良いアプリをつくるにはどうすればいいか本気で考えてみる

今回は、ネオラボの初期からのメンバーマグナムさんにアプリ開発の極意について紹介していただきます。

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ネオラボの76世代のマグナムです。

平日は、jinjer人事の開発プロジェクト、VR系のプロジェクトマネジメント、土日は、自分のブランドの革製品の製造、企画、販売を行う生活を営んでおります。

今回は、スマホアプリ開発のお話です。

でも、その前にネオラボって何してるのかをお伝えしておきます。

ネオラボって?

ネオラボは、自社サービス開発・ベトナムオフショア開発・沖縄ニアショア開発・ラボ型の開発をしてます。

特長は、社員はどこで仕事しても良いことです。

  • ベトナムで仕事
  • 沖縄で仕事
  • 新宿オフィスで仕事
  • 自宅で仕事

そう、どこでも仕事OKフリーダムです。

「子供が熱出ているので、今日は家で仕事します!」なんて融通がきく職場です。

どんなことしてるの?

常に20〜30程度のアクティブなプロジェクトが進行していて、多くの場合プロジェクト進行管理、お客様との要件の決定や、仕様作成、デザインなどを日本側で行い、その他をベトナムや沖縄にて開発するというスタイルをとっております。

WEBシステムや、スマホアプリや、3Dビューア、360度動画再生アプリ、お話ができるアバターやら、3Dのホログラムを作ったり、WEBシステムも作るが箱物も作ります…

…えっと何してるんだ?

「〜〜をやられてるんですよね?」という問いに対しての回答は単純ではないです。

当然、B2B、B2C、B2B2C、C2C などさまざまなビジネス形態のシステムを作っているのですが、今回は、スマホアプリの話をしたいと思います。

どんなアプリに携わってきた?

2010年にはじめて、スマホアプリの開発マネジメントを行ってから、2011年に、スマホアプリを作る会社に入ってから、怒涛のごとくたくさんのアプリケーションの開発マネジメントをしてきました。

  • 企業向けファイル管理アプリだったり
  • 無料で動画が見られるアプリをたくさん作ったり
  • キャリア決済と連動した動画アプリであったり
  • 世界初のxi(クロッシー)動画アプリとか
  • ゲームアプリだったり
  • 音楽アプリだったり
  • 出会い系アプリとか
  • ショッピングアプリとか

動画好きなので動画のアプリのことばかり覚えてます。

いろいろなアプリに関与してきて、評価の高かったアプリケーションについてお話します。

評価が高かったアプリの特長

  • 企画側が本気
  • 開発側も企画側の作りたいものがどのようなものなのかを理解できている
  • プロトタイピングをする
  • 似たようなアプリがあるならば、良い部分悪い部分は研究しておく
  • 機能は沢山盛り込まない
  • Androidは後にできる状況であれば、後にする
  • 改善し続ける

上手く行かなかったプロジェクトや、上手くいったプロジェクトなど多数あります。

システム開発というものは、大抵の場合はうまくいかないことが多いのも事実です。

どうすると上手く、ぶれないものができあがるかを考察します。

さて、どうやるか?

  • 企画側を本気にさせる
  • 開発側も企画側の作りたいものがどのようなものなのかを理解できている
  • プロトタイピングをする
  • 似たようなアプリがあるならば、良い部分悪い部分は研究しておく

企画者の気合が十分で、何を作ればよいのかブレていないのが理想ですが、作りたいと思っているものはあるが、同じシステムのコピーやリニューアルでもない限り、最終形がイメージしづらいものです。

形がないものを形にしていく作業の連続です。

靴やスーツのオーダーであれば、ある程度形が決まっていて、完成イメージが頭に浮かぶでしょう。

しかし、ソフトウェアは自由度が高いです。

プロジェクトの終盤になってから、「あ、この機能も欲しい」「やっぱりこれも…」となることを体験したことがある方は多いと思います。

理由は非常に簡単です。プロジェクト終了に近づくに連れて、全てが可視化されて、プロジェクトの理解が深まるからです。

そして、最後になって理解が深まり本気度が増すことにより、要件が増大するという悪循環が起きます。

事前に、アプリ開発者やマネジメントを行うものはスマホ上で動くアプリはどのようなものかを理解するべきであるし、みんなに理解させるべきです。

Apple社が作っている資料

ユーザインタフェイスのデザインヒント

Apple社のサイトで閲覧できます。iPhoneに対してのUIの考え方が簡単にわかります。

ユーザインターフェイスのデザインのヒント


iOSヒューマンインターフェイスガイドライン

この資料について、「アプリケーション設計戦略」という章で、 述べられているアプリケーション定義ステートメントを作るという話は、 一読の価値ありです。
この資料全体はiOSの開発者、画面設計者、仕様設計者は必読です。 マネジメントを行う人は知っていると知識を広げることができます。

iOSヒューマン インターフェイス ガイドライン


でも、Androidだって勉強したい

マテリアルデザインというコンセプトが有り、現在のAndroidはこちらを参考に Accessibility - Usability - Material design guidelines

iOSとAndroidの大きな差は Androidには戻るボタンがあるということ。

これにより、アプリが終了したり、前の画面に戻ったり…ユーザ体験が違います。 iOSしか使ったことない人は、Androidアプリをつくるときにはよく研究しましょう。

完全じゃない。企画者だって人間だもの。

これは、全てのプロジェクトに対して、経験や、想像力が異なるメンバーの集合なので、「仕方ない」ことなのです。

この「仕方ない」を、減らす努力はするべきで、デザインを先行させてプロトタイピングをすることで、ブレを少なくすることができます。

プロトタイピングというのは、完成形に近いデザインをスマホで見せるのです。
ある程度ボタンを押すと動いていくようなアプリケーションです。
この時、ボタンを押してリストがでたり、画像がでたり、映像がでたりしますが、このときはアテと言われてる本来とは異なる画像、映像を使うことが多いのですが、アプリケーションの使い勝手などがわかります。

なぜプロトタイピングを行うのかというと、紙やPCでデザインの確認をしても画面のサイズ感とは異なるのと、実際の画面で見ると発色も異なるため是非、実端末での確認をおすすめします。

完成イメージに近いデザインの動きをスマホでみせるのです。

実際のスマホで動いている様子を見せて頭で思い描いている事のレベルを合わせます。

提案書では、魔法みたいなことが書かれていたが、その魔法がどのようにスマホの上で実現されるのかは、最終的にできあがる画面を見せるべきです。

ここで意識が合えば、大きなブレは減ります。

また、意識が合わなかったとしても「ラッキー」と思うべきです。

だって、リリースまであと1週間!というときに、「えっと…違いますね。」って言われても手の施しようがないです。

いまは、プロトタイピングをするのに便利なツールがでております。
Adobe Experience DesignはUIのアニメーションの制御(何秒でxxするなど)もできるようになっており、今後の正式リリースが楽しみなアプリです。

prott

Adobe Experience Design CC(Preview)

Adobeのツールは、iOSの標準のDesignが入っているので、非常に簡単にピコピコつくれます。開発者に説明する資料としても利用できます。(Preview版は無償で利用できます)

似たようなアプリの研究

開発するアプリに対して先駆者がいる場合には、そのアプリケーションを研究しましょう。

  • どのような機能があるのか
  • 使いやすいところ
  • 使いにくいところ
  • なぜ好かれているのか?

などを把握してみましょう。

また、常にランキング上位にあるアプリケーションはインストールして日常からチェックしておきましょう。

そうしないと、

あのインスタのxxフィルターみたいなの入れたい!

などと言われた時に、話ができないのです。

機能盛り込み過ぎのアプリは使いたくない

スマホになって、アイコンをタップして起動するアプリケーションは、アイコン=機能と意識の中で使ってます。

あれも、これも、それも、、、、何でもできるんだぜ!ってアプリは、機能を呼び出すのにタップをたくさんする必要があり、これが使いづらい所以です。

Androidはあとにしたい。

コンシューマ向けサービスを狙うのであればiPhoneのほうがシェアが大きく、端末の種類が少ないです。

そして、iPhoneユーザの方がAndroidユーザよりも積極的にアプリを利用します。

2016年1月現時点のStatCounter調べでは、

端末:シェア

  • iPhone:66.43%
  • Android:32.9%

iPhoneの機種は、iPhone 7 , 7Plus, 6S , 6S Plus , 6 , 6 Plus , SE , 5s , 5c , 5 , 4s , 4

を考えればよいですが、Androidは数百種類は存在します。

開発において大変な作業は、確認作業です。

Androidの場合には、検証費用はiOSの5倍程度に膨らむことがあります。

改善し続ける

アプリケーションを常に改善するつもりで作成しましょう。

ワンショットで作って終わりというよりは、定期的にアプリケーションを更新することを想定しておく必要があります。

コンシューマーサービスの場合には止まったら、他のサービスに追いぬかれてしまいます。

常に改善していく必要があります。

最後に

システム開発のプロジェクトマネジメント、デザイナー、エンジニア大募集中です!

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