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VC(Venture Capital)との付き合い方

VC(Venture Capital)との付き合い方


想い、ステージ・規模感に合ったVCの選定を





VCを選定する上では、まず、経営理念や投資ポリシーなどを理解し、投資スタンスを理解することにあります。自分の会社のバリエーションや今後の経営計画が、VCが共感しないものであったならば、そもそも机上に上がることもなく、コンタクトしても意味のないものになる可能性が高くなります。


次に、VCが自分の会社の状況と合致するのであるならば、そのVCに属するベンチャーキャピタリストの中でも、ベンチャー企業に対する想いは様々であり、熱い想いを持ったベンチャーキャピタリストにいかに出会うかが最も重要となります。組織の論理を盾にせざるを得ない場合もあり、同じ方向を向いたベンチャーキャピタリストとの出会いが、会社の成長とその後の幾多の苦難を乗り切りことができるかの命運を握るといえます。

ベンチャーキャピタリストは年々その厚みを増しており、その一例をステージ別に記載すると以下の通りです。


複数ステージにまたがるベンチャーキャピタリストも存在するため、あくまで大まかな分類として捉えて頂ければと思います。また、主観的なものとなりますが、ステージ別の投資金額、シェア、バリエーションの相場感についても合わせて記載します。


エンジェル投資家 : 500~1億円程度、5~15%、プレ3,000万円~


・川田尚吾氏(株式会社ディー・エヌ・エー共同創業者)

・加藤順彦氏(LENSMODE PTE, LTD.)

・木村新司氏(株式会社Gunosy創業者)

・山田進太郎氏(株式会社メルカリ代表取締役、元ウノウ株式会社代表取締役)

・杉山全功氏(元株式会社enish代表取締役社長)

・松本浩介氏(元株式会社enish取締役CFO)

・梅田祐真氏(元ファンドマネージャー)



スタートアップステージVC : 500万円程度、10~20%、プレ5,000万円程度


・MOVIDA JAPAN(孫泰蔵氏)

・サムライインキュベート(榊原健太郎氏)

・Skyland Ventures(木下慶彦氏)

・Primal Capital(佐々木浩史氏)


アーリーステージVC : 1,000万円~1億円程度、5%~15%、プレ5,000万円~10億円


・East Vetures(松山大河氏)

・インキュベイトファンド(赤浦徹氏、本間真彦氏、和田圭祐氏、村田祐介氏)

・サイバーエージェント・ベンチャーズ(田島聡一氏、竹川祐也氏、佐藤真希子氏)

・ベンチャーユナイテッド(金子陽三氏、丸山聡氏)

・GMO VenturePartners(村松竜氏、宮坂友大氏)

・GREEベンチャーズ(堤達生氏)

・ANRI(佐俣アンリ氏)

・gumi ventures(川本寛之氏、本吉誠氏)

・フェムトグロースキャピタル(磯崎哲也氏)


ミドル・レイターステージVC : 3,000万円~20億円、5%~25%、プレ10億円以上


・WiL(伊佐山元氏、西條晋一氏、松本真尚氏、久保田雅也氏)

・グロービス・キャピタル・パートナーズ(仮屋薗聡一氏、今野穣氏、高宮慎一氏、渡邉佑規氏)

・B Dash Ventures(渡辺洋行氏、西田隆一氏)

・伊藤忠テクノロジーベンチャーズ(河野純一郎氏)

・ニッセイ・キャピタル(永井研行氏、安藤鉄平氏、源健司氏)

・日本ベンチャーキャピタル(照沼大氏、桑園寛之氏)

・グローバルブレイン(百合本安彦氏)

・リード・キャピタル・マネージメント(谷本徹氏、高階匡史氏、鈴木智也氏)

・モバイルインターネットキャピタル(山中卓氏)

・Atomico(岩田真一氏)


銀行系VC


・みずほキャピタル

・三菱UFJキャピタル

・SMBCベンチャーキャピタル

・信金キャピタル


証券会社系VC


・ジャフコ(三好氏、塙氏、井坂氏)

・NIFベンチャーズ

・SBIインベストメント(後藤健氏、田中将氏)

・大和企業投資


コーポレート・ベンチャーキャピタル(CVC)


・NTTドコモ・ベンチャーズ(秋元信行氏)

・KDDI∞Labo(江幡智広氏、大野宏氏、傍島健友氏)

・電通

・リクルート

・TBSイノベーション・パートナーズ(仲尾雅至氏、片岡正光氏)

・フジ・スタートアップ・ベンチャーズ(種田慶郎氏)

・日経新聞

・Yahoo、YJキャピタル(小澤隆生氏、伊藤洋一氏)

・セールスフォース・ドットコム(倉林陽氏、浅田慎二氏)

・ミクシィ、アイマーキュリー(新和博氏)

・アイスタイル(菅原敬氏、五嶋一人氏)

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