住吉 愛(すみよし あい):Customer Reliability Engineer
会社説明会で初めてプログラミングに触れ、SIer企業に就職。数社渡り歩いたのち、ユーザーに寄り添った良いプロダクトを生み出すため、2017年6月にパーソルキャリア新規事業部のMyReferにジョイン。
MyReferを中期から支え、そして牽引してきた住吉さん。 「ユーザーのための開発をしたい」と語る彼女は、まぎれもなく誰よりも強い顧客志向で、CRE(Customer Reliability Engineer)という新たな組織作りに挑戦しています。
初めてのプログラミングはスロットマシーン
── 早速ですが、エンジニアになろうとしたきっかけは何だったのでしょう?
会社説明会で行なったプログラミング体験でした。
ちょうど私の代が就職氷河期で、周りの友達はかなりの数の会社説明会・面接をこなしてました。
私自身も営業職からアパレル系、介護系など本当に手当たり次第に色々な業界の説明会に行ってて、その中の一つにエンジニアのプログラミング体験みたいなのがあったんです。
そこでは30分でスロットマシーンを作ろう!みたいな企画で、参加者2名と先輩社員1名の3人1チームで作って完成させるという内容だったんですけどそれがすごい面白くて、たった30分で動かせる物を自分の手で作れるんだって感動と、もっと自分でプログラミングして色んなものを作ってみたいと思ったのを覚えてます。
その後も他の業界の説明会を受けましたが、数ある中でどれが一番楽しんでやれそうかと思い返すとエンジニアでした。当時はプログラミングとか全く出来なかったので、好奇心だけで飛び込みましたね(笑)
もともと子供の頃からオルゴールとかフェルト生地でジオラマ、犬小屋、果ては桐ダンスまで自分で作ったんですよ。そういう物作りが向いてたんだと思います。
── そこからIT業界に行こうって決心したんですか?
はい、最初の就職先は150人規模の企業でSIerとして受託開発と客先常駐の2種類をやっていた企業でした。最初に配属された現場ではWEB系の開発を全然やっていなくて、持ち帰りでwindowsのソフトを作る仕事をしていました。
初めの頃はどんどんプログラミングを学んでいってすごい楽しかったです。入社1年目で案件を任せてもらえたり、2年目では今まで作ってたエディタをWEB化しようという新規事業があってそれを1人で立ち上げからやるなど、3年目まではすごいスピードで色々なことを覚えていけたのですが、もっと刺激を受けて成長してみたいと思うようになり、事業部長に直談判して現場異動させてもらうことにしました。
次の現場では常駐勤務をメインで行なっているところで、そこで初めてWEBサービス案件に携わりました。今までとは全然違う言語だったので、またイチから勉強するのが楽しくてすごい勢いでWEB系言語を吸収していきました。
なのですが、降りてくる仕様をただ開発する作業者のポジションに満足できなくなって、自分で仕様を考えてサービス開発をしたいと強く思うようになり、思い切って転職をしました。
── MyReferにジョインするきっかけは何でしたか?
縁あってインテリジェンスに転職したのですが、ジョインしたチームで当時のリーダーともっと新しい技術を導入したいという意見と、技術のための開発をするんじゃなくてユーザーのための開発をしたいという意見で何回も衝突してしまったんです。
ユーザーのための開発がしたいというのが転職軸だったので、また転職するかどうか考えはじめました。当時2週間に1回、新規事業のマネージャーと面談をやっていたのですが、そこで「今の状況と私がやりたいのはこうです。なので転職しようかどうか悩んでます」って相談したんです。
そうしたら、「そんなにやりたいことが明確なんだったら、うちにもマッチしそうだから転職する前に一度入ってみる?」って言われたんです。その後、事業説明を鈴木さんから受けて、転職のあり方を変えるという点や、日本の働くをもっと変えたいというのを聞いて壮大だなって思ったんですけど、転職活動中の自分がすごい大変だった経験もしていたので、聞いてるうちに、この世界観が実現されたら転職がもっと簡単になって幸せになる人は増えるし、そのサービスを自分の手で創っていくことが出来るんだという思いから決心がつきました。
ジョインの意思を伝えた後に再度面談をしたんですけど、「うち男子校だけど大丈夫?」ってのを4回くらい聞かれて、最終確認の場でも「本当に大丈夫?」ってめちゃくちゃ訊かれましたね(笑)
挑戦したことのない分野にチャレンジができる
── MyReferにジョインしていかがでした?
面談で散々言われたんですが、やっぱり周りが男の人ばっかりだったんでちょっとビビってました(笑)
どうやって距離詰めていったらいいんだろって。
過去に私以外全員男性ってチームの経験はあるにはあったんですが、その時は6人とかの小規模だったんで、今回いきなり10人以上の中にぽんって入って、さらには業務中はエンジニアみんな黙々と作業をしていて、やばいコミュニケーション取れないこれどうしよって。
環境的なことでいうと、働いてる人みんな尊敬できるところがあってパワーのある会社だなと思いました。そういう環境で刺激を受けながら成長していきたいって人には合っているし、将来起業したいって人やビジネス視点がする鋭い人たちも続々と集まってるので、そこもすごい刺激になるんじゃないかなと思います。
業務面では、今まで挑戦したことない分野にチャレンジできてるなって思います。転職前は新しいサービス機能の仕様を考えるってこともできなかったですし、営業とかカスタマーサクセスに同行してお客様とってのもできなかったことだったので、その辺をやりたいって言ったらやらせてもらえる環境なのが嬉しいですね。
ジョインした当初は、できるタスクをやっていくだけで精一杯だったんですけど、だんだん自分に余裕が出てきて、TechLeadの稼働が上がってたら巻き取ろうと自発的に動いたりとか、プロジェクト任せてもらえるようになったりとか、そのへんは入ったときよりかは成長したんじゃないかなって思います。
ユーザーにとって本当に価値のあるサービスを創る
── 今後はどうしていきたいですか?
やりたいことはたくさんありますね。
技術者としては、言語のリプレイスが控えているので、そこを牽引できる働きはしたいと思っています。今までは他の人に頼りきりで技術的に引っ張っていけなかったんですが、今回は過去の経験を活かすことができるチャンスなので100%のパワーを出していきたいです。
個人的なところでいうと、私自身がエンジニアの中で一番顧客志向が強いと思ってるので、セールス・カスタマーサクセスの訪問に同行して相手の求める機能のインサイトを探り、ユーザーにとって本当に価値のあるサービスを提案し、開発が行えたら良いなと思います。
また、CRE(Customer Reliability Engineer)という部隊を立ち上げたばかりでまだ1人しかいないので、私と同じようなユーザーの想いを汲み取ってプロダクトへ反映させることに強い意思を持っている顧客志向のエンジニアがいればジョインしてもらい、開発速度は落とさず、かつ顧客の声を拾ってどんどんプロダクトの品質向上させていける組織を一緒に作っていきたいです。
将来的には、CPO(Chief Product Officer)が最終的ゴールかなと思っていて、手を動かしてプログラムを書くのも好きですが、複数のプロジェクトを回していく内に、自分たちのサービスの世界観に沿ったゴールを機能ごとに定めていき、そこを駆け抜けていくのが楽しいと思えるようになったので、プロダクトを創るというところの能力を強化していくのが目標です。
MyReferでは、顧客に寄り添いながらビジネスの近くで開発したいエンジニアを募集してます!
まずはエンジニアに会ってみる「カジュアル訪問」などでもウェルカムなので、お待ちしております!
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