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MONOLITH Japan 執行役員/営業統括 髙下卓也

MJを牽引する人物紹介第4弾。代表岩井を心の底から尊敬し、自身の行動指針に『前のめり』を刻み付け、大きな目標・数字を達成し続ける男、髙下。今回は、若干35歳にしてMJの執行役員/営業統括を務める髙下のストーリー。彼はとにかく有言実行。課された数字は最後の1秒まで追い続けて必ず達成。また、後輩や部下の面倒見がよく、社員、アルバイト関係なく、誰に対しても分け隔てなく接する。根っからポジティブで、とびきり人懐こくて、少年のような一面を持ち合わせているけど、ときどき人生2周目?って思うほど達観していることをボソッと言う。人が落ち込んでいるときや苦しんでいるときに、絶妙なタイミングで短いLINEをくれて励ましてくれる。そんな彼がどうやってつくられてきたのかを紹介する。

【今日一日を目一杯生きる】

小5の髙下少年は、その日もいつもと同じように学校に行き授業を受けていた。何らいつもと変わらぬ日を迎えていたはずだったが、授業中に突然担任の先生に呼ばれた。
「髙下くん。キミのお父さんが頭が痛いらしいから、お家に戻りなさい。近所の方が車で迎えに来ているから。」
「変なことを言うなぁ。なんでそんなことで家に戻らないといけないんだろう。」と思ったそう。疑問に思いつつ家に戻ると、大勢の人が自宅に集まっていて、周囲に促されるままに二階の部屋に行くと、父が寝ていた。首から上には白い布が掛けられていた。


昨日まで元気だった父親が、何の予兆もないまま心筋梗塞で他界。髙下の人生は、僅か11歳にしてガラリと変わることになる。
「僕には、そこからの記憶がほとんどないのですけれど、横たわっている父に向って、『俺がお母さんとこの家を守るからな!安心しろ!』って言ったらしいです。」と髙下。どんなに元気にしていても、明日も今日と同じ様に生きているとは限らない。だったら、今日を目一杯生きなきゃって思う考え方の源泉はここにあったのだ。

【高校生活は野球と勉強だけ】

一家の大黒柱を突然失った髙下少年は、高校を卒業したら手に職を付けて就職することを決めた。だから、高校は工業か商業。工業よりは商業か。だったら野球が強い岩手県立盛岡商業高校へ。だけど、この学校は自宅からは遠い。ならば家を出よう。下宿しながら学校に通おう。
こうして、母と家を守るため、自分自身の進路・将来に対する可能性を、自らの手で削ぎ落していったのだ。
この時のことを髙下はこう振り返る。「母親に迷惑はかけられませんから。高校生活は野球と勉強だけ。それはもう最初から決めていました。ちゃんとやるんだ。専念するんだって自分に自分で言い聞かせて。実際高校に通い始めたら、野球部の厳しさは想像以上で、1・2年生は毎朝5時から練習。昼休みはグラウンド整備、部活は夜まで、土日も練習や試合があって。もう本当にしんどかったです。」
部員からの人望が厚かった髙下は、キャプテンを務めたそうだが、監督と部員との間に生まれた確執の板挟みに合い、とても大きな苦労があったそうだ。



【常に、Give&Give】

高校卒業後に野球部のメンバーと集まる機会があったときのこと。監督に反発していた仲間から「あの時はごめんな。申し訳なかった。大学で野球やって、お前の苦労がよく分かった。お前は監督の近くにいて、部員たちまとめるの大変だっただろ。」と労ってくれたことが、苦労が苦労でなくなった瞬間で、自分のやってきたことは間違ってなかったんだって思ったと言う。
そして、「与え続けることの大切さ」に気付く。“Give&Take”じゃなくて、“Give&Give”。それを続けて、いつか自分に返ってきたらラッキーくらいの気持ち。中学・高校でキャプテンに選ばれてきたのも、実力以上にそういう姿勢が評価されたからなのかなって。
高校を卒業した髙下は、就職を取り下げ、公立大学へ進学を果たす。大学でも野球を続けたため、小中高大と9歳~22歳までずっと野球をしていたことになる。仲間と一緒に体を動かし汗を書くことで人間関係を築き、汗の量が自分を支えた。ただ、ひたすらひたむきに取り組むこと。自らの行動に対して目標を定め、達成感を伴う成果を常に追求すること。いつだって仲間のため、お客様のために、“与え続ける男”はこうしてつくられてきた。

【“MJをいい会社”にしたい】

私(yoshimine)が髙下と話しているなかでよく聞く言葉。CEOの岩井はじめ、COOの鈴木と同様、困っている仲間がいれば絶対に手を差し伸べる。「それ自分やりますよ。僕に任せてください。」とかも言えちゃう、そういう熱い人。だから、キリギリスみたいな色のスーツを着ていても、なんだか頼りがいがあってかっこよく見えるw
「人が育つ瞬間に立ち会えるのが快感で、そういう機会を自らの手で創り出したい。僕自身がやりたいコトを探す姿を見せ続けることも、もしかしたら誰かの成長を引き出せるかもしれないし、社員がやりたいことを自由にやれる仕組みや環境づくりができたらいい。」そう語る。

【少年のような一面…⁈】

某有名進学校様とのパンフレット制作のお打ち合わせの帰り道、学校前でバスを待っているときにセミの抜け殻を見つけて、急に動画を撮影しはじめる……私がめちゃくちゃ虫嫌いなのを知っていて、ニヤニヤしながらこういうことをする。小学生(低学年)みたいw

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