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マネーフォワードエンジニアインターン 小笠原純也「ユーザーの人生に寄り添えるサービスを」

マネーフォワードの中の人を知ってもらうため、当社でフルタイムのRubyコミッターを務める卜部昌平が、マネーフォワードのエンジニアにインタビューをするこの企画。
今回は、エンジニアインターンの小笠原さんへのインタビューです。

語り手

小笠原 純也 (エンジニアインターン)
慶應義塾大学大学院 修士2年。ハイパーバイザのセキュリティ向上に関する研究を行う。大学時代に学園祭のスマホアプリを作成したことをきっかけにエンジニアの道を志す。マネーフォワードにてインターン経験後、複数社のインターンを経て2018年卒としてマネーフォワードに入社予定。

聞き手

卜部 昌平 (Ruby開発者)

その他

青木 香菜子 (広報:編集担当)
小川 昌之 (人事:撮影担当)
井上 玲 (人事)

学園祭実行委員会でアプリを開発

卜部:緊張されているみたいですが、気楽にしてくださいね。

小笠原:は、はい。

卜部:(笑)。緊張で今日はこんなことがあったとかあります?

小笠原:仕事に集中できなかったのと、お腹が痛くなりました。

卜部:そんなに(笑)。

小笠原:いろんな経験を積んだ社員の方がインタビューに出ていたので、僕で良いのだろうかと…。

卜部:今までのって読んでますか?

小笠原:読んでます。皆さんすごいなと思いながら読んでて、オファーをいただいた時から「僕で良いのか…!」と、ドキドキしています。

卜部:大丈夫ですよ(笑)。まずは自己紹介的なことを教えてください。

小笠原:僕は慶應義塾大学大学院の修士2年生で、情報系の学科でLinuxや仮想化技術など主にシステムソフトウェアに関する研究をしています。現在はインターンとして、CTOの中出さんの元で働いています。インターンとしては2014年10月に一度ジョインし、2016年11月に一旦離れて他社のインターンに参加する等していました。その後2017年4月にまたインターンに復帰しており、2018年からは新卒として入社させていただく予定です。

卜部:ということは、インターンをされる前からエンジニアリングの方向に進んでいたんですか?

小笠原:プログラミングをはじめたのは大学2年生で、授業でC言語を使って「Hello world」を表示する所からはじめました。当時、学園祭の実行委員会に所属していてホームページ作成のチームで学園祭のホームページをつくっていましたが、2年目には授業でプログラミングを勉強しはじめ、その時に「プログラミングって面白いな」と感じたんです。それで、実行委員会でもホームページだけではなくてアプリを作りたいと思って、電子パンフレット的なアプリを作りはじめました。その経験の中で本腰を入れてプログラミングをはじめたことが、エンジニアとしてのスタートでした。

卜部:ほうほう。

小笠原:周りの皆にも声をかけたんですが、「俺はできないよ」と言われてしまい(笑)。僕もできない状況でしたが、iOSやAndroidをイチから勉強しはじめました。サーバーサイドも書く必要があったので、Railsも勉強して10か月くらいでアプリをリリースしたのが、「なんか面白い」と思ったきっかけです。

卜部:ちゃんとできたのはすごいですよ。アプリはその後も使われているんですか?

小笠原:それが…引き継いだ後輩がくじけてしまいました(笑)。

卜部:(笑)。整理すると、2年生でつくりはじめ、3年生で完成したってことですね。

小笠原:そうですね。学校の学園祭実行委員は3年生で引退なので、その後は引き継いだという感じです。

卜部:頑張ったのはどういうところでしょう?

小笠原情報の閲覧のみだとパンフレットと変わらないので、スマホの特性を活かしたいと考えました。「いいね」機能やお知らせのリアルタイムでのプッシュ通知機能、人気の企画の確認機能や空席状況も確認できる仕様にしました。アプリ自体を面白くしたいとも思い、紙のパンフレットとの連携もしてパンフレットの企画紹介画像にカメラをかざすと、紹介動画が流れるようなAR機能も付けました。

卜部:めっちゃ多機能ですね!それは後輩が先輩から「じゃあ次よろしく」と言われるとだいぶグッときます(笑)

小笠原:(笑)。校内で電波が悪い場所があったので、できるだけローカルにデータを保持しつつ、更新があった場合は適切に取ってくるということもやっていました。

卜部最初につくったアプリが多機能でびっくりです。何を見ながら作ったんですか?

小笠原:まず『わかりやすいJava入門編』などを読んで、オブジェクト指向ってなんだろうという所から入りました。『プロの力が身につく Androidプログラミングの教科書』などを読んでAndroidが書けるようになった後は、勉強会に参加してiOSも勉強し、RailsはRuby on Rails チュートリアルとパーフェクトRuby on Railsなどを中心に学んでいきました。

卜部:すごいですね。世の中ってアプリをつくりたい人は多いと思うんですよ。ただ、「出来上がるまでってどうするんだ…」となりがちだと思いますし、本を読んでちゃんとやりきったのはすごいです。

小笠原:「classってなんだろう?」から始まったものの、僕の場合は〆切があり、「来年10月までにアプリをリリースできないと引退だ」という状況で、その必死さもあったかと思います(笑)。

卜部:なるほど。その時に、平行してマネーフォワードでインターンをされていたんですよね?

小笠原:はい。学園祭が終わった後の2014年11月頃からジョインしています。その時にiOS、Android、Railsを書いていて、当時はAndroidを担当していました。

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