宮西:今は事業推進部に居ながらCSにも携わっていますが、自分の責任領域をとても強く意識しながら働いている方が多いと思います。例えば、業務は分担されてはいますが、自分の担当だけではなく他のメンバーのチャットや電話対応を皆がちゃんと見ていて、困っているメンバーには「こういうところはこうすればいいよ」と伝えているんです。そういう文化の中で働いていて、お互いにチームとしてひとつの方向に向かってUser Focusしているというのを肌で感じます。この環境を大事にしながら今後も働いていきたいです。

このタイミングのマネーフォワードが一番面白そう

服部:では、平野さんお願いします。

平野:私は愛知県出身で、大学では幅広い知識を身につけて自分の将来に結びつけていきたいと考えていたので、名古屋大学のリベラルアーツが学べる学部に進学しました。大学生になると、部活にサークルにアルバイトにすごく楽しかったんですが、なんとなく「このままここにいて良いのかなぁ」と悶々とする日々を送っていました。そこで休学をして海外留学に行くことにして外へ飛び出したのですが、1年後に帰国した際に「あれ、離れようとしたはずの元の生活に結局戻っちゃった」と思ってしまい…それで色々考えた末に、「東京に出て元々興味があるIT業界でインターンをしよう」と決めました。

大学3年の後期に東京に出てきて、20名くらいの会社でインターンとして働きはじめたのですが、その時にベンチャー企業のような "全員野球" の環境に、やりがいやスリル、そしてそこでエネルギッシュに働く社員さんたちに憧れを感じたんです。ひとりひとりの働きが会社の成長に直結して、とにかく皆で動いて、社内のことも全員が把握しているという状況で働けるのは面白いなと思いました。2、3ヶ月インターンをして名古屋に戻るつもりが、あまりにも東京での生活が刺激的で楽しくて、結局9か月程東京に居ました

東京に居た時に途中で就活の時期になり、せっかくだし他の会社もみてみよう思いインターンに来たのが、マネーフォワードでした。私は、非効率的なものをテクノロジーでなくしたいという思いや、一度導入していただければ継続的に価値を提供できるようなBtoBのSaaS型のサービスに興味があり、そんなサービスを作っている会社を探していた時にマネーフォワードを見つけたんです。マネーフォワードでは1か月インターンをさせていただきましたが、最初は20人ほどのスタートアップにいたこともあって、最初は「大きい会社だし、風通しも悪いのかな…」と思いました(笑)

だけど、実際に働いてみると、風通しは良く、仕組み化前の領域もあって、良いものはどんどん取り入れて変えていく文化があると感じて、入社前の予想は覆されました。

その後、いろんな会社を見ながら、一番このタイミングのマネーフォワードが面白そうだなと思い入社を決めました。人も組織もサービスも急激に変化していて、その変化のど真ん中に自分の身を置きながら、新たな可能性を生み出していける環境がマネーフォワードにはあると感じたんです。

服部:そんな経緯を経て、実際入社してみてどうですか?

平野:私は、就活の時、変化が大きくて、やらなくちゃいけないこと・やりたいこと・できることが増え続ける環境で、自分や組織が社会に対して与えるインパクトを大きくしていける働き方がしたいと思っていましたが、インターンを一旦卒業し、1年後に入社してみて、想像以上にさまざまなことが変化しているなと驚きました(笑)。ハード的な部分では東京のオフィスが2つになったり、複数の事業部が改変されていたり、組織を良くするための変化が起きていると思いました。

世間的な変化でいうと、今まで参照系APIの議論にとどまっていたのに、更新系APIが「MFクラウド経費」で連携できるようになっていたり、そういう業界の変化の渦中にマネーフォワードがいますよね。会社に対する外からの期待値の変化も感じますし、この環境はとても面白いなぁと思っています。

服部:ありがとうございました。では、皆さんの話を受けて、辻さんの感想やご意見をいろいろ伺っていければと思います。

― 前半では、新卒メンバーが各々の入社理由やマネーフォワードの印象を語ってくれました。後編では、辻の新卒時代の話や、辻が新卒メンバーに期待することなどを深掘りしていきます。

後編「新卒でベンチャー企業に入ることを自分の意志で選び取った6人へ、今伝えたいこと」こちらからご覧いただけます。

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