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【MONOLITH Japan 社員紹介】営業リーダー 岩本 晋志



この会社の営業エース、あるいは仕事に恋をする人。それが岩本さんのイメージ。僕はこの会社に転職してきて1年未満のペーペーだが、岩本さんと組んだ案件はいくつもあるし、毎週のように新しい話を持ってきてくれる。そのとき、彼は決まってこう言う。

「僕、このお客さんが大好きでさ」

まっすぐな言葉に、少し耳がむずむずする。今日は、モノリスジャパンの営業リーダー、岩本晋志という人について書く。とはいえ、僕は先述の通りまだ社歴の浅いペーペーなので、まずは岩本さんと関わりの深い人に、いろいろ聞いてみることにした。


#1 ライバルからの評価

営業統括の高下さんは、岩本さんとは同僚という距離感で、二人で切磋琢磨しつつ大きな売上を立てている。そんな彼の「営業向きでない」という言葉には、社内で行った性格診断の結果が紐づいている。

「バリバリ売上を上げている割に、まったく営業向きじゃない数値が出ちゃったんだよね。本当は、すごく繊細なんだと思う。目の前の売上を追いかけるより、じっくり時間をかけてクライアントと向き合って、いいものをつくりたいっていう志向が強いんだよ」

岩本さんは、過去他人の案件なのに話に入り込んで、課題と向き合い、企画をこしらえ、プレゼンの場でも誰より熱量を持ってしゃべり倒したことがあるという。効率とは無縁の働き方。これは、「営業不適合」のエピソードなのかもしれない。それでも、高下さんはこのように言葉を続けた。

「そういう風に、誰かのために本気になれることが、広告の営業には求められると思うけどね」


#2 元部下からの密告

続いて、営業からデジタル推進室へと部署を移した菅原さんに話を聞いた。彼女は営業時代、2年間だけ岩本さん直属の部下だった。しかし、具体的な指示を受けた記憶はほとんどないという。

「こんな提案をしろ、こういうツールを売ってこい、ではなくて、『菅原はどうしたい?』と聞いてくる、という感じでした。それがきっかけで『私は何をするべきか、どうするべきか』を常に考える癖がつきました」

企画書一つ作るとしても、作り方を教えるのではなく、どんな思考プロセスでつくっていくのか、そもそもの「考え方」の部分にフォーカスした指導が多かったそうだ。

「岩本さんはお客さんとすぐ仲良くなります。打合せの場が、すごく盛り上がるんですね。それってたぶん、フォーマット通りの広告の提案じゃなくて、『このブランドはどうあるべきか』みたいな、考え方の部分から共有しているからだと思います。お客さんと一緒につくる、お客さんと一緒に楽しむ、っていう意識が、人一倍強いんでしょうね」


#3 同志の告白

次に、コピーライター、クリエイティブディレクターとして弊社の制作指揮を執る船山さんに話を聞いた。彼は、若手のころから岩本さんと苦楽をともにしてきた同志。クライアントに慕われ、数字目標も当然のように達成する姿をすぐそばで見てきた彼の目には、岩本さんはどのように映っているのか。

「長い時間をかけてでもお客さんの情報やデータをとことん調べて、びっしり細かくノートにまとめていて。その姿は今でも印象に残ってる」

コピーライターとしてキャリアを積み重ねてきた船山さん。さまざまな営業マンとペアを組み、数多のクライアントと向き合ってきた。そんな彼曰く、広告営業は、接触回数以上に『どれだけ相手のことを考えられるか』が大切だという。

「岩本さんは、クライアントのことをリスペクトして考えられる人。僕はそういうところが好きで、しんどい時でも岩本さんからの案件は断らずにやり切るようにしてる。そしてそんな彼のいいところが、プライベートや恋愛で全く生かされていないのが、残念で仕方ない」

余計な一言を付け加えているのは、たぶん長年の付き合いゆえの照れ隠しだろうと思う。


#4 本人の証言

最後に本人に聞いた。それだけの熱量を注ぎ込むほど、広告の仕事って楽しいんですか、と。

「そもそも、仕事を楽しくないと思っている人とか、元気のない人に、広告を頼みたいと思わないと思うんだよね」

広告を出そうと考えている人は、いろんな意味で、何かがうまくいっていない状態にある。そんな風に悩むクライアントの前に立つのだから、まずは自分が元気な姿で対峙することを大切にしているそうだ。

「僕は『負けても楽しそうな人には、ずっと勝てない』という広告が好きで。どんな局面でも楽しむことがいちばん大事なんだと思ってる。この仕事、楽しくねーなんて思っていたら、いいアイデアは浮かんでこないし、この先どうなるか分からないからこそ、仕事って楽しいと思う」

お客さんのために、誰より本気になって、仲良くなって、すべての仕事を楽しもうとする。そんな岩本さんのスタンスには、僕自身助けられているし、実際、岩本さんとの仕事は楽しい。

「例えば『この器のデザインをお願いします』と依頼されたときに、そのままやるのは簡単なことかもしれない。でもそこで、『本当にこの器でいいのかな』『この大きさでいいのか』『そもそも器なんて不要なんじゃないか』ってところから考える方が楽しいし、それが広告代理店の役割なんだと思う」

モノリスジャパンでは、営業職の人員募集をかけている。僕は一社員として、こんな風に、お客さんと本気で向き合える人がやってきてくれたら嬉しいなと思う。営業向きだとか、不向きだとかは、案外関係もなさそうだから。広告が好きな人なら、それだけで十分だと思う。

最後に、印象に残っている案件はあるかと聞いてみた。すると、こんな言葉が返ってきた。

「ありすぎてわかんないなー。何個までなら出していい?」

最後まで岩本さんらしい言葉をもらった。以上、仕事とゴールインしそうな岩本さんの紹介でした。彼が手掛けた案件のいくつかは、募集ページの作品集から確認できます。ぜひご覧いただければ。

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