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ThinkITの短期連載がおわりました

写真は、オフィスに入ったばかりの頃です。
あの頃(2018年1月)は何もなかったなぁ、としみじみしてしまいます。


さて、ThinkITの短期連載が最終回を迎えました。

Lightning Networkの送金処理で使用されている技術【後編】
本連載も、今回で最終回となります。今回は、前回に引き続き Lightning Network BOLT の送金処理について解説します。 なお、今回の解説は2018年8月上旬の仕様を元にしています。 送金を開始するために必要な情報として、以下の2つがあります。 ...
https://thinkit.co.jp/article/15158


「最後まで読んだけど、さっぱりわからん!」とか、「さっぱりわからんので最後まで読めん!」という声もありそうですが、そういうものだと割り切ってください。
Bitcoinの解説もそうですが、1つの技術で完結しているわけではないし、それぞれの技術もまた分かりやすいものではないので、説明の言葉に悩み、悩むのに疲れ、あきらめて聞き心地の良い言葉で終わらせたくなってしまいます。そこに抵抗してみたのですが、私もまだまだだということがわかりました。
まあ、いい経験です。


『十分に発達した科学技術は、魔法と見分けがつかない』という言葉がありますが、その技術をみんな使うようになって疑問にも思わなくなるというレベルがあると思います。スイッチを押したら照明が点いたとか、蛇口をひねると水が出ることに疑問を持つ人は少ないでしょう。
ブロックチェーンやLightning Networkがその域に達するかどうかはまだ分かりませんが、携わっている以上はそうなって欲しいですし、そういう世界が来れば、連載で書いた技術など気にせずに使われるんだろうと思います(来てくれ・・・)。


また、よくブロックチェーン、ブロックチェーン言われてるような気がしますが、「ブロックチェーン関係の仕事」といっても範囲が広く、なんだかわからないというのがありそうです。
最近はこれをOSI7層モデルのようなレイヤーで考えるやり方も出ているので、ブロックチェーンをやっている会社がどこに強みを持っているかをレイヤーで見ていく方がわかりやすいかもしれません。


今回の連載は、ブロックチェーンの下位層に近い部分を説明しました。ユーザよりはブロックチェーンの方に近いので、人間に近ければ近いほど理解が難しかったんじゃないかと思います。

なので、今回の連載を読むのが難しかったとしても、それは読者がユーザ層に近い方が多いためであって、ブロックチェーン層に近い人にとってはきっとわかりやすいのです!
そんな感じで、「あの葡萄は酸っぱいんだ」とつぶやいたキツネのように、今回は文章力のせいで分かりづらかったことを忘れてしまいたいと思います。

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