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協働ロボットは「〇〇だ!」プログラマーが語るやばすぎる真実

台湾出身の陳さん。来日して5年。中国語、英語、日本語を使いこなす。明るいくみんなの人気者だ。


【安藤】陳さん。日本はもう慣れました?

【陳】もう日本も長いので、一人で旅行に行けるくらいには慣れましたね。この前、北海道に旅行へ行ってきました。海鮮サイコーです。

【安藤】アクティブに活動されてますね。仕事では機械設計の仕事と協働ロボットの開発を兼務されていますが、もともと専門で勉強されていたのですか?

【陳】台湾の学校で機械について学んだ後に、日本へやってきました。そこでモリタアンドカンパニーと出会い機械設備の設計職として入社しました。社会へ出るのが初めてだったので大変でしたが、仕事はレベル感に合わせてステップアップしていき、入社時はとにかく図面を描きましたね。2~3年目になると、お客様の要望を受けて求めることを組んで製図できるようになってきました。また、自分の書いた図面から部品が作られるのは大変満足感がありますが、トラブルを起こすこともあります。その時は製造現場に行き調整することも覚えました。機械を動かすことが仕事だと実感しますね。その後は各ユニットの担当となって他部署を含め全体の業務もやっていました。その頃に協働ロボット事業がスタートし、プログラミングが少し使えたので抜擢されたところです。

【安藤】なるほど、協働ロボットの担当者になったときは、どうでしたか?

【陳】学校でも少し勉強していたので、自信はありました。また台湾のメーカーのロボットを使っているので、やりとりもスムーズにできています。機械設計の仕事ではお客様が「こんなことやりたい」と提案があって、その要望に対応していく仕事です。協働ロボットの場合は、自分から「こういうことがやりたい」を考えなければいけないのでアイディア勝負ですね。ただ自分自身のポリシーとして人の生活を豊かにするために仕事をしたいと思っているので、その点では機械設計も協働ロボットも自分の理想の仕事と言えます。

【安藤】協働ロボットの話は最近よく聞きますが、実際どうなんですか??今後流行りますか?

【陳】いやいや、そんなこと言っていると時代に遅れますよ(笑)。少子化や働き手の減少で困っている製造業、特に中小企業は、たくさんあって、その課題にダイレクトに刺さるのが協働ロボットです。例えば中小企業では少量多品種の生産を余儀なくされていることがあります、その場合に人の手で解決する場面が多いですが、協働ロボットでは、生産する物が変わってもAIと画像処理で自動的に判別をするので確実に人手の節約になります。

他にも、ティーチングがすごく簡単で、例えば物を取って指定の場所に置く程度なら30分でティーチングが出来てしまいます。画像解析を使った複雑な処理でも1日勉強の時間があれば習得することができます。

【安藤】なるほど。エンジニアとしても、かなり先が楽しみな商材ですね。陳さん自身は、これから会社でどのようにキャリアを積みたいですか?

【陳】とにかくお客様の課題が解決できるエンジニアになっていきたいです。その為にまだまだ勉強が必要ですが、必ず実現させると信じています。

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