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3ヶ月で部署異動が実現!お互いが個人のキャリアと成長を応援できる制度とは

こんにちは、ネットプロテクションズ(以下NP)採用担当です!

NPでは、会社の成長だけでなく、個人の成長や夢の実現のため、様々な人事制度を設けています。今回は、「ビジョンシート」という制度を使い、希望通りの部署異動を叶えたふたりのストーリーをお届けします。

一人ひとりの成長を応援する会社の文化や、制度の使われ方が伝わればと思います!

※ビジョンシートについて
ビジョンシートは、定期的に自分のキャリア観を整理して、全社員向けに発信することができる制度です。半年毎に、「将来実現したいこと」「直近で達成したい目標」「今感じている悩み」などを記入します。部署異動希望も表明でき、社長や上司など最大3名まで面談を設定することができます。書くかどうかは個人の裁量に任せられていますが、95%以上の社員が毎回提出しています。
記入したビジョンシートは、社内イントラ上で誰でも見ることができます。他の人の考えを知ることで、チーム力を高める効果もあります。

(左)片桐 大輝
2015年入社。新卒3年目。研修後、新規事業「NP後払いair」の立ち上げや営業に従事。2017年上半期のビジョンシートで人事部への異動を表明。2017年9月に人事部へ異動。新入社員研修ワーキンググループのリーダーも務める。

(右)野村 奈緒
2015年入社。新卒3年目。研修後、「NP後払い」の営業部署に配属。2016年下半期のビジョンシートで企画室への異動を表明。2017年4月に企画室に異動。会員向けサービスの企画を行う。

人に見せるというよりも、自分が振り返るためのツール

片桐
私は、部署異動を希望するかどうかにかかわらず、毎回ビジョンシートを書いています。入社した時にキャリアプランが明確ではなかったので、定期的に振り返り、考えたことを残しておくのは大事だと思っていたので。

長期的に実現したい「想い」となると抽象的になりがちですが、「部署異動を希望するか?」「希望するならどの部署か?」「いつのタイミングか?」などの質問項目があるため、自然と短中期の具体的なアクションまで考えられるのがポイントだと思います。

野村
私も、半年ごとに書いていました。全社向けに発信したいというよりも、自分で整理したい気持ちが大きかったです。アウトプットすることで見えてくるものもありますし、ビジョンシートは思考を整理するためのフレームとしても機能するので、良い機会になっていると思っています。

他の人のビジョンシートも見ますね。チームメンバーの考え方を知りたいというのはもちろんなんですけど、それ以上に、他の人が将来のことやキャリアをどうやって整理しているのか知りたいからです。どれくらいの期間で将来を描いているのか、どんな観点で仕事をしているのか、参考になることが多かったですね。

自分の整理ができた段階で発信。すぐにアクションにつながる

片桐
入社してからずっとビジョンシートを書いていましたが、異動希望を出したのは、3年目の上半期が初めてです。それまでは、自分の中でもキャリアが明確ではなかったんです。

元々、私は知的好奇心が強いタイプで、その欲求を満たすために仕事をしたいと思っていました。だから、市場開発の部署はすごく合っていました。新しいことがたくさん起こりますし、その上先輩から盗めるものもたくさんありました。

ただ、仕事をしていくうちに、自分の根源的な欲求は「好奇心」とは少し違うことに気づいたんです。自分の才能が最大限発揮されている感覚を得たいというか、誰も取り組んだことがないようなこと、難度が非常に高いものをやってみたい。そんな自身の気持ちが分かってきました。

具体的には、人事をやりたいと思いました。人に関する課題解決は他の課題とは一段難しさが違うと感じたのです。そう思い始めたのが入社して3年目に差し掛かった頃で、ビジョンシートでも人事部に興味があることを表明しました。

とはいえ、すぐにでも異動したいというわけではなく、いつもと同じように自分の振り返りとして書いただけです。ただ、将来的に異動するにしても、人事に行きたいと突然言い出しても、周りから理解されづらいと思ったので、どういう背景で人事に興味を持っているのか、しっかりとメッセージングしておこうとは考えていました。

すると、すぐに面談することになりました。ビジョンシートが公表されて3ヶ月後には実際に異動していましたね(笑)驚きましたが、新しいことにチャレンジしたかったので、願ったり叶ったりでした。

野村
私も、ビジョンシートで異動希望を表明したのは、実際に異動する直前、2年目の下半期が最初でした。

それまでキャリアにかなり悩んでいました。私の場合、仕事は人と繋がるための手段だと捉えていて、人と関われる仕事だったらなんでもやりたいと思っていたんですよね。それで、入社時はカスタマーサポートや営業を希望して、法人営業の部署に配属されました。営業なら外の人ともたくさん話せるので、すごくいいと思っていました。

ところが、仕事を始めてすぐに違和感を覚えてしまったんです。自分でもどうしてかは分かりませんでしたが、仕事を楽しめなくて。正直、営業以外の仕事をした方がいいと思うこともありました。

ただ、ネガティブな気持ちで異動してしまったら、どこにいっても同じ。だから、営業の仕事が楽しくなるまでは異動しないと決めていました。

その頃のビジョンシートでは、異動は「検討中」としていました。また、長期的な目標を描いたり、自分が今の部署に居続けるための理由みたいなものを書いていましたね。

営業の仕事で目標を追いかけつつ、上司や他の部署の人への相談は続けました。その中で、自分の考え方が整理されていき、私がやりたかったことは、「個人の心に働きかけ、心の豊かさを提供するようなこと」だと気づいたんです。法人営業だと、企業への利益を提供できても、目の前の担当者に対して価値を提供できるわけではありません。それが違和感の正体だったんです。

言語化できるようになった違和感ややりたいことをしっかりと整理したのが、2年目の1月のビジョンシートでした。私がやりたいことは、企画室で後払いの利用者、いわゆるコンシューマー向けの企画で実現できるだろうというのは、自分でも感じていましたし、周りの人からもアドバイスをもらっていたので、異動したい部署も明確に表明しました。それから数回面談を行い、3カ月後に希望が叶いました。

お互いの「想い」を尊重し合う文化がベースになる

片桐
異動希望を出しても、自部署の上司・メンバーが嫌な顔をしないのはポイントだと思います。それができるのは、組織全体として、一つの部署にいて視点が偏るよりも、全体視点を得るために色々経験した方がいいという考え方が根付いているからかもしれません。会社として根本には、経営者視点を持つ次世代リーダーを育てたいという思いがありますからね、

野村
あとは、個人の成長を応援する雰囲気もあると思います。私が異動希望を出したときも、嫌な顔どころかむしろ応援してくれました。

また、やりたいことを周りに伝えると何かしら反応があって、自分を見てくれていることが伝わります。ワーキンググループに誘ってもらえたり、周りが声をかけてくれることもあるんです。本当は自分がやりたいことだけど見落としていることを、周りが投げかけてくれて。それってすごくいい環境だと思います。

片桐
人事として各自の「想い」がより実現できる組織設計を考えていますが、それぞれの人の考えが分かることは大切ですね。対話の場で話を聞くことはたくさんやっていますが、それだけでなく、一つのフォーマットでみんなの考え方を知れるのはいい材料になります。

また、人事だけでなく全社員が、お互いのビジョンやキャリア観を知った上でコミュニケーションを取れることで、会社全体がうまく回るような気がしますね。

ーいかがでしたか?NPでは、個人の成長を応援するための組織文化が根づいています。ビジョンシートは、自分の考えを整理するだけでなく、社内に自分の理解者を増やし、応援してくれる人を増やすためにも利用できるツールです。個人の理想を実現するために、会社全体でサポートする。そんな会社を目指しています。

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