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部下も上司も関係ない!360度見える関係で共に成長する会社

こんにちは、ネットプロテクションズ(以下NP)広報担当です!

NPでは、上司、同僚、部下など、立場や関係性が異なる複数の人からの評価を受ける「360度評価制度」を実施しています。「評価」と名付けられていますが、NPの場合は査定としてはあくまで参考にする程度で、仕事で関わるメンバーからフィードバックをもらい、成長の機会としていかす側面が強いものになります。
今回は、360度評価の活用方法について、NP掛け払い事業グループ(以下BtoBグループ)の3名に話を聞きました。

360度評価とは、上司、同僚、部下など、立場や関係性が異なる複数の評価者によって、社員を評価する制度です。多面的に評価をすることで、上司のみからは見えにくい社員の働きをしっかりと把握することが可能になり、評価の妥当性を高めることが可能になります。

(左)飯田真帆
2017年入社。BtoBグループ カスタマーサービスユニット所属。

(下)平本和士
2016年入社。BtoBグループ カスタマーサービスユニット所属。

(右)中原雄一
2013年入社。BtoBグループ カスタマーサービスユニットマネージャー。

社内パラレルワークが基本だから、評価者も複数必要

中原
マネージャーの立場としてはメンバーとコミュニケーションしやすくなりますよね。複数のフィードバックがあることで、良いところ悪いところの評価を本人とすり合わせやすくなっています。それを元に、伸ばす点と改善点について話せるので、面談などでは重宝しています。

平本
自分の評価に対して納得感も持ちやすいですね。上司から見た自分というのは、ある一面でしかなく、それが絶対ではありません。360度評価と部署の上司からの評価がずれている感覚はないですが、多面的に評価してもらえていることでより強く納得感を持てると思います。

中原
NPでは一つの部署の仕事だけでなく、兼務をしたり部署をまたいだワーキンググループ*の仕事もあるので、多面的に評価することは必須。部署の上司だけで評価するのは難しいと思います。

一方で、評価者が増えることの課題もあります。全ての人が適切に評価できているか分かりませんから。特に、年次が低いうちは、上司に対して高い評価をつけてしまいがちです。今後は、メンバー同士で評価基準をすり合わせていくような取り組みも必要だと考えています。

*ワーキンググループ制度:個々人がメインの業務を持ちつつ、業務時間の20%で自分のやりたいその他の業務(採用、社内風土活性等)に手を挙げてチャレンジできるNP独自の制度。

評価で自分の位置を知り、成長のための行動につなげる

平本
評価項目は25もあるので、他人の評価に時間はかかりますし、関わる人が多いと面倒だと感じる瞬間もあります。それでも、自分が評価をもらうと嬉しいので、真摯に向き合わなきゃと思いますね。

特に、定性的なコメントが嬉しいですね。普段から素直にフィードバックし合う職場だと思いますが、360度評価でのコメントって、ニュアンスがいつもと少し違うんですよね。感情に訴えかけられるというか。普段のコミュニケーションにはない雰囲気があって、やる気につながります。褒め下手が多い職場なので、シンプルに褒められるのもいいですね。

中原
僕はどちらかと言うと辛辣に書かれることが多いのですが、普段とは違ったフィードバックをもらえていいですよね。個人的には評価内容をすごく気にしていて、高い評価をもらえるようにいつも意識しています。

ただ、それは「認められたい」「給料を上げたい」というわけではありません。僕の中では、「良い評価がつく」=「その人といい仕事ができた」ということだと考えているんです。NPでの仕事は、一人で完結するものはほぼなく、いかに人を巻き込んでいくかが大事。360度評価はその結果を表しているもの。360度評価にて指摘された項目の改善に取り組むことが、いい仕事に直結すると考えています。だから、前の期で低かった項目にはしっかり向き合うことを意識しています。

飯田
私は1年目なのでまだ1回しかやったことがありませんし、その1回も同期と評価し合っただけですが、それでも意味があることだと感じました。社会人になりたてだと、自己認識と他者からの評価ってずれがちだと思うんです。評価をもらうことで、自分の現在位置をチューニングできると感じました。

平本
まさに、なりたい将来像に向かうための確認ツールのような印象です。360度評価が全てではないと思いますが、自分の現在地点を知るためには有用です。特に、自分が磨きたいと思っている力に対するフィードバックは意識しています。

360度評価を元に、自分に必要なものと、環境から得られやすいものは何かを考えて、次の行動を決める。自分だけでなく、マネージャーと相互認識を持って具体的な仕事内容まで決められたら理想ですね。

逆に、評価が低くない項目やその時の仕事の内容に直接関係ない項目など、優先順位を落とす項目もあります。例えば、僕の場合は「リソース管理・活用」という項目は、現時点ではそこまで重視していません。今後、チームを持つ役割になるときに磨こうと考えています。

中原
360度評価を同期で見せ合ったりもしますね。何かの目的意識があるわけではないのですが、雑談で「どう思う?」って見せたりして。単純に同期がどんな評価を受けているのかを知りたいだけなんですけどね。

でも、結果として、見せ合ってからの方が評価をいかせている気がします。相互理解が深まるからなのか分かりませんが、相乗効果はあると思います。

飯田
見せ合うのいいですね!私は初回、同期と見せ合うことはしませんでしたが、次回からは見せ合うような気がします。各々が別の仕事をする中でそれぞれの強みをどういかせるかを話し合う様子が浮かびます。

「いい仕事をするため」だから、フラットで歪みがない

飯田
この制度って、会社全体として良いものを作ろうという文化が根づいているからこそ成り立っていると思っています。会社や風土によっては、自分の評価を相対的に高めるために人の評価を下げる人がいるかもしれません。

でも、NPにはそういう人はいません。「良い評価を受けたいのではなくて、みんなでいい仕事をしたい」という文化があるので、お互いフラットに評価できるんだと思います。

だから、評価されたことに対して疑うことはありませんね。多少辛辣なフィードバックでも、自分のことをちゃんと見てくれているんだと思えます。私も変に気を遣った評価をしませんし、制度以前に風土に歪みがないと感じています。

平本
僕の場合も、本当にフラットに評価しています。一般的には上司を評価するのって難しいのかもしれませんが、僕は気にしません。あくまで、「自分の目からはこう見えている」ということを伝える場だと思っているので。

そもそも、いい意味で、上司を自分より立場が上の人間だと思ったことがありません。丁寧に相談を聞いてもらえるメンバーのような感覚です。人としての信頼関係がベースにあるので、部下から上司、上司から部下へとお互いに評価するということが成り立っているんだと思います。

中原
たしかに、「みんなで成長したい」「会社全体を良くしていきたい」という考え方が根底にあるのは感じます。今後、360度評価制度の改善や新しい仕組みづくりを通して、全体がより成長できる組織にしたいですね。

-いかがでしたか?NPの組織は、とにかくフラット。目の前の人の成長のため、会社全体のために率直な意見を言い合う風土があります。多少厳しいことも、信頼関係があるから言い合える。そんな一面が伝われば幸いです!

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